おにじと申します。
結局単独記事~!
声優アワードという玩具はいつまでもネタを直前まで提供するので、こちらの記事を書いていくのが追いつかないという。
先日発表された通り、声優アワードは男女の枠を撤廃することを発表した。
『声優アワード』主演・助演・新人3部門の男女別を統合「多様性の尊重、ジェンダーフリーに鑑み」(写真 全7枚)https://t.co/4hNUC8rH63
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) 2023年2月21日
#ラジオ #文化放送 #声優アワード @joqrpr
『声優アワード』男女別の賞を統合へ
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) 2023年2月21日
「多様性の尊重、ジェンダーフリー鑑み」
▼主演声優賞、助演声優賞、新人声優賞にhttps://t.co/i64C8x7jVS
▼昨年の主演女優賞・緒方恵美コメント
声優は「様々な壁を自由に超える職業」https://t.co/jgG7ow6NMQ#声優アワード pic.twitter.com/ON7qVefKUr
ということで、多様性の尊重以前の問題として、男女の平等というものに対して、声優アワードはどれくらいなされていたのかという所をまず調査してみた。
これがまぁ崩れていたなら、名目上という所でもわかりやすくなるのかなという感じもあったので。
まぁあと、もうちょっと真面目に今回の撤廃、統合に関して考えていきたい。
表面的な所に関しては、どうしても緒方恵美が矢面に立った感があるが、声優業界の現実として、あそこまでの声優でも恐らく逆らえない所が存在するのは正直明白なので、声優アワード実行委員会とか、日本声優事業社協議会(JSYCC)側のことまで考えてみる。
まぁろくでもないクソ声優業界が出した妥協ライン、という前提で考えてみるとどうなるかっていう妄想です。
過去16回の男女比
ということで、まぁこれは調べるの簡単だったので、過去16回における男女比というところを調べてみた。
これは誰が受賞したかとかではなく、単純にこれまでの主要賞においての人数を調べただけ。
なのでこの声優は性別が違う方のキャラをやっているよ~とかは考慮してない。というか全員考慮できる自信がなかったし面倒だからやらない。
ということで、数字と男女の割合を調査した感じ。やっていこう。
人数
ではまず人数。
以上の通りとなった。
平均と合計も算出。
人数としては、
主演は女性の方が1人多い
助演は男性の方が1人多い
新人は女性の方が4人多い
という結果になった。
主演のほうが1人多いのは、第5回に主演男優賞に該当者なしという形になったことが原因(そんなことある?)
助演は大体1人か2人が受賞することになっているが、その結果今の段階では男性の方が1人リードしていたようである。
最も差があったのは新人賞であるが、どちらとも最近は受賞者がそもそも多い。
大体1、2、3の間に収まっていたのだが、最近は3が最低で最大6まである感じに。
男女ともに増えているが、女性の方が増えている数が多かった為か、4人も差がついた感じになっていた。
まぁコレを見ればまぁ大体傾向は分かると思うが、一応しっかりと割合も出したので、こっちも見ておこう。そんな偏ってないの分かりきってるけどさ。
部門別割合
ということで部門別割合。
基本的に主演に関してはほぼ50% / 50%。一回だけ0/100があるのは前述の通り。平均としては46.88 / 53.13となったが、一回だけの0/100がそういう形になったって感じなので…まぁほぼ一回以外は1人ずつなのでって感じ。
助演賞は最大66.77/33.33の割合となっているときが何回かあるって感じ。平均としては51.04 / 48.96なので、まぁこちらもほぼ50/50に近い範囲に収まっている。
そして最も乖離する可能性が高いと思われた新人賞。実際、こちらはすべての回の中で割合の偏り方が結構頻繁に発生している感じはある。あるのだが、平均にすると、48.77 / 51.23に収まったので、主演よりも偏らず、助演より偏るという所に落ち着いた。
というかまぁほぼ1%ちょいしかずれていないので、こちらもほぼ50/50という感じ。
と、まぁ最大でも+-3%ちょっと(しかもこれは主演で一回だけ男性が選ばれなかったことだけでの3%ちょい)という所に平均では落ち着いているくらいには、部門別で見ても割と平等だったみたい。
ただ、部門別に言うのであれば、ここ最近の新人賞は4回連続で女性に偏っているというのはある。多分ここ数年で男女比が入れ替わってるんじゃないだろうか。
まあ両方とも選出が多いんだけど、それにしても女が最近多いんだよな多分。
回数別割合
ということで、男女比はこんな感じに。
綺麗に50:50になっているのは10/16回ということで、合計するとちょうどちゃんと半分半分になっている場合が多いようである。これは正直意外。もうちょっと各所ズレているものだと思っていたのだが、なんだかんだで人数という所では足したらちょうどという場合が多かったようであrつ。
一番格差があったのは5回(37.50 / 62.50)が女に最も偏っており、8回(57.14 / 42.86)が最も男に偏っていたようである。
5回は例の主演男優賞0の回。8回は新人男優賞が2人で、新人女優賞が1人だった為にこうなったみたい。人数が少なかったことで割合としては偏りが顕著になったのかな。
最近の所で見ると、14回は50 / 50だが、割と女側に微妙に偏っている回が多い模様。
とはいえ、平均してみれば49.12 / 50.88という形となり、まぁほぼほぼ半分半分。1%未満女の方が多いという形となり、まぁ実質的に平等は保たれていたという風に言うべきだろう。
そりゃ分かれてるんだから気にするだろう、という所もありはするのだが、この平等性というのは普通にやってそうなるものかと言われると微妙な所がある。
単純に男女の声優の母数が違うから。普通に女性の方が多い。それは当ブログで毎年取り上げる声優グランプリにおける声優名鑑の人数という所でも現れているだろう。
女性は1000人を超えて二年目となる訳だが、男性は未だに600人台くらいである。まぁ声優グランプリの選出タイミングというのは良く分からないので、これを鵜呑みにするべきではないとは思うが、それは男女共にそうだし、そうだとしても400人近い差が産まれるというのはそれだけ母数が異なるということに変わりはないような気がする。
それだけ人数が違うとなれば、普通に選ぼうとすると女の方が多いんだから偏りそうなものという言い方も出来る。やはり男女の枠組みもあり、最低限の性別公平さというのは声優アワードにおいても存在したらしい。
男女撤廃の形となって、この図式に変化が生まれるのか?という所には注目するべき所だろうか。
難しい所であるが、ジェンダーというところは性別を気にしないということではあるのだが、そもそも男女平等という所もあるんじゃねえのとも思うわけであり、この辺りの受賞の落とし所というのは難しい気がする。
以前追記した通り、キャラクターとしての男女という所でのバランスを取るくらいが最初の一歩としては現実的な気がする。
例えば男キャラだけど女声優がやってるのと、女キャラを女声優がやってるので…とかで、キャラは男女だからという落とし所って感じ。
まぁこれ、結局ずーっと性別を気にする必要性が撤廃によって上がっている感じが凄いので、本末転倒も良いところだと思う。
いやまぁその性別を気にしないのがジェンダーフリーなんだから、無視していいだろってことなんだろうと思うが、多分それでバランス崩れたら崩れたで色々言われるぞ…?w
男女統合の背景をもうちょっとメタ読みしてみる
個別に出来る程の文量と興味ある人間が多くもなさそうな気がするから、ここからもう少し男女統合に関して考えていこうと思う。
発表があってから一日経って、割と冷静にメタ読みしたい。妄想じゃねえかってのは置いといて。
まず、第一として、筆者は緒方恵美の一声で決まったとは基本的には考えていない。
勿論緒方恵美という声優は偉大な声優であるし、一定の影響力を持っているとは思うし、割と主張が強い傾向のある声優であると思う。(現事務所設立時とかも色々と言ってた気が…というか結構言っている方の声優)
今回の改定に関しては、昨年におけるスピーチからわずか一年での性別区別撤廃となったことで、非常に緒方恵美の一声での変更感が否めない感じになっている。
緒方くらいの影響力があれば、あの一声だけでどうにか出来るんじゃね?声優アワード実行委員会って無能しかおらんし。という言い方が出来るくらいには揃っている気はする。
とはいえ、無能とはいえ声優アワード実行委員会は、声優業界のおえらいさん方が名前を連ねている訳であり、声優1人の言葉で流石に、流石にコロッと変えるほどのフットワークの軽さは持っていないのではないか?とも思える。
頑なに事務所の枠を撤廃しない声優アワード実行委員会が、こんなあっさりと男女の撤廃が出来るのか?とも思えてくるのである。
まぁ改革しぐさが得意でもあるとは思うし、これまで当ブログでも散々記載してきた通り、アワードは事務所の枠、作品の人気に非常に左右される為、茶番に近いものであるし、価値というのは一向に上がってくる気配はないと思っている。
こういう無能はいらんときだけフットワーク軽い、みたいな可能性もあるので、外から見ている以上どっちかは確定は不可能である。
とは言え、今回はメタ読み妄想することに軸を置いて考えたいので(無能パターンは追記でも書いたし)今回は流石に緒方恵美の一言だけで変わったという訳では無いということにして、最低限上が1人の声優に踊らされたということはないことにして考えてみる。
追記の方でも書いたが、どちらかと言えば、緒方恵美に言わせた方向の方があり得ると筆者は思っている。
緒方恵美の影響力というのを、声優アワード実行委員会…というか、日本声優事業社協議会(JSYCC、以下声事協)とかが使ったんじゃないかなあと思うのである。
筆者的には声事協が絡んでいるんだろうと思っている。だって一番強そうだし。というかここにいる面子が実行委員会もやってるようなもんだし。
緒方恵美くらいの声優であれば、そういう上にもある意味で逆らえる部分があるんじゃないのか?という所は筆者も考えはしたのだが。事務所も作ったことだし。
とは言え、ああいう大御所声優っていうのは、それこそ上とのつながりが逆に強いという言い方も出来る。大御所声優って、若手に講師をするとか、そういうのも増えてくる印象がある。養成所にしろ何にしろ、教える側の立場という側面が増えてくる。そういうのって多分そういう声事協だの色々と絡んできたり、養成所の上が絡んできたり、色々と複雑そうである。
となれば、まぁ緒方でも逆らえない部分はある(逆らえる範囲で逆らうけど)くらいのバランスではないか?と筆者は考えている。
声優アワード実行委員会の今回の文面を一部鵜呑みにするのであれば、声優アワード実行委員会としては男女の賞の撤廃というのは数年前から議論していたようである。
昨今のジェンダーフリーの方向性というのは、声優業界側としても無視できるものではなかったことは間違いないだろう。
そんでもって、声優という職業は、比較的元々からジェンダーフリーな所がある。声でキャラクターを演じるので、性別という所を飛び越えることが他の職業よりも比較的簡単であった。
元々は女性声優が少年キャラをやるというのは当たり前にあったし、最近は男性声優が女性キャラをやる例もなくはなくなってきた(少ないけど)
そういうのも含めて、そういう方向に舵を切りたがる、時代を先取りというか、進んでいるように見せることが比較的容易かつ、そういう方向に舵を切ったように見せても、現実としてそこまで影響はない職業ではあった。
こういう場合はそういうのやってやってる感を出してえ~となる場合も少なくないだろう。そして、こういう時、上は多様性とかジェンダーフリーに対してある意味で嫌悪感があることとか上は考えなさそうだし、そっちに舵を切りたがりそう。
という所は前々からあった気はするし、そういう選出があったような感じもする。
色々考えていくと、別に緒方の一言がなかろうと層の方向に元々から進んでいた気がするのである。
そんでもって、その方向を決定付ける一手として、緒方恵美に言わせたんじゃないの?と思えてきてしまう。あくまでも仮説だが。
ただまぁ、これはこれで首を捻る部分もある。前述の通り、緒方恵美というのは比較的主張の強い方の人間である。
幾ら上から言われたからと言って、全て鵜呑みにするのか?という所も正直あるのである。これでこう、主張云々に関して考えると、緒方は緒方で言いたいことがあったパターンというのも考えられる。まぁお互いの妥協点を探っての利害の一致みたいな場合である。
緒方は声優にという職業に関して、守ろうという方向性が強い。当たり前と言えば当たり前なんだが。
ただまぁ、どれくらいジェンダー云々について考えているのかはいまいちよく分かんない。ので、一回ジェンダーは置いておいて、あの時の発言と、今回の云々を考えてメタ読み…妄想して今日は終わる。
ということで、当時の発言をとりあえず置いておこう。
「女優賞で良いんですか? 自分は、ずっと声優をやった年月、7割くらいを少年役の声優として過ごし、自分が女優と思ったことが、あまりない」と、驚いた2つ目の理由を語った。
そして「これだけジェンダーフリーと言われる世の中で、声優界もカミングアウトしている人もいる。私もそうですが、普段の生活でも、ほとんど女性と思って生活していない人間もいる」とも語った。さらに「男優とか女優とかじゃなく、顔出しの業界(俳優)の皆様よりも、ジェンダーフリーを発信できるのは、むしろ声優じゃないかと思う。次回からは、男とか女とか、どうでもいいので2人ずつとか、そんな感じになったなら、よりいろいろなことになるんじゃないか」と提言した。
その上で「口幅ったいことになり、半分はご辞退したいなと思っていたのですが、作ってきた皆さんのために…。日本のアニメでは、主演の役をこのくらいの年齢の女優が演じることがない。そういう業界の中で、私が頂くことが影響があるんじゃないかと思い、素直に受けさせていただくことに致しました。偉そうに申し訳ありません。本当にうれしく思います」と感謝の言葉も口にした。
ということだった。
まぁなんというか、別に改めて見ると踏み込んでいるような踏み込んでいないような感じではある。ただまぁ、これを真に受けるんだったら、声優アワード実行委員会は男女比はズラしてアピールしてきそうな気もするなあって感じ。
でもって、今回発言から広げていこうと思ったのはここ。
「女優賞で良いんですか? 自分は、ずっと声優をやった年月、7割くらいを少年役の声優として過ごし、自分が女優と思ったことが、あまりない」
実際、緒方恵美は大半少年役をやっているというのは事実。
そんでもって、声優というのはこういう場合がそれなりにあるわけである。
ここで、昨今の声優の現実と照らし合わせてみよう。
これは追記した元記事に昨年書いた事なのだが。
ただ、そもそも声優業界がそういうジェンダーフリーとか言う方向に向いてるのかというと、そこまでそうじゃない気がする。
最近は、男の声優に少年役をやらせる事が多くなりつつあり、勿論女性声優が少年役をやる事も普通にあるのだが、その割合は減少傾向である。
しかも、この男性声優に高い声をやらせるという行為は、発声方法として、無理やり喉を開いて出す方式というのが、結構な割合で取られているようで、そもそも声優個人個人への負担が大きいという問題があるらしく、
なんでそこまでして男性声優にやらせるんだろうという単純な疑問が浮かんできたりするわけである。
最近は、「この声優にはこの声」という感じで、同じような声をひたすらやるような事も多く、声優としての一つの大きな強みというか、他の役者と言われる職業では無理な声を変えて云々みたいな所が失われつつもある。声優という職業にいる母数がめちゃくちゃ増えた為、一定仕方がない部分もあるのかもしれないが、男と女という所の壁を超えるという所では難しくなっている要素すらありそうな気がする。
最近の声優業界、逆にジェンダーフリーに逆行気味まであるという所。
最近、少年役を女性声優がやることが極端に減っている印象がある。やるとしたら、名前がある声優がやるという感じ。名前がある声優じゃないと、女性声優は男をやれないというのが増えている気がする。
例えば佐倉綾音がずーっと高い所でお前いつまでその高音が持つんだよと思っていたら、少年役を貰えて、ああこれならまだ普通に延命は出来るだろうなあ、というか声質的に少年側の方が合ってない?相変わらず引き出しは少なそうだけど…みたいなことがシンカリオンくらいであった(というかシンカリオンは珍しく女性声優を少年役で使いまくった。普通に出来るんだよなあっていうのを再確認する作品だったとも言える。でもやっぱり一番鬼頭が下手)
普通に出来る声優は結構いそうなものなのだが、そういう感じになっていない。男性声優が高い声を出して少年役をやることが増えている気がする。
これは少年役にかぎらずだが、最近は声の高い男性声優というのが増えている…というか意図的に増やしているんだと思う。
そういうので、所謂女性向けコンテンツでも高低の幅を付けられたりもするし、そういうのが女性に受けるというのもあると思う。
声優アワードにおいても、MVSや旧最多得票賞というのは、ずっと男性声優が獲得し続けている。前述した通り、男性声優というのは女性声優よりは母数は少ないのだが、ファンのプッシュという所に関しては間違いなく強さがある。
女性ファンの男性声優ってかっこいいかかわいいか、そういうベクトルで推している印象がある。
という現状がある。そしてこの現状には問題があることは明らかなのである。
当ブログにおいては、基本的に女性声優の問題に関して取り上げている。所謂ドル売り問題があるのだが。男性声優の方にも普通に問題があるという話。
その中の一つとして、男性声優における高音を出すという行為そのものである。
何が?と言われそうだが、まぁこれは簡単に言えば…普通に男って高い声出すの大変。ってこと。
それがなんだよと思われるかもしれないが、これは普通に深刻になりかねない問題なのである。
女性声優は、演技そっちのけでダンスやら歌のレッスンが養成所で増えているみたいな話はしたが、男性声優は、声帯をぶっ壊して高音を出そうとしているらしい。
声帯をぶっ壊して、高音を出すのである。もうヤバそう。
女性声優も高い声が求められているのだが、それ以上に男性声優が高い声が求められいるまであるというのが現状。
そういう需要がやたら高いと来た。それで、そういう声優を作ろうとする。
声帯をぶっ壊して、男性声優から高い声を出させようというのが、普通におなわれているらしく、恐ろしいなあと思う。
結果、男性声優は本当に喉と声帯を壊している。
普通に声帯が裂ける、という場合も少なくないらしい。そうでなくとも、固着しかかっているとかは普通にあるとかで。
これを、別に低音も出てそれなりにやれている人間にも高いのが出来ると高いのばっかり来るからこうなるとかなんとかで。
女性声優はダンスで身体を壊しているが、男性声優はこの方向性で声優として最も大切な声帯を壊しているのである。なんでこれがまかり通ってるんだ?wって思うのだが、事実としてそうらしいので怖いねと。
なんでこんな事がまかり通ってるのかと言えば、まぁ女性声優と同じで上がそういうのを望んでいるからである。
なんで望むことになるのかと言えば、女性声優の方はドル売りが好きなオタク連中が偉くなってしまったから…というのと男性声優も同じで、男性声優がコンテンツでかわいいことしてることが好きな女オタ連中が偉くなってしまったからであろう。
男性声優コンテンツに来て「かわいい~!」ってライブで言っていた連中が偉くなって、それが好きだからそれをやっているって考えるのが、まぁ自然かと思う。
とまぁ、そういう感じで男性声優が高い声でそれこそ女キャラやるのとかは、文字通り声帯の寿命を削っている現状があり、これは大きな問題なのである。
そういうのをしない為に、女性声優が少年役をやったりして、適材適所するべきなのに、ジェンダーフリー逆行して男は男、女は女をやっている部分もあるのが、現状の声優業界である。
というところを考えていくと、緒方の発言というのは、少年役をやっている女性声優というポジションで、自分は女優というつもりはない…という事を言った、と考えるとより適材適所にという所と、男性声優にそんな無理させて壊すんじゃねえよ。という主張という所もあるんじゃないかなあと思うのである。
ただまぁ、これを言われたくないのは恐らく上側。まぁそういうので妥協点としてあれくらいの発言に収まった。ジェンダーフリーにしては弱い発言にとどまったのではないか?と妄想出来るんじゃないか。メタ読み出来るんじゃないかなあと思ったりするわけである。
これは女性声優にも男性声優にも大きな問題なので。女性声優の活路が一つ何故か塞がれていて、男性声優は声優人生すら壊しかねない状態という状況なのだから。
まぁこれを一日でメタ読みしている筆者は怖いかもしれないのだが、声優業界の現状の方が数倍怖いと思うので許して欲しい。
声優アワード、どれくらいのバランスで受賞になるのか。毎年大荒れになるが、今年はもっと荒れる要素が追加された感じ。
まず男女の枠よりも、事務所の枠を取り払うことから始めるべき声優アワードである。
以上。