おにじと申します。
予想という茶番、声優アワード。
声優アワードがそもそも茶番であることは、役員の頭が81の社長であることから見ても、これまでの歴史を考えてもそうなのだが。
アワードの価値という所には、17回を数えても正直疑問符はある。とは言え、声優という存在を称える賞として、声優アワードというものの存在というのは認めるべきものである。
今年も、声優アワードの予想という所を行っていこうと思う。
去年の予想↓
去年の結果においての予想系統↓
一昨年の予想↓
一昨年の結果後↓
4年前の予想↓
4年前終了後のブログ↓
まぁ、やっていきましょう。
今年の声優アワードの賞を確認・今年の雑感
という事で今年も賞に関しては変わらないという感じのはず。
主演男優・女優賞
助演男優・女優賞
新人男優・女優賞
歌唱賞
パーソナリティ賞
特別功労賞
功労賞
シナジー賞
富山敬賞
キッズ・ファミリー賞
高橋和枝賞
声優アワード特別賞
外国映画・ドラマ賞
ゲーム賞
MVS〈Most Valuable Seiyu〉
今回も基本的に旧第一群を中心に予想していくと。
近年のレコ大に並ぶ価値のなさみたいな所もあった声優アワードも、流石に近年は若干マシになりつつある感じはある。
事務所においての解禁もかなりされた印象であり、シグマ・セブン、大沢事務所、東京俳優生活協同組合などからの受賞も珍しくなくなってきた。
事務所忖度は、まぁ81は当然あるとして、ほかは少しずつ減りつつある気はする。
まぁこのまとも感を継続していくことで(まともではない)権威というのを出していって欲しい所。まぁ満を持して緒方恵美に取らせたら「男と女の区切りいる?」とか言い出してしまったので、アレ?とはなったが(今性別の垣根を超えられる声優ってそんなにいないんですよ、超えれていることにされてるけど超えれてない声優もいるんですよ)
今年は非常に予想が難解。なんといっても話題作が多すぎる。
正直この枠に収めるのには難しいくらい、2022年は話題作が多かった印象。
世間を賑わせた、深夜アニメを賑わせたアニメというのがかなり多く、どれを優先して配置してくるのか。ここは非常に悩みどころだろう。
正直こういう状態というのはあんまりなかったので、どうせこうだろうっていうのが難しく、予想も難解に。って感じで…
なので、今年は例年より明らかに候補として挙げる人間が多くなる。数撃ちゃ当たると思われるかもしれないが、それくらい今回は難しいというか、例年なら取るだろうというレベルの作品が多いとも言う。
歌唱賞
昨年、第8回(2013年度)以来のソロで斉藤壮馬(SACRA MUSIC / 81プロデュース)が受賞したことで、ユニット賞状態だった歌唱賞に関して、ソロの可能性が再度浮上する形となった歌唱賞。
正直ソロの盛り上がりとかって傍から見てると分からないので、今年の場合のソロは…?と言われても分からんのが正直な所。
去年がイレギュラーだった説もあるとは思うので(まぁでも去年やるならウマ娘が無難だった気もするけどねw)ユニットの可能性も考えていきたい。
今回に関しては、色々と難しい所である。
例えば今年紅白歌合戦に『ONE PIECE FILM RED』からウタが歌唱したわけだが、これが歌唱賞を獲得する可能性もあるとは思う。ただ、アレは名塚佳織が声優で、歌はAdoなので、声優ではない。という判断で受賞しない可能性というのも普通にある…というか、他に相応しそうな物があればそちらが優先される可能性は高そうな気はする。
まぁ今年も特別賞の争いは熾烈だが、『ONE PIECE FILM RED』を特別賞やシナジー賞に持っていくのが最も無難な選択かなあと。
こういう声優が歌唱はしていない系で言うと、一応パリピ孔明もなくはない。
ただあれも歌唱は96猫なので、声優アワードとして獲得するのは相応しくないような気がする。
また、結束バンドに関しても無視は出来ないだろう。
各種楽曲動画が100万再生を超え、『ギターと孤独と碧い惑星』は1000万再生を突破。今年においてこれほどまでに声優が関わっている歌唱ユニットの中で話題となったものはない気はする。
ただ、実質的にほぼ長谷川育美しか歌唱していない(他3人も1曲ずつはあるのだが)ことというのをどう考えるか。
あと、声優アワードは基本的に秋アニメが異常に弱い(その前から選考が始まっているのか、極端に秋アニメからの選出が少ない)ので、そこがどう出るか。
昨今のブシロードへの忖度度を考えると、ブシロード枠を考えがち(声優枠でブシロードをねじ込めなさそうな気もする)なのだが、まぁ取るとすれば『RAISE A SUILEN』あたりか、『D4DJ』の何かしらをねじ込むかくらいか。
RASは2022年も精力的にライブをしており、こちらのパフォーマンスかなんかで令和アニソン大賞の特別賞を取れてしまっているので、あり得るかなと。
あと、なんといってもラブライブは全部取ってるんだから、Liella!が結局取るの可能性もある。あのへんは話題性とか、アニメの評判とか全く関係なく取っていくので、こちらも実質的に忖度枠として思考。
ウマ娘、今年取るとかもある。声優アワード、何にしろ受賞が一年遅いというパターンがあるから。それもある。
今年は話題作が多かったのだが、こと歌唱賞に関しては候補を見つけにくい感じがある。
正直ソロはこの人!みたいなのも思いつかない。ちょうど活動n周年で、ライブやった!みたいな声優がいればそれかもしれないけど…(大体カチカチのソロってことなんだろうけど…)
所謂話題作系は最近はちゃんとした歌手が歌唱している場合も増えてきたので、こと声優アワードとしてはそういうのは選べないので逆に難しくなっている説もなくはない。
新人賞
新人男優賞
はいでは新人賞。まずは男性、分からん定期ですが。(男性声優守備範囲外定期)
ただまぁ今年も取りそうな所は普通にいるような気はする。
石毛翔弥(インテンション)は『その着せ替え人形は恋をする』五条新菜で話題を生んだ感がある。『惑星のさみだれ』ルド=シュバリエなどもあるし、複数での主演級出演は、大きく賞に前進できるのではないだろうか。
まぁ一応の基準の5年以内みたいなのを超過しているので、主演助演の可能性もあるはあるが、この基準はあってないようなものであるし、今年の主演助演に割って入れるほどではないと思うので、予想の軸としては新人男優賞とさせて戴く。
2023年もすでに複数の出演が確定しており、万が一今年受賞しなくても来年受賞することも可能ではあるとは思う。
梅田修一朗(賢プロダクション)は『可愛いだけじゃない式守さん』和泉くん役での話題性が一定以上あり、かつ『魔法使い黎明期』セービルなど、他のメイン級の役があり、こちらも候補となってくるか。
こちらも2023年複数の出演確定。こちらも今年じゃなくてもいいっちゃいい。
今井文也(Rush Style)は、『神クズ☆アイドル』仁淀ユウヤ役で主人公を務めた。
2020年にサービスを開始した『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』にも東雲彰人役で出演しており、2022年にミニアニメが放送。『ハナビちゃんは遅れがち』東雲ムサシ役などもあり、主役を務めている所などを考えてもこちらも候補となってくるか。
大鈴功起(ヴィムス)は『アオアシ』青井葦人役に抜擢。今年はワールドカップもあり、サッカーアニメも豊作だった印象だが、アオアシでの抜擢の所を評価されての新人男優賞受賞は十分にありそう。
戸谷菊之介(ソニー・ミュージックアーティスツ)は、『チェンソーマン』デンジ役で主役に抜擢された。
大人気原作のチェンソーマンのアニメは、正直な所期待外れに終わったと言わざるを得ない。この作品に関しての金のかかりようと、期待外れと言えどそれでも話題性という所には事欠かなかったこと、これまでの声優アワードの性質上、チェンソーマンを受賞させない可能性というのも考えにくい気がする。(忖度枠になりそう)
しかし、主要声優を考えてみよう。楠木も、ファイルーズも既に新人賞を受賞しているのである。今年の激戦で主演助演に楠木とファイルーズをぶち込むのは一応可能ではあるが(楠木もファイルーズもチェンソーマン以外でも実績を残している為)もっと適した人間というのは存在しそうな気もする。となると、戸谷を新人男優賞にするのが一番丸く収まるのではないだろうか。という事で戸谷は堅いと思う。
例え監督及び音響の指示で声優を良さぶち壊ししてても、チェンソーマンは一枠は声優アワードの性質上絶対に割くはず。次点、ファイルーズをジョジョと合わせて助演か主演とかだが…それよりも戸谷新人男優賞が堅い気がする。
松村北斗(ジャニーズ)は『すずめの戸締まり』の宗像草太役を演じている。
新海誠作品において、『すずめの戸締まり』は直近2作品よりもプッシュは少なかった印象だが、それでも興行収入は100億を超えており、ある意味で新海誠作品はジブリ作品のような安定感を手にしつつある。
物議を醸した主演両方『君の名は』、間を取った感のある『天気の子』の両方新人賞。この方式が今回も続くと考え、新人賞は堅いと考える。
最近の傾向だと3、4人なのだが、事情的にねじ込むべき存在が戸谷と松村と2人もいるので、4人にして2:2にするのが比較的平和だと思う。
新人女優賞
新人女優賞は4人くらいの枠が最近は安定気味か。
今年も獲得可能と思われる声優はそれなりには存在すると思う。
まず81枠だが、こちらは今年は秒で永瀬アンナ(81プロデュース)という存在がいるのでこれで確定。なんてったって『サマータイムレンダ』ウシオ / 小舟潮である。何の疑いようもない。81でこの作品レベルを引っ提げてこれるのは久しぶり。なんだったら主演助演への繰り上げさえあり得る。久々に何の疑いもなく81枠を選定できる。去年も稗田で言ったけど、稗田以上に確定枠である。
原菜乃華(トライストーン・エンタテイメント)は、『すずめの戸締まり』岩戸鈴芽役に抜擢された。新海誠作品、君の名は以降は何かしら取ってるので、松村共々の獲得なんじゃないかなあと。
羊宮妃那(青二プロダクション)は、この一年で最も飛躍した声優の一人だ。
『その着せ替え人形は恋をする』乾心寿役、『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』ジニー・フィン・ド・サルヴァン役、『それでも歩は寄せてくる』御影桜子役などで、相次いで主要役を獲得。
技量に関しても十分なものであり、今後の成長にも期待できる。
まぁ今年じゃなくても大丈夫ではありそうだけど…(来年獲得の線もある)
直田姫奈(アニモプロデュース)は、『その着せ替え人形は恋をする』喜多川海夢役を引き当て、作品としてもかなり当たった感じ。
技量という所では、まだ荒削りな部分も見られるものの、キャラクターとしての演じる部分では頑張った方か。直田は今年取らねば中々縁はなさそうだが、どうか。
なお直田はバンドリ声優ではなく、SPR5声優であると筆者は古から主張している。
若山詩音(劇団ひまわり)は、『リコリス・リコイル』井ノ上たきな役で大きなブレイクを果たした。(昨年から、『SSSS.DYNAZENON』、『さよなら私のクラマー』、『takt op.Destiny』などがあり、昨年の時点で新人賞受賞もアリ得たのだが)
『明日ちゃんのセーラー服』古城智乃役などもあり、今年こそは新人賞、もしくはそれ以上の賞を獲得できる可能性すらある。
決して球数が声優としては多いわけではない劇団ひまわりだが、出てくる声優のレベルは相変わらず高い。
長谷川育美(ラクーンドッグ)は、2021年に続き2022年も大きく活躍。
『恋は世界征服のあとで』禍原デス美、『継母の連れ子が元カノだった』南暁月という、いつものNo.9アニメへの出演や、『うちの師匠はしっぽがない』小糸などでもメイン役を務めた。
そして今年の長谷川は『ぼっち・ざ・ろっく!』喜多郁代役を語らない訳にはいかない。演技面という所も強さは相変わらずだが、今作では結束バンドのボーカルとして、歌唱力を発揮。大きなインパクトを与えた。
ヴラディレーナ・ミリーゼ役を演じた『86-エイティシックス-』も2022年に入って完結しており、受賞する可能性もあるだろう。
今年はなんかブシロードからねじ込める声優とかあんまいなさそう…というかねじ込まなくていいから…(
助演賞
助演男優賞
今回の声優アワード、最も予想が難しい主要部門は?と聞かれると、この助演男優賞を選ぶ。筆者の男性声優への知識量が乏しい所もあるとは思うのだが、それにしても今年はこれだ!って人がいない気がする。
ある意味で最もフリー枠感。それが今回の助演男優賞。
小西克幸(賢プロダクション)は、『うる星やつら(2022年版)』レイ役、『ブルーロック』蟻生十兵衛役、『オリエント』鐘巻自斎役、『映画 バクテン!!』高瀬亨役など、多くの作品でメイン級を演じている。候補には確実に上がってきそう。
松岡禎丞(アイムエンタープライズ)は、『リコリス・リコイル』真島役で、主人公気質の役ばかりでいい加減それ以外やらせてやれよ感のあった所で、そうそうこういう松岡だったら全然飽きてないんだよって思うくらいには光った演技を見せた。
相変わらず多くの作品に出演しており、『であいもん』雪平巴、『佐々木と宮野』平野大河、『ブルーロック』雷市陣吾、『ヒロインたるもの!』山本幸大などなど出演。
松岡は既に新人と主演は獲得しており、ここで重ねてくるかは微妙ではあるが、アイムへの贔屓は確実にあるアワードなので、アワード三冠の可能性はある。
内田雄馬(アイムエンタープライズ→インテンション)は、『デリシャスパーティ♡プリキュア』品田拓海役で、プリキュアで定期的に出てくる主役横の男キャラポジをやっており、過去作の中でも存在感が大きい。
他にも『ブルーロック』御影玲王、『東京ミュウミュウ にゅ〜♡』青山雅也、『東京24区』朱城ランなど、多数の作品に出演。
今年に入ってインテンションに移籍したものの、やっぱりアイムではあるので…(こちらも新人・主演は既に獲得)
『ブルーロック』糸師凛、『アオアシ』桐木曜一、『ダンス・ダンス・ダンスール』森流鶯、『クールドジ男子』二見瞬などなどに出演。
こっちも有り得そう。
他にも、各種作品の扱いによっては、三木眞一郎(81プロデュース)(これは既に助演男優賞取ってるしあんまり可能性は高くなさそう)、
置鮎龍太郎(青二プロダクション)とか(主演のほうが可能性はありそう)
色々と候補はいると思うのだが、正直絞れる感じはしないなあというのが現状かと。
助演女優賞
はい、助演女優賞。まだ男優よりは分かる気はするけど、こちらも絞れるかと言われるとまた別かなと。
前述した通り、若山詩音(劇団ひまわり)が助演をいきなり取るパターンも普通にあると思う。それだけ『リコリス・リコイル』は今年を代表する深夜アニメの一つである。
他の作品もある。となれば、いきなりの助演賞、可能性は普通にあると思う。(これが81かアイムだったら一点突破で獲得可能性が上がるのだが、劇団ひまわりだからなあ…っていうのはある)
また、『ONE PIECE FILM RED』を大きく取る場合、ウタ役の名塚佳織(フリー)の可能性も存在はすると思う。こちらも歌唱がAdoであることを考えると可能性としては低めにはなるとは思うのだが。
あと、色々調べた結果、Lynn(アーツビジョン)がめちゃくちゃ助演っぽい並びをしていることに気づいた。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ミオリネ・レンブラン、『Engage Kiss』夕桐アヤノってなると結構並び的にはそれっぽい雰囲気ある。
こちらが選出される可能性もあるか。
『リコリス・リコイル』系統で言えば、久野美咲(大沢事務所)辺りも助演賞としての受賞の可能性は結構ある。
『リコリコ』に目が行きがちだが、『サマータイムレンダ』ハイネ、『メイドインアビス 烈日の黄金郷』ファプタ、『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』ブラックトライク、『咲う アルスノトリア すんっ!』アルスノトリア等、今年の話題となった作品も複数作品あり、めちゃくちゃ助演賞に相応しそうな並びをしているので、こちらの可能性普通にあるんじゃないかなと。ここまで綺麗に助演っぽいキャラが並び、かつ人気作も並んでいるというのはぴったり感るけど…
アイムとかいるかなあって思ったが、これは主演助演どっちもありそうって感じで本渡楓(アイムエンタープライズ)を挙げておく。
『パリピ孔明』月見英子役を演じており、これを助演か主演かという所がまず論点になってくる。これがどっちかがわっかんねえなあと思っているので、助演にも候補に入れる感じ。他にも『明日ちゃんのセーラー服』苗代靖子、『ダンス・ダンス・ダンスール』五代都、『勇者、辞めます』エキドナなどメイン級の出演も多く、獲得の可能性は十二分にあると思われる。
あとはパリピ孔明の声と歌が別であることをどのように考えるかくらいだが、アイムなのでそこまで考えずに受賞させそうな気はする。
また、今年も種﨑敦美(東京俳優生活協同組合)は助演・主演どちらの可能性もあるだろう。
まぁ『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャーがあるんだが、それ以外は割と助演感がある。
『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』エンポリオ・アルニーニョ、『鬼滅の刃』雛鶴、『その着せ替え人形は恋をする』乾紗寿叶など、まぁコレ以外にもメイン級は多い。
種﨑は既に助演を獲得しているので、なかなか助演での獲得というのは可能性は低いとは思うのだが、本年も種﨑の活躍というのは無視できない。というか助演取った年が比較的しょぼい(種﨑敦美比)まであり、種﨑の受賞タイミングも声優アワードさあ…要素では正直ある(
主演賞
主演男優賞
昨年もここに一人しか挙げないという謎の男気を見せた、主演男優賞。
今回こそは当たるだろうという本命がいる。
『SPY×FAMILY』ロイド・フォージャーで81なら取るだろう。っていう。
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』ソウエイ、『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』ズウィージョウ、『うちの師匠はしっぽがない』椿白檀治など、出演作としてもそれなりにちゃんと存在する感じがある。
なんてたって81でここまで代表作ドーンなら取るだろ江口が。
これでチェンソーマンが大当たりしてた!とかだったら戸谷とかもあったとは思うんだけど…そうではないからなあ、アレで取っちゃいかんだろうしさ(取っちゃいかん人間に声優アワードは幾多と取らせてるだろ)
まぁ、あるとしたら『BLEACH 千年血戦篇』とかを引っ張ってきて、森田成一(フリー)とかがかっさらっていくくらいかなあ…?
主演女優賞
今年の主演女優賞に関しては、まぁ何個か候補をあげていく感じになりそう。そこまでこの人!感もないかなあと。
深夜アニメの話題性であればやはり『リコリス・リコイル』という所を考えれば、安済知佳(エイベックス・ピクチャーズ)ではないだろうか。
錦木千束一本で主演賞を取ってもいいくらいには、安済の良さという所はしっかりと出ていた印象がある。今年は色々と跳ねた作品が多かったので、この一本槍で戦えるのかどうかが争点。意外と2022年、安済他に出てない。割と安定した出演をしてる方なんだけど、メイン級となるとね。
まぁあと最大限『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が評価された場合、市ノ瀬加那(シグマ・セブン)の可能性もあるのかどうか。
割と一本槍な一年ではあった(DIYがもう少し跳ねればなあ)ので、他よりもパンチが弱いのかどうか。
助演女優賞でも書いた通り、本渡楓(アイムエンタープライズ)、及び種﨑敦美(東京俳優生活協同組合)の受賞の可能性も十二分にあるだろう。
この辺りは、主演・助演の基準という所が大きいと思う。
本渡楓が主演で受賞する場合、『パリピ孔明』月見英子役の評価が大きくされた場合の形が可能性あるだろう。そんでもって、アイムパワーがどれだけあるかって所。まぁ本渡自体普通に有能側なので、受賞することに対してそんな文句はないかなと。
種﨑敦美が主演で受賞する場合は、『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャーの所の評価という所がまず大きく評価される所か。近年の種﨑はこの音域を逆にやっていなかったので、その辺り…を評価するようなまともなアワードではないか。
あと、ダイ役を演じた『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』が2022年で終わったので、これで箔が付いている可能性もある。あとは助演主演取らせる気があるかどうかみたいな所。種﨑も技量的には申し分なさすぎるので、いつ主演を取っても驚かない。
あと、この声優アワードの傾向を考えると、大逆転青山吉能(81プロデュース)の可能性も一応提示しておく必要がある。いわば大穴青山吉能である。
なんといっても『ぼっち・ざ・ろっく!』があそこまで跳ねたという事実。
アルバム初動7万超えで、まぁCDほぼ死んでる業界というのはあるが、オリコン上にずーっといるというぼざろの人気において、ここにきて青山吉能が掘り出されたというのは大きい。
急に流れが来た青山、81ブーストも含めれば一本で取ることは可能ではあるが…今年は割と他も強いし、81は今年はそんなブーストかけて取らせなくてもいいくらいの面子いるので、あんまり可能性は高くはないのかなと。
〆
という事で、今年の予想に関しては
主演女優賞:安済知佳、種﨑敦美、本渡楓、(青山吉能)、(市ノ瀬加那)
助演男優賞:小西克幸、松岡禎丞、内田雄馬、内山昂輝、(三木眞一郎)、(置鮎龍太郎)、(斉藤壮馬)
助演女優賞:若山詩音、久野美咲、Lynn、名塚佳織、本渡楓、種﨑敦美
新人男優賞:石毛翔弥、松村北斗、戸谷菊之介、大鈴功起、梅田修一朗、今井文也
新人女優賞:永瀬アンナ、原菜乃華、羊宮妃那、直田姫奈、若山詩音、長谷川育美
歌唱賞:結束バンド、RAISE A SUILEN、ウマ娘、(ウタ)
くらいにしておこうかなあと。
今年に関しては、とにかく論点は秋アニメをどうするのか。ここに尽きる。
声優アワードにおいての秋アニメの不遇っぷりというのはエグいものがある。
ゾンビランドサガや青ブタでさえスルーされるのが、この声優アワードのクソポイントなわけだが、最近はちょっとだけ秋アニメも可能性がある感じにはなった。
2022秋アニメは、『ぼっち・ざ・ろっく!』『BLEACH 千年血戦篇』『チェンソーマン』、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』などなど、多くの作品が人気となり、2022念を代表するアニメのレベルにまで近くなっている。
コレをどう評価するのか。無視はできないものだと思いたい所だが…
とはいえ、そこまででも大きな作品は存在したこともこれまた事実。
年が違えばもっと楽にその作品にぶっぱ!で終わっていた気もするのだが、今年は結構辺りが多かったことで逆に悩むポイントになっている気もする。
秋の扱いが弱ければ、リコリコ、スパイファミリー、ワンピース、すずめの戸締まり辺りが強くなりそう。
秋の扱いが強くなってくると、ここにぼざろなどが入ってくるのではないだろうか。
以上。