声オタおにじくんの声学審問H!

声オタおにじくんの声学審問H!

過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

声オタおにじくんの声学審問H!


おすすめ記事

無骨でかっこいい、コスパ十分のダイナミックマイク。『FIFINE Tank3』レビュー

おにじと申します。

 

今回はガジェットレビュー。

以前、FIFINEさんのマイクをレビューしたことがあったのだが、今回もFIFINEさんから依頼をして頂き、レビューさせて頂けることになった。

oniji.hatenablog.com

今回紹介するのは、『FIFINE Tank3』。

 

 

 

XLR端子も搭載していて、USB接続も出来る、汎用性が一定以上高い、コストパフォーマンスが高いダイナミックマイクらしい。ということで実際に見ていこう。



開封

では開封していこう。

箱はこんな感じ。

非常にシンプルな箱。最近のFIFINEはこんな感じなのかも。

前もこんな感じだったんで(



開けると説明書が出てくる。

FIFINEはなんやかんやで日本語対応してくれてるので、助かる。

 

はいもっと中を見ていきましょう。

結構FIFINEはこういう所しっかりと梱包してくれている印象があるので助かる。

 

中身は以下の通り。

Tank3本体

取り扱い説明書
USBA to Cケーブル

非常にシンプルな構成となっている。

 

ケーブルはC to Aが付属。

スタンドがついていないっていう、マイクアームとかを用意してくださいねって感じのスタンス。筆者なかったので、適当なスタンドを付けて録音しましたよ(アームとか置く場所ないのよ、我が部屋はw)

 

外観チェック

では、外観の方を見ていこう。

全体的にシックな印象がある、マットブラックなカラーリング。

無骨な感じすらあるこの色の感じは、かなり無駄を削ぎ落とした感じ。

FIFINEはRGBとか含めてポップなマイク系統も作っている印象があるものの、今回は全くそんな感じじゃない。

網の感じがガチマイク感を思わせる感じで良いなあって思う。

こちらは頂点部分がマイクの正面になっているみたいである。

 

ミュートボタンは物理である感じ。

しれっとあるから最初は見逃す人もいかねないかもしれないw

 

音量のつまみ。

マイクのゲインと、ここからスピーカーを取った際の音量の2つがある。

シンプルでわかりやすいつまみになっているんじゃないかなと。

 

端子部分は下に集中している。

XLR端子、USB-C、ヘッドホン端子がある。

まぁXLR端子がついているというのが大きな特徴となっている。

あると助かる端子なんだよな。

 

スペックは以下の通りとなっている。

製品名 FIFINE AmpliTank Tank3
種類 ダイナミックマイク
指向性 単一指向性
ビット深度/サンプルレート 16bit / 44.1k-48k Hz
周波数特性 50-16kHz
感度 -50±3dB
重量 527g
対応コネクタ USB-C / XLR
ヘッドホン出力 3.5mm

 

 

使ってみよう

では、実際に使ってみよう。

筆者、XLR端子挿すのないので、USBのみでの使用感をお届けする。

あと、筆者が持っていたマイクスタンド、経が合わなかった。かなしい。

 

接続すると、ミュートボタンが緑に光る。

ここで接続の有無がわかりやすくはなるが、ここしか光らないので非常にシンプルに仕上がっているといえる。

 

ダイナミックマイクなので、しっかりと方向を合わせる必要性がある。

今回のTank3の場合は、このてっぺんから入る方式になっているみたいなので、ここに合わせてしっかりとマイクを入れてあげることで、いい音が入る。

ダイナミックマイクはノイズを拾いにくいので、こういう所をしっかりセットしてあげることで強さをより発揮できる感じになっている。

 

ということで、音質の方はどうか?というと、しっかりと音を取ってくれていて、かなりクリアな音質に仕上がってくれている。

 

この外見と同じように、硬派な感じのしっかりとした音質という感じ。

前述した通りのダイナミックマイクの特徴である、ノイズの広いにくさを発揮してくれている。

音声をエアコンが効いている部屋で取ったりしても、ホワイトノイズがほとんど乗っていない。

人の声をしっかりと前に押し出してくれている感じがする。この音取るぞ!って感じ。

それでいて味付けとかが過剰にされている訳でもない感じも良い。

全体的にはフラットな感じと言いますかね。普通にいい感じに使えるなと。

単一指向性ということもあり、キーボードとかマウスの音は拾いにくいのかなという印象である。

ただ、音量面はすごく取れる感じではないかもしれん。

いつものソフトとかで見ても、波形の表示は大きくしてもそこまでめちゃくちゃ大きくなる感じではなかったので。

まぁでも音質はこの価格のダイナミックマイクとしては十分すぎるくらいには動いてくれているのかなって感じがするので、何も言うべきことはない気がする。

 

ソフトとかは存在しないので、マイク本体のつまみと、Windowsの設定とかで設定する感じになるので、シンプル。

 

ゲイン調整、モニタリング調整のつまみは普通に使いやすい。

横にあるので、配置は覚えないといけないといえばそうではあるのだが、そこまでわかりにくくはないし、動作的に問題は特にないと思う。

つまみはシームレスに動く感じの動作をしている。スムーズに動いてくれるぞ。

 

ミュート機能は、ボタンを押す形だが、通常時は緑で、ミュートになったら赤という表示。

シンプルな表示ではあるが、わかりやすさも確保してくれているんじゃないかなと思うぞ。

 

あと、これは動作を自分では確認できないのだが、XLR端子で使用する場合は、全ての機能が使えないという欠点が存在するらしい。

こちら、XLR端子で使おうと思っている人は注意するべき所だろう。

 

今回は、FIFINEの新作のマイク『FIFINE Tank3』をレビューしてみたが、いかがだっただろうか?

落ち着いた音声が収録できるダイナミックマイクに仕上がっており、ナレーション収録にしても、歌とかを収録するにしても、色々な用途に幅広く使うことが出来そうな印象。

全体的なデザイン性もシックな感じに仕上がっていて、めちゃくちゃいい感じだと思う。カッコいいよね。この感じ。

 

スタンドなどは付属していないので、スタンドかマイクアームが必須の商品となることは注意。このマイクだけを買えばすぐに使える!という系統の商品ではないというべきだろうか。

 

XLR端子もついているので、USB接続とどちらでも使うことが可能なのが良いポイントと言えると思う。汎用性的にね。

全体的な音質とか、外見含めて、比較的シンプルに仕上がっいる感じの商品という言い方もできると思うので、イメージに合った音が出ているみたいな評価もできるかもしれない。

 

FIFINEのマイクとしては、高い部類には入ってくるであろうこのマイクではあるのだが、それにふさわしい音はしっかりと出ている感じはするし、いい感じに仕上がってくれていると思うので、興味がある人は、是非試して欲しいマイクとなっている。

 

以上。