おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前もレビュー記事をご提供で出させていただいたBeelink様。
今回は元々『SER8』をレビュー予定だったのだが、なんか在庫がないとかで、『SEI 14』をレビューすることになった。
SER8も今度させて欲しいが、今回はこちらをレビューしていこう。
Beelink SEi14 Intel Core Ultra 5 125H Mini PC 14C/18T Frequency up to 4.5GHzwww.bee-link.com
開封
では開封していく。
結構シンプルな箱になっていて、筐体の画像が貼られている感じ。
これまでレビューしてきたのとは違うなあって。
SEシリーズってかいてあった。
裏面にスペックとかちょっと記載されてました。
中にHelloって書いてた。Apple?(もうやってないだろ)
中身は以下の通り。
PC本体
電源アダプタ
HDMIケーブル
ユーザーマニュアル
まぁ前回とほぼ変わっていない。
今回の電源アダプタはかなりコンパクトに収まっている感じだね。
HDMIケーブルは一本付属。
結構シンプルな内容物となっている。
外観チェック
では本体の方を見ていこう。
なんかシンプルな筐体だなあって感じ。
全体的にシルバーの筐体に仕上がっている。
Beelinkロゴが鎮座している。結構存在感はある気もするが、落ちついた雰囲気を感じる。
サイドとかもなんもない。シンプルすぎていうことがない。
インターフェイスをチェック。
左から、電源、CMOSクリア、3.5mmイヤホンジャック、USB-C 10Gbps、USB3.2 10Gbpsとなっている。
前にはシンプルラインナップって感じ。USB-Cも10Gbpsだし。
背面は左からUSB3.2 10Gbps、USB2.0 480Mbps、LAN 2.5G、DisplayPort(1.4a 4K 144Hz)、USB2.0 480Mbps、HDMI(2.1 4K 120Hz)、Thunderbolt4 40Gbps、電源。
めっちゃ豊富なインターフェイス。
4K対応がめっちゃ多い上に、Thunderboltもついているので良き。
裏面。前回同様ゴムが付いており、取り外しが楽になっている。
こっから内部へのアクセスも可能だ。
スペックは以下の通り。
製品名 | Beelink SEI 14 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel® Core™ Ultra 5 125H(14コア18スレッド、4.5GHz) |
GPU | Intel® Arc™ graphics |
RAM | 32GB DDR5 (5600MHz)最大 64GBまで換装可 |
ストレージ | M.2 SSD PCIe (2280) |
対応通信規格 | Wi-Fi 6E, Bluetooth5.2, 有線LAN |
インターフェース | 3.5mmイヤホンジャック、USB-C 10Gbps、USB3.2 10Gbps、USB3.2 10Gbps、USB2.0 480Mbps、LAN 2.5G、DisplayPort(1.4a 4K 144Hz)、USB2.0 480Mbps、HDMI(2.1 4K 120Hz)、Thunderbolt4 40Gbps |
本体サイズ | 135 x 135 x 44.7 mm |
前回の無印から、かなりアップグレードされている。
使ってみる
ということで使っていこう。
プレーンなWindows11を搭載している。
こういうときの設定は大体有線でまず繋いでおくのが良いし、楽なんだが、めちゃくちゃコード多いみたいになるのどうにかならんかな(最初だけだしええか…w)
Windows11 Proを搭載。プレーンなのが入ってる。
Cドライブは400GB台前半となる。
まぁこれはそういうものである。
システムでもIntel Core Ultra 5 125Hと、メモリ32GBを確認。
スペック相変わらずの良さである。
タスクマネージャーで見ると、そのコア・スレッドの多さが出てくる。
HWiNFO64での表示はこんな感じ。
メモリはCrucialのものが使われている模様。
DDR5-5600のものが使われていた。
CrystalDiskInfoでのM.2 SSDはCT500P3PSSD8となっている。
こちらもCrucial製のNVMe接続のM.2SSDの模様である。
CrystalDiskMarkのベンチも回しておいた。
やはりM.2でNVMeだとこれくらいは出てくるなと。
まぁ最近はもっと速いのあるけど…ほぼ有効性ないからなあ(
各種動作に関してもまぁ問題はない。当たり前だけど、この性能で問題は起きないだろってスペックだし。
発熱という所はかなり抑えられている印象。
ファンの音はやはりする。
小さいだけに、それなりにファンが小さめになる関係上する。
底面が完全にメッシュになっているのと、背面の上も吸気口となっていそうで、そちらで空気がめっちゃ循環してる感じだった。背面から温かい熱が負荷をかけると出てくる感じ。
ベンチマークの方を見ていこう。
まずはCineBench。
マルチスコアは12000超えのスコアを記録。
しかしまぁ、iってつかないの違和感あるなとこの表示を見て思った。いつもついてるものがないって感じがするよね(
シングルスコアは1588。
シングル性能も求められる所って意外にあるんだけど、こちらはそれも問題ないのかなあって感じはする。
続いてはFF XVベンチ。
標準画質、3133で普通。
まぁこの重さになってくると、幾らCPU内蔵GPUが良くなってきたとは言えって感じではある。
設定をもうちょっと突き詰めればどうにかなりそうな感じがするのが凄いよね。
続いてFFXIVベンチ。
標準品質でやや快適の6633。
この辺りはやはりRyzenの方が上感はあるが、それでもインテルの内蔵グラフィックの向上は感じられる数字になっているんじゃないだろうか?
というかXIVのベンチバージョン変わってた。これまでの数字と同じように出ているのかがちょい心配ではあるが…まぁええやろ(
こういうテレメトリーとかが出せるのも特徴。結構面白いよねこういう表示。
〆
ということで今回はBeelink SEI 14をご紹介した。
インテル搭載モデルとして、安定した動作が期待できるものになってる気がする。
今までレビューしてきたBeelink製品とは結構筐体の感じが違うモノになったわけだが、こちらはこちらでクオリティが高くシンプルな印象になったかなと。
裏面を開けるシリコンとかもついていて、内部のアクセスに関しては前から良かったんだけど、足ゴムとか含めてより完成度が向上していてこちらにも感心した。
動作としてもサクサク稼働してくれる感じで、最近のIntelのCPUのPコアとかEコアでの効率的かつ速い動作というのを感じられるモデルになっているのではないだろうか。
グラフィック面も、昔のIntelの内蔵GPUと比較すればかなりの向上ぶりだ。それでも内蔵GPUではあるものの、ある程度のことは出来る幅が出来てきた感じがする。これがArcという所だろうか。
なんだかんだIntelは安定感、安心感があるので、こちらの良さを感じられるミニPC担っていると思う。気になる方はぜひ。
以上。