声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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F1 LEGENDSを見ていて感じた、今のF1に足りないもの。

モタスポがないと暇です。


このオフシーズン…特に今の時期はもうドライバーも決まってしまってますし、でもマシン発表とかはまだまだという中途半端な時期で、暇さが増大します。
ってなわけで、せっかくフジテレビNEXTに契約してるので、F1 LEGENDSを見ています。

やっぱり、昔のF1はいいなぁ…と改めて感じる次第です。(と高3は言っている)

今のF1はとにかく面白くないレースが多いというか、ただ単にメルセデスが強すぎるんですよね。
2007、2008、2009あたりは面白かったんですが…

で、F1 LEGENDSを見てて
今のF1に足りないものってなんだろう?
と、思いまして。
まぁ、当時のF1を生で見てた訳でもないんですが、個人的に感じた事を、適当に挙げて行こうと思います。

1、マシンの個性?
昔のF1って、とにかく個性が強いなぁって思います。
マシンの形とかもそうですし、カラーリング、エンジンとか。
特に、エンジンとかなのかなぁ…
V8、V10、V12が同時に走ってるとか。
NAとターボ両方走ってるとか。
なんかそういうのだけで面白いというか。
マシンでも、フェラーリはV12だからストレートは速いけど、マクラーレンは当時まだV10でコーナーはマクラーレンの方が速い…とか。
こういうマシンに関しての特徴?が大きくレースに影響してたように思います。
そういった点、今のレッドブルとかはそれに近いと思うんですけど。
そういうのが昔の方が濃かったんじゃないかなぁ…と思います。

2、昔の方が、バトルが『人間のバトル!』という感じがした。
今のF1って乗り易すぎるのかもしれません。
まぁそれは、所謂1994年のあのサンマリノの一件以降、安全性は飛躍的な向上をしました。
そういった点で、仕方ないのかもしれませんが、
それにしても、今はマシンが速ければ速い。
遅いマシンに速いドライバーが乗っても、なかなか厳しい。という点はより濃くなった気がします。
(まぁ、アロンソは例外の様な気はしますが…マクラーレンをあそこまで走らせられるのは、彼の腕があってこそじゃないかなと…)

まぁ、簡単に言うと、
今はマシンが戦ってる感じがするんですよね。
昔のバトルって、
こう人間と人間がしのぎを削るようなバトルで、ギリギリを攻め合う感じが強かったと思うんですよ。
こういった所は、こう色んな物が発達していった代償なのかもしれませんが…

3、DRSなんか要らない。
やっぱりDRSって要らねえな。って思いました。
オーバーテイクを増やす為…って言うのがDRSですけども、そうじゃないんやなぁって。
DRSを使用してのオーバーテイクって、大抵あっさりしたもんじゃないですか。
後ろの方が10km/h位速くなって、横に並んで、スーッと抜いていく感じ。
僕は、昔のF1を見てて、僕が見たいのはオーバーテイクじゃなくて、『バトル』なんだなぁと思いました。
後ろの方が明らかに速いのに、うまく抑える前のマシンだったりとか、
時には強引にアウトからまくって行こうとする後ろのマシンだったりとか、
こう数周にも渡って続くバトルって、見ていて楽しいんですよね。
最近はあっさりオーバーテイク出来るもんだから、例えばさっきあげたアロンソでも、マクラーレンホンダはストレートは速くないので、後ろからDRSを使われるとどうしようもない。
そら、DRSがなくてもスリップストリームはあるんで、あっさり行かれる時もあるでしょうけど、長く続くバトルをDRSは阻害しているような気がします。

実力が拮抗したレースを見たい。
そう、みんな言いますし、僕もそう思います。
日本のスーパーフォーミュラとか、フォーミュラEとかはその面が強くて、見てて面白い。
MotoGPなんか去年は本当に面白かった。ECU統一であそこまで面白くなるかと。
でも、昔のF1レースって、結構独走してるんですよね。
セナ擁するマクラーレンホンダが独走してたり、
プロスト擁するウィリアムズルノーが独走してたり、
シューマッハ擁するフェラーリが独走してたり…
ある意味独走してなかったのは、2007、2008、2009位の様な気がします。
でも、当時のレースって、面白いんですよね。
やっぱり、先頭が例え独走していても、レースは面白く出来るんですよね。
それは、個性的なマシンであったりとか、手に汗握るようなバトルとか、色んな面があったんだと思います。

今のF1、ついにバーニーが去り、新しい変革の時を迎えようとしています。
正直、不安と期待が入り混じっています。
確かに、最近のバーニーは迷走していましたし、今のF1が面白くない原因の一つではあったでしょう。
でも、新たな保有者である、アメリカ大手、リバティメディア上手く変革出来る保証はどこにもありません。
F1は間違いなく『変わる』でしょうが、それが良い方向に変わるか、悪い方向に変わるかは、分かりません。
もしかすると、上手く行き、面白くなるかもしれませんが、例えばアメリカ寄りになり過ぎる可能性もありますし、余計無茶苦茶になる可能性もあります。

しかし、今度のマシンのレギュレーション変更含め、人気が落ちてきているF1が少しでも面白く、少しでも良い方向に変わる事を、1モータースポーツファン、F1ファンとして望みます。

では。