声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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20周年の #プリキュア の迷走、単純に言えば稼ぎたいんだろうなあ…w(#ぼくプリ 案件)

書くのめんどくせえなあと思うけど、まぁ数字も欲しいし書くわ(正直)

 

ということで、おにじと申します。

 

今回は、プリキュア案件。

当ブログ筆者は、ハートキャッチ以降、プリキュアというものを見ている・気にしているという状態を続けている訳だが、20周年を迎えたプリキュアが、今までにないムーブをとにかくしたがっている印象がある。

当ブログでもオトナプリキュアなど含め、その動向は毎度お伝えしてきた訳だが。

oniji.hatenablog.com

oniji.hatenablog.com

 

今回は全員男で舞台でプリキュアをすると言い出したことについて、まぁアホちゃうかと思った訳だが、まぁ実際の所、金が稼ぎたいんだろうなあという所に落ち着いたので、筆者の考えをまとめておく。

どっちにしろ、プリキュアというか、女児向けアニメは大迷走時代に突入している。

なりふり構わなさすぎだろ

これまでプリキュアは、それこそキュアウイングの記事で掲載した通り、本当に男を入れたくて仕方がなさそうだった。

それまでもいわゆるプリキュアに近いポジションの男というのは存在したし、大本を辿ってセーラームーンにはタキシード仮面が存在したわけで。

そういうのはあったのだが、近年は男の戦闘参加だったり、より距離がプリキュアと近い(変身前と近いというよりは変身後とも近い)ようなものも非常に増えてきていた。

 

それこそ、HUGっとプリキュア最終盤の暴走や、ヒーリングっとプリキュアの物議など、これまでもこういう男関連に関してのアレルギー的反応(というか、プリキュアのコンテンツの根幹を揺るがすことになりかねないんだから当然っちゃ当然なのだが)

そういうのもあったので、割と慎重にことを進めようとしているし、悪く言えば日和っている部分もあったのがプリキュア

現在放送中の『ひろがるスカイプリキュア』も、結局男プリキュアと言いつつショタかつ人間でもなかったので、なんというかこのくらいなら許してくださいムーブが板についてきたなと思っていたのだが、本編じゃないにしても全員男とか言い出して、いきなりなりふり構わなさすぎだろというのが印象。

 

ここまでの慎重な動きは一体なんだったのか。一人本編で男プリキュアを出して、それなりに受け入れられたから、我慢できなくなってしまったのか…とも思ったが、そこから時間が経たなさすぎなので、最初からやる気満々だったんだとは思う。

最初からやる気満々なのがちょっと意味が分からないが。コレをプリキュアでする意味ってなんなんだよ以外の言葉がないので。

 

 

プリキュアでやる意義シリーズ

これを言う時に、結局『女の子だって暴れたい』を引用したくなるのだが、これを書いた鷲尾天がこういうのを嬉々としてやっている以上、この言葉を引っ張ってくることが正しいのかは微妙なところもあるというのも実情である。

実際、鷲尾は男の子はいつか出したいと言い続けていたし、プリキュアは変化あってこそという言葉は毎度言ってはいるのだが。

まぁこれまでのプリキュアにおいて、何度か挑戦的なことは行われているのは事実であり、それこそ最初の『ふたりは』撤廃は大きなムーブだっただろうし、そういう割と挑戦と変化というのを時代に合わせてしてきたことは事実ではあるとは思うのだが。

 

ただまぁ、それを『女だけじゃダメ』の方向に近年は考え過ぎというか。

これは、まぁボリコレジェンダーへの大敗を喫しているとしか言いようがないというか。

実際男もプリキュア見るし、筆者だって見ていたが、プリキュアというのは女がなるものであって、自分はなれないのか…とか思ったことなんて一回もないし、そこに疑問を覚える人間のほうがどっちかっていうと少ないだろうという感じはする。

まぁなんで戦隊モノにはたまに女いるのに、女モノには男っていないんだろうとか、言い出そうと思えば割とキリなく言えることを配慮し始めると、何もできなくなるというか。

 

プリキュアというのは、か弱いとされてきた女という存在を強く見せるというか、女だってこういうことしていいんやぞ!というメッセージ性も存在した作品であり、可愛くて強いみたいな所があるわけで、ここに男が入ってくるとことがややこしくなるというか、単純にアイデンティティを失いかねない行動なのだが、なんで最近はここまでやろうとするのか。

アイデンティティをかなぐり捨ててでもボリコレとジェンダーに配慮しないといけないクソみたいな時代であることは承知しているので、もう正直に「今の時代いれないとやっていけないんすよ」って言ってくれた方が良いまである。

ここまで割と男を入れたくて仕方がない気持ちは伝わってくる一方で、比較的既存ファン含めた人間に配慮していますよヅラをしてきた訳だが、本当はそんなことしたくなかったんだろうなというのが、いくら本編と関係ない舞台だとしても今回のやり方で割とハッキリと見えてしまった気がするのが、まぁやり方として単純に下手だなと思う。

 

 

当時の年代を狙い撃ちしているように見せたそう

まぁこれは周年だからというのもあると思うが、20周年、完全に女児向けアニメというのをそもそもかなぐり捨てていた所はある。

オトナプリキュアにしろ、魔法つかいプリキュアの云々にしろ、完全に大人向けの作品というのを作ってきている所がある。

これは周年だから、そういう元々見ていた層にもみたいな所は確実にあると思うのだが。

前述した2つは別個記事が存在するので、詳しくはそちらを見てほしいのだが、

oniji.hatenablog.com

東映がこういうのを上手く出来る気がしないというのを前提としつつも、まぁ当時のプリキュアファンもこの際一度集めておきたいみたいな意図は感じたわけである。

こういうのを空振りしていることが多い東映への心配は置いといて(置いとけないけど)比較的明確なメッセージな気はする。

 

今回の男舞台プリキュアに関しても、その延長線上にありそうに見える。

当時見ていた層をあらゆる方向から囲いたいのだろう。

舞台の時点でまぁ完全に女児男児とか関係ないなっていうのが正直な所である。

キュアウイングの時に使えた『男児』の盾を捨ててまでこれがやりたかったらしい。

というか、これをやることでキュアウイングくんの立場も悪くなりそうなんだけど、そこら辺って考えてやってるんだろうか。(男を許容し始めると嬉々として男を入れてくるみたいに思われても仕方ないので)

 

で、まぁこれは当時のプリキュア視聴層を狙い撃ちしているように見えそうだが、実際に狙い撃ちしているかは微妙な所である。

完全に俳優キャスト陣で釣る気が満々だろうと思われるので。

いわゆる近年の2.5次元、3次元舞台の女向けの人気というのは異常なものがあり、本当にアホみたいに釣られる、ある程度の金の企画とスタッフと人気の演者を集めれば成立する楽な釣り竿である。

なので、釣りたいのはあの頃のプリキュア視聴していた女というよりは、腐女子をただ釣って金を稼ぎたいというのが正直な所なんじゃないだろうか。

その方がてっとり早いし、稼げるし。女のほうが金を出すし。

今大人向けやってるから、女児男児向けじゃなくても言い訳が出来る年でもあるし、ここである程度成功すればそれを口実に永遠に稼げ続けるかもしれないし。

単純に稼ぎたいだけだと思う。プリキュアの看板を使う必要なんて1mmも存在しないが、大人向けプリキュアをやっている今であれば言い訳が効く、土台も整えて男プリキュアを本編にねじ込むことに成功したので、もうやりたくて仕方がなかったんだろう。

 

 

余程女児向けアニメは稼げないんだろうなあ…w

結局、アイデンティティをかなぐり捨ててまで男を推してくるのは、結局女児向けアニメって女キャラだと小さい頃までしか売れないという所も大きい気がする。

結局男がカッコいいになるものである。男が仮面ライダーとか見てるけど、大人になりゃ女を追うように、どっちにしろ異性を追っていくのが現実みたいな所がある。

 

他の女児向けアニメを考えてみよう。

ここたまは終わった。

アイカツは年を追うごとに苦しくなり、より女児向けに振ったら既存ファンからもそっぽを向かれて結果締めることになった。

プリティーシリーズは実質的に限界を迎えて止まっている。

サンリオはやる時はやるが、安定している訳では無い。

 

まぁやっていないみたいなもんである。

プリキュアが最後の女児向けアニメの希望の一つだったのだが、結果的に男に汚染され始めているというのが実情である。

固定観念を破壊するのがプリキュアではあるのだが、言うて最初から『女の子』が主語であったし、なんで『女の子』が主語だったかは、男の子のヒーローは存在したからであると思う。

ある意味で貴重なその枠を、今男の子に割くというのは、プリキュアの歴史的にどうなのだろうか?とひろがるスカイの時でも思ったのだが、こういう軽い使われ方をし始めると、もう終わりも近いのかなと単純に思う。これだけの人数になっている時点でプリキュア戦士に重いもクソもないのかもしれないが。

 

『戦士』呼びをやめようとしたり、『肉弾戦』をやめようとしたり、前提を定期的にぶっ壊そうとして、大体失敗しているか、やめてるだけでやめてないになるのも多いプリキュアではあるのだが、そんなことしなくて良いの次元が最近は度が過ぎているような気がする。

 

まぁ別にもうそんな見ていないっちゃ見ていないから勝手にすればいいと思うし、プリティーシリーズとかでも舞台なら男あっただろとか、なかよし系統なら男キャラはいるとか、なんとか擁護しようと思えば出来るが、なんとか擁護しようとしてそれだし、やらなくていいことはやらなくていいはずなので、何を考えているのか意味が分からないというのが素直な感想である。(同じ雑誌に男モノがあったら女しかいない作品に男を突っ込んで良いって無茶苦茶な理論だし、擁護として苦しすぎたな考えたけど)

とりあえず、こうでもしてとにかく稼ぎたいのが正直な所なんだろうから、正直にそう言った方が良いと思う。

少子化で女の子だけじゃ稼げません、男の子も本格的に入れて玩具で稼ぎたいです。

とか、

腐女子で稼ぐの楽なのでプリキュアの看板借りて稼ぎたいです

とか、

20年やってもう女の子だけで一年間回すネタがないから男混ぜたいです

とか、

ボリコレ、ジェンダー。”そういう時代”をある意味で盾にして金を稼ぎに行っている節が最近のプリキュアはある。

そうでもしないと、もう稼げないのかもしれないが、それで既存ファンにそっぽを向かれたら本末転倒以外の何物でもないだろう。

そんなに自分たちのアイデンティティを壊し続けて、今後やっていけるのだろうか。

安定した味を求めている店に変なリニューアルも、新メニューも必要ないのである。余計なことしか基本していない。

 

今回歓喜してるの、過半数腐女子だぞ。その腐女子の何%がプリキュアを見ていたのか。推しがプリキュアになるかも方向でしか話が進んでいない時点で、それがどういうことかをもう少し考えた方が良いと思うが…w

じゃあ見に行かなければ良いだけの話だろとか言われるかもしれないが、女をめっちゃ押してきたプリキュアがこういうことをホイホイしている現状を許せるかと言われると…w

 

とりあえず、キュアウイングの時に『プリキュアは男に関して非常に慎重にことを進めてきた』って擁護した自分を殴りたくなった。何も慎重じゃないんだよな。我慢できなくなっちゃってるから。やるにしてももうちょっと男をゴリ押しして慣れさせてからやればよかったのに我慢できなくなっちゃってるからなおのことダメ。

 

プリキュアって、前提の破壊において、これまでの歴史も定期的に破壊実験しようとしているのだが、それには結構失敗してること、自覚してるんだろうか…

地球防衛部でいいじゃん。なんで棲み分けが出来ないんだろうな各所。

 

色々と挑戦することは悪いこととは言わない。ただ、その結果何をしたいのか分からない、過去と矛盾が発生するようなことはしないに越したことはない。

20年を歴史を踏みにじるのもいい加減にした方が良いと思うが、その20年の歩みをしっかりと見てきているはずの人間も現在いるはずなので、もう救いようがないというか、このまま男がねじ込まれ続けるんだろうなと思う。

正気か?プリキュア

 

以上。