声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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声優アワードにおける新人賞あれこれを調べる(受賞年の活躍、受賞後の活躍)

おにじと申します。

 

今回は、声優アワード擦り企画。

正直色々と予想するというのも難しい所もなくはない声優アワードとかいう存在。(まぁそれでも予想はするんだけど)

今回は今までのデータの方に着目した記事というのを出していこうかなと。

 

声優アワードにおいて、最も多くの人間が受賞するのが新人賞である。

単純に他は1人、もしくは2人である例が多いが、3人以上獲得することもある感じである。

今回はこの新人賞の現状というのを見ていけたら良いのかなと思っている。

まぁあんまりやることなかったから、これでやってみた感じ。

新人賞はこれまでどのような声優が獲得してきたのか?それを数字で見てみようって感じ。

調査内容

今回の調査に関してだが、基本的な調査として、これまで新人賞を受賞してきた声優のアニメ出演数を調査した。

年毎にWikipediaの情報を参照した形。

Wikipediaにおいて太字記載と通常記載があるが、この太字記載をメイン出演として別個に集計した。

また、通常記載に関しても何かしら分けたい(モブとの差別化を図りたい)所だが、すべてのアニメにおいてどれがモブでモブじゃないかの判断は出来ないため、今回はキャラの名前があるかないかで区別することにした。

これでも正直全然区別ついてはないのだが、まぁないよりはマシだと思う。

 

ということで、今回集計したのは『メイン出演回数』『アニメ出演回数(名前あり)』『アニメ出演回数(名前なし)』の3つとなる。

ただ、まぁこれ集計した声優が88人もあるので、今回はベタでデータを出す感じではなく、この調査した内容の中から幾つかパターンで抜粋してみたり、データを抽出して、声優アワードの新人賞を受賞する声優がどういう声優なのかっていうのを出していく感じになる。

まぁ、生データ見たい物好きがいる場合は公開は考えてる。なんてたって88人を手動集計したので気が狂いそうだった。

というか、この後声優名鑑のやつもやるのになにやってるんだろうね筆者は…w

 

この調査を基にして、今回は『受賞年の出演数』や、『受賞年から後の平均出演数』とかを出していこうかなあという感じで、よろしく。

 

注意事項としては、声優アワードの受賞範囲って、割と前年秋を急に引っ張り出す時もあれば、秋をガン無視したりもするし、年毎の所では漏れてしまう出演というのがある。

なので、特に受賞年の活躍の所に関して、どうしても抜けてしまって数が少なくなってしまう声優が存在すると思われる。

ただ、どちらにせよ声優アワードにおいて受賞理由とされた作品ってどこにも掲載されないので、すべての回で何で受賞したかが分からない状態となっていることもあり、コレは無視してやっていく。ごめんね。

 

 

受賞年における出演数

ということでまず受賞年における出演数となる。

この受賞年の活躍で、受賞することになるので、そりゃそれなりの数に出ていることが多いとは思うのだが。

ある程度メイン役をやって名前を挙げるという形になるので、今回はメイン出演数を数字にしてみた感じ。

男女の違いもあるかな?ってことで、一応男女別に集計してみた。

 

ということでまずは男性声優から。

メイン出演回数 人数
0 1
1 11
2 14
3 7
4 2
5 2
6 1
7 2
8 1
9  
10  
11 1
12  
13  
14  
15  

男性声優は42人これまで受賞してきた訳だが、こんな感じの分布になった。

 

グラフにするとこんな感じ。

最も多いのがメイン出演数2で、次に1、次に3という感じで、大体この3択だなあって感じがある。

思ったよりメイン出演1回での受賞が多いという印象がまぁ出てくる。

新人賞って選ぶ割に結構メイン作品一本槍であること、まぁ確かにあることはあるんだが、その感じは結構あるのも分かった。

ただ、一番多いのは2回であり、その年で結構名を挙げたのと、もう一作品あると受賞しやすいって感じだろうか。

 

逆に驚くのが、メイン5以上というのが7人も存在することである。

これは声優アワードの悪い癖の所もなくはない。

というか、特に男性声優に関しては、出てくる時に結構一気にメイン役を務める場合というのも多く、一年受賞が遅れるともうめちゃくちゃ出ずっぱりになっている。みたいな事が少なくないのである。

そういうのもあって、このような数字となったと思われる。

ちなみに、5回以上となったのは、斉藤壮馬、天﨑滉平、花江夏樹石川界人佐藤元梅原裕一郎逢坂良太

最も多かったのが逢坂良太である。

受賞は第9回(2014年度)なのだが、2012年から既に活躍しており、2013年くらいからもうメインがめちゃ多くなっていたのに、今更獲得したことで、こうなった感じがある。

 

逆に土屋神葉はその年0で受賞しているバグみたいなことになっている。

この時一発目でアワード紹介で出てきたのが『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』相模役とか、『ハイキュー!! シリーズ』五色工とか、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』エペル・フェルミエとかだったりするので、正直なんでこの年に受賞させたのか感が凄い(もっと相応しい年はあっただろ)

 

まぁ、こういう謎感があってこその声優アワードである。(謎感はあっちゃダメです)

 

 

次、女優賞の場合。

メイン出演回数 人数
0  
1 12
2 12
3 5
4 4
5 3
6 3
7 5
8 1
9 1
10  
11  
12  
13  
14  
15  

女性声優は46人の受賞者がいる。

ただ、男性声優よりも割と形が異なる感じが出たかなと思う。

 

グラフはこんな感じ。

一番多いのが、1と2の12人という形に。

結構顕著に差が出た感じだなと。

割と女性声優は一本槍での受賞が多い気がする。まぁそれは印象としても結構あって、出演作がそこそこ話題になったら一本でぶん取ることが結構多い印象。

まぁ最も81枠がねじ込まれやすいというのもあるのかもしれない。

ここの数が多くなるっていうのは、男性の方でも記載した通り、今更感がある受賞になっているという言い方も出来るので、1、2回が多いのは普通ではあるとは思うんだが。

 

ただ、女性の方は5回以上の面子も多いとも言える。

1、2が12人で並んでいるから健全にグラフだと見えがちなんだが、男よりも5回以上に該当している人の量多くね?と。

5回以上が13人いる。

5回以上で受賞した声優は、小林ゆう石原夏織和氣あず未豊崎愛生洲崎綾小澤亜李平野綾戸松遥内田真礼雨宮天上坂すみれ本渡楓茅野愛衣となっている。 

最も多かったのは茅野愛衣の9回。

この時の茅野は遅すぎた受賞という形ではなく、初メインを獲得したのが 2011年で、この数のメイン数だった。第6回(2011年度)での受賞は適切ということを考えると、結構凄いなと。

 

まぁ今更感があったのは、恐らく和氣あず未とか上坂すみれとか辺りだったと思う。

 

すべてを足すとこんな感じ。

メイン出演回数 人数
0 1
1 23
2 26
3 12
4 6
5 5
6 4
7 7
8 2
9 1
10  
11 1
12  
13  
14  
15  

全体的な傾向として、やはりメイン回数は1、2、3回の所が最も多い感じになる。

まぁ適切なのはその辺りではありそうだが、結構それ以外の声優というのもいることがこれで分かると思う。

グラフにするとやはり1、2回の多さが際立つが、3以降も普通に5人以上受賞している場合が結構ある感じなのも分かってもらえるかと思う。

傾向としては出ているのだが、割と多くの作品にメインで出演して受賞しているパターンもある。

これは所謂今更受賞というのがそこそこあるのもあるとは思う。

 

 

受賞後の活躍

では、声優アワードにおいて、受賞した声優がどれくらいその後活躍できているのか?という所。

まぁこれを受賞したから将来が約束されるわけでは勿論ないわけで、新人賞を受賞しなくても大成する声優もいくらでもいる。

ただまぁ、一応受賞した声優が大成している方が良いに越したことはないので、今回は受賞した翌年以降の活躍という所にも注目していきたい。

とはいえ、色々と調査していくところを考えると難しい部分も。

流石に88人全員の数字をここに出してどうこうするのもってなる。毎回なるんだけど。

ということで、またまとめた感じで出していく。

 

今回の調査は、年毎にアニメのメイン出演、アニメのキャラ名がある出演をそれぞれ集計。

その集計した所から、受賞した翌年まで昨年2022年までの平均を個人ごとに取ってみた。

例えば、柿原徹也の場合、受賞した2006年度の後の2007年から2022年までの出演数を平均する形になる。

4、2、2、2、4、4、11、5、2、11、3、3、3、5、2、3を平均して4.125って数字が出る。

この数字を使って集計してみることにした。

この平均の数字がどれくらいか、0~0.99、1~1.99…という感じで分けて数字を出してみた。

まぁコレ、受賞が過去過ぎても不利だし(最近はどうしても下がることが多いだろうから)、最近過ぎても不利だし(データが少なすぎて)、公平性とかはどうなの?っていうのは正直あるんだが、まぁ参考程度にはなるんじゃないかなってことで。

受賞した声優がその後どれくらいメイン平均でやってて、アニメに出てるのかっていうのを出せれば良いのかなと思う。

 

では、こちらも男性声優から。

 

まずはメインの出演数。

メイン出演平均 人数
0~0.99回 7
1~1.99 9
2~2.99 1
3~3.99 4
4~4.99 5
5~5.99 8
6~6.99 3
7~7.99 3
8~8.99 2
9~9.99  
10~10.99  

割と興味深いデータとなった感じがする。

最も多かったのは1~1.99回の9人。

森田成一代永翼阿部敦など、受賞が昔の方が最終的にこの辺に収まる場合というのも結構多い感じかつ、仲村宗悟梶原岳人、矢野奨吾最近の受賞の人間も入ってくる感じ。

 

次に多いのが5~5.99回の8人というのは割とびっくりするかもしれない。

男性声優のメインどころって確かに固定気味な所があるのだが、そういう所がこうして数字でしっかりと出た感じがする。

まぁこういう形になるのは割と声優の傾向が出てるなあと。

ここにいるのは、岡本信彦前野智昭江口拓也山下大輝逢坂良太村瀬歩小林裕介八代拓とまぁメイン出ているのをよくよく見る人間。

 

逆に次に多いのが0~0.99回というのもなんというか現実感が出るというか。

この辺りは所謂コンテンツ系で取ったりした場合になりがちな所もあるとは思うが。

 

一番少ないのが2~2.99な辺り、割と男性声優は少ないか多いかの極端になる場合というのが多いことがこれでよく分かる。

ちなみに最も多いのが花江夏樹の平均8.375回。多すぎるだろ。

 

 

続いてアニメ名前アリのキャラでの出演回数。メインでなくとも横で支える声優というのも立派な存在であるということで、こっちではこの数字も確認しておく。

メイン+名前アリ出演平均 人数
0~0.99 1
1~1.99 2
2~2.99 5
3~3.99 1
4~4.99 2
5~5.99 5
6~6.99 1
7~7.99 1
8~8.99 2
9~9.99 5
10~10.99 4
11~11.99 4
12~12.99 3
13~13.99 3
14~14.99 2
15~15.99 1

これ、メインにプラスしての集計なので、全体的な数字が上がるのかなと思ったのだが、まぁ一応上がりはしている(10以上がめちゃ増えている)のだが、意外と少ない所のプラスが少ない感じがある。

2~2.99というのも1しか上がっていないことになるし、なんなら5~5.99、この調査でも同率とは言え一番多い5人となっている。

男性声優は元々メインが多ければそれ以外も増えるけど、そうじゃなければ他もそんなに増えてないんかなあ~って感じがこういう数字を見ると感じる所だろうか。

まぁこうやって見るとそれなりにちゃんと健全に数字が出ている気もする。まぁ2~2.99が多いのをどう考えるか。年3本ないってのは少ないような気もする。ただまぁ5以上がこれだけいるんだったら、確率というか割合という意味では健全感が強い気もする。

ただまぁ、コレどこからどうなったら健全なのかが分からんってのはそもそもあるので、これが難しい所。

 

 

はい、次は女性声優で同じのを。

 

まずはメイン出演平均。

メイン出演平均 人数
0~0.99 10
1~1.99 5
2~2.99 10
3~3.99 7
4~4.99 7
5~5.99 1
6~6.99 4
7~7.99 2
8~8.99  
9~9.99  
10~10.99  

全体的に前半に固まっている印象。男性よりも極端に間が空いて多いのがいるというよりは、少ない方から基本的に多いって感じ。

0~0.99が10人もいるっていうのはちょっとアレな気がする。流石にそれは多くねえか?年1でメインやってないのが全体の2割超えてるっていうのはいただけない感じが出てくる。内訳どうなってるかって言うのは、ここでは明言は避けておくが、案外81以外もいるとは言っておく。まぁ数が全てではないのだが、基本的には見て別に驚かないと思う。まぁ一人くらいは驚くかもだが。

 

同率で多いのが2~2.99回となっており、まぁこれくらいが健全感ありつつ。

受賞が結構前で、昔は多くのメイン役を獲得していたが、近年は下がってきて平均したらこの辺りに収束したって感じの人間もここに含まれている(平野綾阿澄佳奈伊藤かな恵など。年毎に見れば無双している期間が数年ある)

 

言うて3~3.99、4~4.99も7人ずついるので、まぁ0~0.99の多さに目を瞑ればまぁ意外とどうにかなってるのか。

ファイルーズあいがギリギリ平均4に乗せており、4~4.99にカウントされているのが勢いを感じる。

逆にかなり前の受賞である小林ゆうが、未だに平均で5を超えているというのも凄いと思う。3~3.99、4~4.99が比較的若いからこそ、そういうのが際立つんだろうけど。

全体的に男性声優より数が少ない側に寄ってるのは、男性声優より女性声優の方がより流動的な感じがあるからのような気もするんだけど、どうなんだろうか。

 

最も多かったのは茅野愛衣の平均7.54545…回。昨年こそメイン1回に終わったものの、それ以外では基本的には年5は必ず出ていて、10回以上出ている年もゴロゴロあるって感じだった。つんよ。ちなみに次点は上坂すみれ。この人は受賞タイミング遅すぎなので、適切なタイミングなら茅野を超えた可能性もあるかも。

 

続いて、メイン+名前アリ出演の奴。

メイン+名前アリ出演平均 人数
0~0.99 2
1~1.99 5
2~2.99 0
3~3.99 2
4~4.99 3
5~5.99 5
6~6.99 4
7~7.99 6
8~8.99 3
9~9.99 2
10~10.99 4
11~11.99 5
12~12.99 2
13~13.99 1
14~14.99 1
15~15.99 0

同率で一番多かったはずの2~2.99が0になるくらいには動いている。

男性声優よりも、女性声優の方がメインキャラ以外での出演というのが多いんじゃね?っていうくらいには数字が変動しているし、なんなら飛び抜けた数とかがないので、なんとも言いにくい感じになった。

ただまぁ、最もメインで多かった7~7.99回より多い8~の人間が19人もいる形になるっていうのは、それだけメイン以外での出演もしている声優というのが女性声優は多い、逆に男性声優の動きがやっぱり小さかった事を感じるには十分な結果となっただろうか。

これで0~0.99逆にどういうこと?って思われるかもしれないが、片方は『天気の子』の森七菜なのでほぼノーカンか。

もう片方はミューレ三期相川奏多。というかまず三期が本当に出てない。形態微妙に違いそうとはいえ四期早くもやってたけど、まず三期が谷間になりそうなのどうにかしてもろて。

 

僅差だが最も多かったのは7~7.99回の6人となった。

加藤英美里阿澄佳奈豊崎愛生洲崎綾小澤亜李鈴代紗弓の6名。これ鈴代がようやっとるってことだと思うんだよな多分。

 

色々な見方が出来るこの表だが、触れておきたいのは藤原夏海

藤原はメインだと平均が2.5なのだが、ここに名前アリのキャラクターを加えると13.5に跳ね上がって、二番目に出演数が多くなる。こういう声優って割といる(杉山里穂とかもこれに近い)のだが、この跳ね上がり方はかなり大きく目を引く。メイン以外で支える側にもめちゃくちゃ回ってる声優って感じがして良いねと思う。

 

最も多かったのは茅野愛衣の14.90909091回。ギリギリ15回に届かずだがめちゃ多いねん普通に。めちゃ多い。

こうして見るとまぁ靖国参拝とか関係ないねって感じなんだよなあ…w

 

 

では、男女合わせてみての数字も最後に出しておく。

メイン出演平均 人数
0~0.99回 17
1~1.99 14
2~2.99 11
3~3.99 11
4~4.99 12
5~5.99 9
6~6.99 7
7~7.99 5
8~8.99 2
9~9.99  
10~10.99  

0~0.99回が17人で最も多くなった。受賞したからと言って年一で安定してメイン役を獲得するというのは難しいことがよく分かる。まぁこれは選出側の問題というのもあるとは思う。特に女性声優側に関してはもう少し考えるべきな感じも。とはいえ前に調べた81はなんだかんだ数は残すのでここには入りにくいのは面白い。
まぁとは言え、10人以上という所では1~1.99回から4~4.99回まで超えているんだったらなんだかんだ活躍はしているのかなあという感じはする。

 

 

メイン+名前アリ出演平均 人数
0~0.99回 3
1~1.99 6
2~2.99 5
3~3.99 3
4~4.99 5
5~5.99 10
6~6.99 5
7~7.99 7
8~8.99 5
9~9.99 7
10~10.99 8
11~11.99 9
12~12.99 5
13~13.99 4
14~14.99 3
15~15.99 1

こうやって見ると、88人って多いよね。

5が飛び抜けてて、意外と10前後も多いっていうのは、男性声優の傾向が出ている感じもするかな。

こうやって見ると十分平均では大成してるんだなって感じもする新人賞受賞声優。

…まぁ0~0.99とか、1~1.99は流石に寂しい気もするけど。まぁ新人賞受賞してるからって活躍が保証されてるわけじゃないから、まぁこんなもんでしょうよ。

 

 

今回は、新人賞の受賞に関して調べてみた。

まぁこうやってすると思ったよりまともなような、そうでもないようなという感じ。

今年は誰が受賞するのだろうか。

 

以上。