おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
HyperXさんが新しいコントローラーを出すということで、レビューして欲しいとご依頼された。
以前『HyperX Clutch Gladiate』というコントローラーをご紹介したのだが。
こちらの派生モデルという感じとなっている『Clutch Gladiate RGB』をご紹介してみようと思う。
開封
ということで、まずは開封していこう。
箱はいつものHyperXという雰囲気だろうか。
Xbox認定ゲーミングコントローラーとなっておりこちらXBOXとPCに対応している。
有線コントローラーであることも変わらない。
では、中身を確認していこう。
HyperX Clutch Gladiate RGB 本体
USB-C to Aケーブル(3m)
説明書類
シンプルな中身となっている。
ケーブルが長いのは、有線コントローラーとしては助かるポイントではあると思う。
外観チェック
ということで、外観の方を見ていこう。
形状自体は『HyperX Clutch Gladiate』と大きく差は感じない。
ただ、見た目のインパクトが全く異なるのは見りゃ分かるだろう。
スッケスケとなっており、クリアカラー。
中の構造とかが丸見え。
ボタンの感じとかは、変更はないんじゃないかなと。
基本的に押しやすい感じだし、そもそも価格を考えるとクオリティが高い部類になってくる。
まぁ相変わらずスタートボタンとかが小さめだけど。
アナログスティックは凹状の方式が継続。
しっかりとした感触を得られる。
十字キーは繋がっている方式。
トリガー系統などはツルツルのプラスチック製。
LBRBボタンは結構長めに取られている。
トリガーも大きめな感じ。
USB-Cの端子はしっかりと奥まで刺さる仕様で抜けにくそう。
ただ、この仕様でUSB-Cケーブル自体を選ぶことになる。これよりも接続部分が小さいものにしないと干渉して刺さらない。
下にはイヤホンジャックを挿せる。
裏面。
クリアなので、滑り止めのパターンとかはまったくない。
ただ透明感が非常に高く、中身が本当にちゃんと見える。
背面ボタンが2つある。上の真ん中にあるボタンを使用してボタンを登録できる。この価格帯で背面ボタンは嬉しい人もいそう。
上の左右にスイッチみたいなのがあるが、これはトリガーロック機能。
これを外側にすると、LT、RT(L2、R2)のトリガーボタンが真ん中押す所が止まる。
Switchなどはここがトリガー感ほぼないが、あの感覚に近い形に出来るという、なかなかない機能である。
使ってみた
ということで、暫く使用してみての感想。
全体的な使用感に関しては、以前使用した『HyperX Clutch Gladiate』と大差はない。
とにかくこの商品においての付加価値は見た目という所に尽きると思う。
このクリアな本体。この価格帯でありながら、かなりキレイに仕上がっていると思う。
素材とかもしっかりしているし、中身も綺麗に仕上がっている。(汚い所が見えたりもしてない)
別に筆者はこういうデザインが好みではないのだが、普通に結構かっこよく仕上がってるなと思った。
こういう中身が見えてメカメカしい感じ、なんだかんだかっこよさを感じる所はあるよね。
ただまぁ、滑り止めとかはないので、ツルツルのを持ってプレイしているなあとは思う。まぁ別に前のが凄い滑り止めが効いていて…というわけでもないので、そこまで気にすることかは分からんけど。
全体的なクオリティとしてはこの価格帯としては十分な性能のコントローラーと言える。
USBで接続するだけで簡単に使えるようになる手軽さは有線ならでは。
ABXYボタンやアナログスティックの感覚はそこまで変わらないかなと。
少し深めのABXYボタンはガタツキとかもそこまで感じられないと思うし、アナログスティックの使用感に関しても、ちゃんと動きに付随してくれているなという感じ。デッドゾーンとかも問題なさそうだ。
やっぱり凹型のスティックのほうがどっちかっていうと好き(ずっと凸型スティックの奴つかってるけど)
十字キーはやっぱりちょっとふにゃっている部分がある。
ここは構造上仕方ない所はあるとは思うのだが価格相応な部分だろうか。
上のLBRB、LTRTボタンはしっかりとした押し心地はある。ただまぁ、高級感がある感じではない。価格相応かなと。
背面ボタンだが、上のボタンを長押しすると、正面のランプが点灯するので、その状態で『上下左右』『L3・R3』『ABXY』ボタンなどを押し、すると点滅するので、背面ボタンのどちらかを押すと設定が完了する。
ソフトなどはなく、コントローラー単独でアサイン出来る方式のようである。
問題なく動作することは確認した。
また、この商品は『RGB』なので、ライティング機能がついている。
こちらは上のボタン(P1)を二回素早く押すと、正面のランプが点滅するので、この間に色々な設定ができる。
十字キーの左右でパターンを変えたり、上下で明るさを変えたり、XBボタンで色を変えたり、AYでLEDの速度を変えたりできる。
細かい設定という感じではないかもしれないが、結構な種類がある。
こちらもコントローラー単独で設定できるものとなっており、PCソフトとかで設定は逆に言うと出来ない。
トリガーロック機能に関しては、ちゃんとロックされている感覚はある。
また、このトリガーロック進化していた。
以前の商品は物理的にロックしているだけで、入力が『0.55』前後で止まるみたいな動作だったのだが、トリガーロックをすると、トリガーロックで止まる所が最大の『1.00』に変わってくれるようになっていた。
これでソフトやゲーム側の設定を変更せずにトリガーロックが使いやすくなった。
多分これが一番の進化ポイント。地味だけど助かるポイントだ。
〆
ということで、今回は『HyperX Clutch Gladiate RGB』をレビューしてみた。
『HyperX Clutch Gladiate』のRGB版、スケスケ版という印象ではある。
ただ、RGBの仕様などは結構単体でありながら種類はあったり、そもそもこの価格帯のスケルトン系統のコントローラーとしてのビルドクオリティの高さとかはHyperX頑張ってるなあと思う。
また、トリガーロックの機能性が向上していたりと、前作の課題も地味に改善してくれていたりもする。
こういうデザインのコントローラーが欲しいけど、コントローラーに凄くお金はかけられないみたいな人はコスパ良さそう。
というかこの価格帯でトリガーロックがこういう仕様に変わってくれたなら、それだけで選択肢に入る人もいるんじゃないかなあ。
以上。