おにじと申します。
今回は、ガジェット…オーディオレビュー。
以前からマイクのレビューなどでお世話になっていたFIFINEさんから、またご提供頂くことになったので、レビューしていく。
今回は、マイクではなくヘッドホンをご提供頂いた『FIFINE H8』である。
いわゆるモニターヘッドホンという奴であり、シンプルで音も素直なモノであることが推定される。
こういうのは各社出ている印象があるが、この商品はどのような仕上がりとなっているだろうか。見ていこう。
開封
はい箱。FIFINE製品っぽい箱だと思う。黒多めだけど。赤もうちょっとあるイメージない?FIFINE製品(サイドは赤いんだけどね)
中身は以下の通り。
FIFINE H8本体
3.5mmオーディオプラグ
6.35mmオーディオプラグ
説明書
3.5mmだけではなく、6.35mmも入っていることで、より拡張性が上がっている感じはある。
…まぁ筆者6.35mmを挿せるの持ってないから、3.5mmだけしか使わないんだけど(
コイルケーブルであることも特徴。この価格帯で2つコイルケーブルが入っているだけで割と元取れてないか?みたいな所もなくはない(
外観チェック
では本体の外観を見ていこう。
非常にシンプルな構造となっており、モニターヘッドホンの雰囲気がある。
質感としてはすごく良いとかそういう感じではない。
まぁ価格相応という感じではあると思う。
ただまぁ思ったよりもイヤーパッドとかヘッドバンドの所はある程度厚みはあるなとパッと見て思った。
アルミニウムとかも使われている感じで、思ったより質感は悪くない。
サイドにあるこの顔、偶にFIFINE商品で見るけど、実際に現物を見たのは初めて。なんとも言えんマークよな、こいつ…w
イヤーパッドはもっとペラペラなのかなと勝手に思っていたが、割とフカフカする程度には分厚さがあった。勿論モニターヘッドホンとしてはって感じ。
それこそSONYとかのモニターヘッドホンとかを想像していたので、あれよりはって感じ。アレはそういうフカフカするとかを考えてるものじゃないからアレなんだけど…
ヘッドバンドの方がよりクッション性がある感じ。
構造としては装着感をよくしようという感じが見られる。
しっかりとサイズが変えられるようにもなっている。
割と幅広く広がる感じもあり、頭のサイズという所には対応できる感じにはしているのかなと思うぞ。
イヤーカップにはイヤホンジャックがついているだけ。
この辺りは非常にシンプル。
高級感とかがあるわけではないけども、モニターヘッドホンとしてはこんなもんだと思う。
使ってみる
ということで実際に使ってみよう。
装着感はまずまず。まぁモニターヘッドホンって装着感が良いとかそういうのをそんな考えてるようなものではない気がするしな。こんなもんだと思う。
側圧とかは割と良い感じ。加減が普通に良い感じなのは、つけていてつかれるということが少なくなるのでありがたい。
有線なので、普通にウォークマンとかを使用して使ってみた。
一応スマホとかもやろうと思えば出来るけど、駆動力的にウォークマンとかオーディオアンプとかそういうのを使った方がいいだろうなという感じではある。
全体的な傾向として、バランスの良い音が鳴っているのかなという印象。
モニターヘッドホンということもあり、味付けをしている感じの音ではなく、純粋な音を出してこようとしているのは感じる。
まぁそれでも若干低音が強いかもしれないが、基本的にはフラットだと思う。
50mmのダイナミックドライバを積んでいるこのヘッドホン。その効果というのはちゃんと出ている感じがある。
聴き疲れとかはしにくい音になっているので、この辺りはモニターヘッドホンとしては十分なモノと言えそうだ。
265gと軽いこともあり、付けていての重さ的な疲れは感じにくいのではないだろうか。
思ったよりもイヤーパッドやヘッドバンドなどもしっかりしてる感じがあって、作りも悪くない。
まぁ外に持っていくようなものではない。折りたたみが出来るとかもないし、そもそもデザイン的にも、コイルケーブルがついてきているのを見ても家でモニター用に使うっていうのが正しいと思う。
そういう用途に適した使い方なら、十分な働きをしてくれるモニターヘッドホンだろう。
〆
ということで今回は、『FIFINE H8』をレビューしてみた。
モニターヘッドホンという名前にふさわしく、味付けとかがされていない音が比較的楽しめるモノとなっている。
3.5mmと6.25mmの2つのケーブルで、色々な所にも使える感じがあるし、価格的にはコストパフォーマンスに優れている製品と言えると思う。
値段相応の部分もあるが、用途がしっかりと合致していればとりあえず使える、他のヘッドホンと違う用途としてサブとかで使うとか、そういう色々なニーズに応えられる商品となっているのではないだろうか。
以上。