声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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肉弾戦廃止のプリキュアは、本当にプリキュアなのか。

ついに、明日、プリキュアシリーズ14作目の

がスタートを迎える。

主要スタッフは数年の一度の大きな変更となり、また新たなプリキュアを見れる事だろう。
今回のプリキュアは、スイーツとアニマルというテーマの模様。
声優は、個性的な面子が揃っている。
元子役とか、元宝塚とか、初音ミクとか、
まぁ色々揃っている。(主人公のホイップの声へのTwitterの声が辛辣で笑う。まぁ、分かるけども。)

しかし、こういう事よりも重要なのは、
肉弾戦を封印する事
に他ならないと思う。
これはプリキュアを揺るがす事態だと、僕は思う。
これは、キラキラ☆プリキュアアラモードのディザーサイトが出た時に大きな話題と波紋を呼んだ。
そして、昨日のこの記事によって、本気で、本気で肉弾戦をしない事を確認できる。

僕は未だに信じられませんが。(魔法つかいの時も結局肉弾戦をしたので)
ここ数年のプリキュアの変化、というのは今までの変化とは大きく異なると思います。
2作前のGo!プリンセスプリキュアでは、
初めて『プリンセス』という幼児ウケが基本良いテーマに沿って、内容の濃いプリキュアが、
今までのプリキュアは魔法つかいではない』という大前提を崩し、
『伝説の戦士』から、
『伝説の魔法つかい』となり、
プリキュアをやりましたね。

今回も根幹を揺るがすような変更をしてきたなと思います。
肉弾戦というのは、プリキュアの看板みたいな物でした。
プリキュア=肉弾戦』
『肉弾戦=プリキュア
と言っても過言では無かったでしょう。
他の少女アニメとは、一線を引いた女者としては珍しい肉弾戦。
当時の『ふたりはプリキュア』のスタッフが少年アニメをしている人が大半だった事で、『女の子だって暴れたい』という企画書から始まったプリキュア
これが、プリキュア最大のアイデンティティの一つと言っても良いでしょう。

確かに、プリキュアは昔ほどゴリゴリの肉弾戦をしなくはなりました。
というか、初代が異常だったわけですが…
しかし、この『肉弾戦廃止』という事は、そのアイデンティティ、看板をぶち壊すということになります。

この事に関して、大友は不安を隠せないのです。

大前提として、プリキュアは6?9歳辺りの女の子向けアニメなので、僕のような男子高校生などがこういう事を言うのは筋違いなのかもしれませんが、
『肉弾戦のないプリキュアは本当にプリキュアなのか?』
と思っています。
先ほど、言った通り、肉弾戦はやはりプリキュアの根幹です。
去年の『プリキュアは魔法つかいではない』というところを止めた時も、相当驚きましたけど、
今回の『肉弾戦廃止』は、その比ではないと思います。
もっと言えば、今の所、まだ始まっていませんが、今のところは
『肉弾戦のないプリキュアプリキュアではない』
という考えです。
当然です。いつだって接近戦を仕掛け、その拳で敵をぶん殴り、その足でキックするのが、今までのプリキュアでしたから。
僕は、プリキュアがただの魔法少女アニメに成り下がるのが、今すごく怖いです。

僕にはまだ、
『肉弾戦を廃止する事でプリキュアらしさを描ける』
とか、
『拳に頼らなくてもプリキュアのかっこよさは描ける』
という意味が分かりません。
『肉弾戦がないプリキュアプリキュアである意味』が分かりません。
前述の記事のコメントには怒りに近いものを覚えました。
貝澤: 
女の子が戦う作品は、これまでたくさんありましたし、僕もやってきました。 
そのなかで、「女の子の本当の武器ってなんだろう?」と考えたんです。 
たぶんそれは、ときめきとか、想いとか、キラキラしたものとか、そういうものだと思うんですよ。 
アニメを通じて、それを目に見える力として描けたなら素敵なことです。 
では、その形はパンチやキックなのかというと、今回はそれとは違う様な気がしていました。 

今までのプリキュアを全否定する発言。
プリキュアというのは肉弾戦が良い所ではないでしょうか?
肉弾戦は女の子の武器ではないかもしれませんが、
プリキュアの武器は肉弾戦である所だと思います。
「それ、プリキュアじゃなくていいじゃん」
肉弾戦のないプリキュア麺の無いラーメンのような物
と思います。
もちろん、肉弾戦がプリキュアの全てという訳ではないでしょうが、大きな根幹であった事には変わりありません。
肉弾戦を廃止するだけなのならまだ許しますが、
今までの12年を否定するかのようなこの貝澤さんの発言には怒りを覚えました。
最低限、過去のプリキュアに対してリスペクトはして欲しいです。

まぁ、プリキュア中堅の老害の戯言と受け取ってもらって、結構ですが、
今の所、さまざま点で、不安が強いです。まだ、この作品がプリキュアである必要性が分かりません。
例えば、この作品がセーラームーンの続編と言っても、そこまで差し支えないと思います。
理解力がないのかも知れませんし、こいつは何を言っているんだと思われても、結構です。
またこの作品は幼児向けのアニメなので、大友がこういう事を言うべきではないのかも知れません。
が、今の所、このプリキュアに関して不安を持っているのは僕だけでは無いと思います。
現に、Twitterで行ったアンケートにもその傾向は現れています

まず1月上旬に行ったアンケート。
キラキラ☆プリキュアアラモード』についてどう思われていますか?というアンケート。

良いと思うが48%とほぼ過半数を獲得した一方で、
ダメじゃね?に23%とほぼ1/4を獲得してしまっています。

また、こちらは最近のアンケートで、得票数が少ないのですが、
『肉弾戦廃止についてどう思われますか?』というアンケートですが、

良くない、肉弾戦希望に過半数を現在超えています。

ただ、これは今の所。放送される前のお話です。
プリキュアというのは、安定して良い作品を供給し続けてくれます。
前作の魔法つかいもある程度違和感なく楽しめました。
プリキュアらしさ』は拳に頼らなくても描けるということなので、
是非に手のひらを返させて頂きたく思います。
去年、初めて東映側が『プリキュアの復活』…を明言した(ハピネスチャージで急落した売上は間違えなく痛いのだろう)
次のシリーズ。
今作は復活への『答え』となるべく作品のはずです。
肉弾戦なんか要らなかったんやと、思わせてくれるはずです。
まぁ正直、大友の事なんか気にしないでいいんで、とりあえず幼児に受けて、売上回復すると良いと思います。(大友がどれ位の売り上げ貢献をしているかは知りなせんけども)
不安は絶えないですが、
その答えは明日。

では。