おにじと申します。
今回は、ガジェット…オーディオレビュー。
毎度定期的に商品をご提供いただいているLINSOUL様から、今回は珍しくヘッドホンをご提供いただいたので、こちらをレビューしていく。
今回レビューしていくのは『Harmonic dyne Black Hole』。
どちらかというと高級なヘッドホンを作ることが多いHarmonic dyneから、比較的安価なヘッドホンが登場したということで、こちらの方をレビューしていければと思う。
開封
届いた箱のメーカーロゴがついているタイプだった。
なおDHLが悪いのかなんなのか、思いっきり外箱にマジックでなんか書かれてたけど。
はい箱。
名前の通り、箱のブラックになっている。
比較的シンプルなデザインの箱になっていて、右側の方に製品画像が出ている感じやね。
サイドとかにも画像が貼られていたりとか、普通に箱としてシンプルではあるものの、その中のかっこよさとかは感じられるものになっているんじゃないだろうか。
箱はなんかこういう感じで、破って開ける方式なのはあんまり好みじゃない。綺麗になおさせて(
中身はこんな感じ。綺麗に梱包されているね。
中に入っているものは普通にシンプル。
・Harmonic dyne Black Hole 本体
・3.5mmオーディオケーブル
・6.35mm変換プラグ
・説明書
変換プラグまでついているのはありがたいポイントかな。使える幅が広がるからね。
ケーブルは布巻きの感じなので、結構質感は悪くないぞ。
外観チェック
ではは、本体の外観を見ていこう。
そこまで派手な感じはしない雰囲気だが、ヘッドバンド部分にちょっとデザインがあり、アクセントになっている。
全体的な雰囲気としては、この価格帯としては重厚感が強めという言い方をするべきだろうか。
全体的な剛性感があって、所謂安物の感じがしない。
この剛性感だけで、この価格帯としては普通にお勧めできるんじゃねえのって思うくらい。
イヤーカップ部分にはロゴとヘッドホンのドライバーとかが記載されている。
イヤーパッドもしっかりとした柔らかさがあるのが印象的。
こういう所の質感が高いのは、基本的に高級なものを作っているメーカーとしての出来の良さとも言えるのだろうか。
ヘッドバンドは、非常に頑丈な作りになっていて、クッション部分もいい感じに仕上がっている。
頭のサイズによって伸縮できる部分は元々収まっていて、引き出すと金属部分が見える感じで、デザイン性としてもかっこいい感じ。
一方このヘッドバンド部からある柄に関しては完全に好き嫌いが分かれそう。シンプルなデザインにした方が、万人にはウケそうなのだが…(特にゼブラ柄の方がテカテカ感が強いので、チープな感じがしてしまうのはマイナスポイントだと思う)
イヤーカップ下部には、2つの指す所があり、2本で繋ぐタイプのヘッドホンとなっている。
結構大きめのベントが見えるが、ここから音が漏れるので、外で聴く時というのはちょっと気をつけないといけない。
使ってみる
ということで実際に使ってみよう。
まず装着感に関して。
こちらは非常にいい感じだと思う。
ちょっと重め(309g)という所があるので、重量感というものを感じるなあと思う人はいるかもしれないが、基本的にはクッション部分とかが有能なのか、結構いい感じでつけられるイメージ。
イヤーカップも少し深めに作られているのか、つけた時に耳が圧迫されるような感覚を受けなかった。これは他の人でもそうかはわからないが、よほど耳が大きいとかじゃなければ多分大丈夫。
側圧は少し強めの感じはするので、長くつけていると圧迫感が気になる人もいるかもしれない。
ただクッションが有能だと思う。これ、ファブリック仕上げなのも長く使えそう。まぁ匂いとかが移りやすいのは弱点だが。
では、音に関して。
Harmonic dyne Black Holeの全体的な音としては、中低音域の方に強みを持っているヘッドホンである華なと感じた。
力強い感じがあり、低音の所に弾力や沈み込みを感じることができる印象だ。
ドラムとかの音がズンズンくる感じで、力強さを感じることができた。
前述した通り、ベントが取られているので、こういう感じの音になるんだなと結構驚いた所hある。かなり密閉型の感じの低音なのよ。
まぁ名前がこの『Black Hole』なので、その名前的にはこの音がマッチしているなと感じる。
男性ボーカルとかの方が相性は良さそうだけど、女性ボーカルでも悪くはない。
50mmのダイナミックドライバーを搭載しているこのヘッドホンだが、こちらにはカーボンファイバーバイオフィルムを採用しているとのこと。
全体的な音としてはウォーム寄りだが、低音が強い以外は割とバランスが良く、中低音域に寄っているものの、モニター的な音に忠実な部分も持っているという感じの面白さがある。
これでいてサブベースとかがしっかりとドーンと来るのが、このヘッドホンの面白さであり、大きなヘッドホンだなと感じるところでもある。
前述した通り、全体的な質感の高さと、ガッチリした印象があるこのヘッドホン。
こちらの外装的なところでの強さと、低音の強さが印象的なヘッドホンという言い方をするのがいいのかなあと感じた。
〆
ということで今回は、『Harmonic dyne Black Hole』をレビューしてみた。
梱包とか含めて、価格帯にしてはしっかりとした雰囲気があるのは、Harmonic dyneが作っているという所が出ているのかなと感じる。
ケーブルとかも少しだけ価格帯的にシンプルなものとはなっているものの、しっかりとしたものが付属しているし、変換プラグもついてくる。
本体は重さはあったり、ベントがあったりと持ち運びというところには向かない仕様があるものの、その分非常に剛性感がある本体で、ガッチリしている感じである。
音は中低音域が中心の音になっていて、特に低音部分がガンガンくる系統の音に仕上がっていて面白い。
この辺りの価格帯でしっかりとした低音が楽しめるヘッドホン、それでいて、本体にある程度のしっかりとした感じ(ちゃっちくない)ことを求める人とかはこれは選択肢に入ってくるヘッドホンになるのではないだろうか?
以上。