おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前当ブログでご紹介した『TourBox Elite』という左手デバイスを覚えておられるだろうか?(別のうちのブログじゃなくても結構見るだろうけど)
色々なキーやダイヤルがついていて、色々な使い方があって、慣れると非常に使いやすいモノになっている。
ただ、この商品中々に高いという所が手が届きにくいのかなと思う部分はあったと思う。
今回は、その廉価モデルとして、『TourBox Lite』というのが登場した。
価格が13413円とかなり下がった商品で、まだ手が届く価格になったのかなと思う。
今回は以前から引き続き、Tourbox様からのご提供で、『TourBox Lite』をご提供していただいたので、こちらをレビューさせて頂こうと思う。
この記事はご提供頂いての記事ですが、内容に関しては指示を受けておりませんので、素直に感想を書きます。
開封
ということで開封。
カラフルな感じの箱になっている。
なんかボタンとかの雰囲気でアートっぽくしてるのかなって感じ。
雰囲気あって割と良いと思う。
開けるといきなり説明書ドンって感じだった。
中身はこんな感じ。
TourBox Lite本体
USB TypeA to Cケーブル
ユーザーマニュアル
ということで、非常にシンプルなラインナップ。
まぁ廉価版ですからね。最低限って感じかな。
外観チェック
まずは外観からチェック。
形状はとしては、元々のTourboxよりも小さい筐体になっている。
ちょっと全体的にコンパクトになっているのかなって感じ。
廉価版ではあるものの、しっかりとした質感が担保されていて、良い感じだと思う。
こちらも前作までと変わらず、人間工学に基づいた形状になっている。
ボタンはちょっと減っている。サイドのボタンや十字キー、平面のスクロールとかが削除されている。この辺りは廉価版だから仕方ないのかなと思う。
サイドにはUSB-C端子。今作は有線での接続のみに対応しているので、ここからPCSに接続して使う形になっている。
他のサイドの面にはなにもない。ボタンとかもない。
背面にはしっかりと4つのゴム足があって、重さもあるのでずれるということはないと思う。
各種表記があるだけで、他に特に何もすることはない。
スペックはこんな感じ。
製品名 | TourBox Lite |
---|---|
接続方法 | 有線USB Type-C |
モーター | なし |
給電形式 | 有線:5V DC、30mA |
サイズ | 111x106x39mm |
重さ | 329g |
筆者はEliteを所持しているので、どれくらいサイズとかが違うのか、比較してみよう。
並べるとこんな感じ。
ちょっと幅が狭くなってる感じ。
ボタンが少ないのもこうやって見ると分かり易いのかなと。
シンプルになっているよね、Liteは。
また、動作的な違いで言うと、スクロールなどの所は触覚フィードバックがEliteはあるのだが、Liteはない(NEOもない)
厚さとかはそんなに変わらない。
サイドボタンがないとかしかサイドは差はない。
裏面は、Eliteは無線で出来るので差がある。
逆にそれくらいしか差がないので、今から購入される方はボタンがめっちゃ必要とかでなければこっちでいいんじゃね?みたいな所はある。
使ってみよう
じゃあ、使ってみよう。
まずはソフトをダウンロードするところから。
『TourBoxコンソール』というソフトをダウンロード。
ゴリゴリ英語だけど画面通りに進めていこう。
ダウンロードし終わって『TourBoxコンソール』が開くと、日本語対応になるので、問題ない。
ここから『TourBox Lite』を接続していく。
Bluetoothか有線かという選択肢が出てくるが、本製品はUSBでの有線接続のみなので、USBで接続しよう。
ドライバが勝手に当たって、画面が変わる。
終わってこの画面になれば設定完了。
筆者は『Elite』の設定が引き継がれた感じになった。
こういうのちゃんと引き継がれるとありがたいんだよな…
もちろんデフォルトでもいくつかテンプレートが存在するので、そちらをベースに使うことも可能だし、サイトで色々なプリセットが出ていたりする。
…まぁLiteはボタンが違うので使えないのは結構あると思うけど…(
このサイズになっても、ちゃんと押しやすい所にボタンがあるなあと感じた。
ボタンの形も違うので、触った感覚とかで分かりやすいんじゃないかなと思う。
この辺りはTourboxシリーズの良さというのは廉価版でもしっかりと踏襲されている。
ボタンの感触は結構カチカチと音が鳴る感じで、Eliteよりもちょっと柔らかめで、カチカチ言う感じかなと。でも安っぽさとかは全然ないのが良いなと。
廉価版でありながら、質感が落ちた感じがそんなにしないんですよね。
スクロールやノブ系も質感良くきれいに回ってくれるしなあ…
自分でショートカットを決めていくのは、中々に最初は大変ではある。
ただ、前述の通りプリセットはあるので、それをベースにやったりすると楽かも。
最初設定してしまえば、そこからは使い続けられるしね。
ボタン数が減っているというのが、ちょっとな?と思うかもしれないが、キーを同時押ししたり、ダブルクリックしたりとかで動作を増やせる。
また、既存の組み合わせじゃないやつも自分で設定が可能。
なので、割と多くの組み合わせとかで増やしまくれる。
色々設定できるのは良いけど、それが覚えられるかい!って感じは正直あると思う。
こちら、画像のように設定した情報みたいなのを出すことが出来る。
これで何を設定したかを見れるのは便利だと思う。
サイズなども変更可能。
表示する項目とかも自分で設定出来るので、かなり見やすいと思う。
ハード面もソフト面もしっかりとしていてめっちゃ良いと思う。
ソフト面はアップデートかなり行われているのもあって、かなり洗練されているからね…
〆
ということで、今回は『TourBox Lite』をレビューしてみた。
廉価版ということだったが、正直価格差ほどの廉価感はないのかなあという印象。
ボタンとかが減っていたり、有線での接続のみだったりとかはするものの、逆に言うとそれくらいしか機能性として明確に減った箇所がないっていうのがポイント。
特にEliteとの価格差を考えればかなり安くなっているのにもかかわらず、質感とかの部分でもこれはチープだなと思うようなところが少なく仕上がっている。
そして、ソフト自体はこれまでのTourboxシリーズと全く同じものが使えるので、安定性もあれば、カスタマイズ性とかに関してもしっかりと担保されている。
もちろん使えない機能も一部あったりはするのだが、それも一部って感じで、基本的にはEliteとかNEOからのデータも引き継ぐことだって可能なくらいには互換性がある。
ボタン表示とかのHUD表示とかもかなり綺麗にできるのが強いんだよなマジで。
Tourboxシリーズは、使っていって慣れていくことで本当に効率性が増すので、これが手の届きやすい価格で購入できる選択肢が増えたのはデカいと思う。
まぁそれでも言うて結構するじゃんと言えばするんだけど、それでも価格差を考えるとかなり安くはなってるので、かなり努力したんだなと思う。もっとチープになっても良いところだけど、頑張ってるなと。
これから左手デバイスを検討されている方とかならマジでいいんじゃないの?って思う商品なのでぜひ。
以上。