ちゃろ~、おにじです(激寒)
いもウザを読みたいのだが、なんかウマ娘やらいろいろで読み進められていない(半分は読んだけど)
という事で、今回はエロゲというか、ゲーム会社株式取得云々のお話。
と言いつつ、フロントウイングにそんなに思い入れはない模様。
- ブシロードがフロントウイングラボを買ったらしい
- 『フロントウイング』と『フロントウイングラボ』はまた違うらしい
- 2019年3月にフロントウイングラボとブシロードは業務提携を行っている
- グリザイアクロノスリベリオンはブシモが作ってる
- 考えられる影響
- もうブシロードと組んで二年なので、そんな大々的に変わる気もしないけどね…
- 【追記】フロントウイングラボがリリース出してた
ブシロードがフロントウイングラボを買ったらしい
毎度この時期は、四半期決算短信が出るわけだが、ここにおいてブシロードは『フロントウイングラボ』を子会社化した事を公表した。
【適時開示】
— ブシロード公式 (@bushi_PR) 2021年3月16日
連結子会社の代表取締役及び役員の異動に関するお知らせ、株式会社フロントウイングラボの株式の取得(子会社化)に関するお知らせを掲載いたしました。
ブシロード企業サイトよりご覧いただけます。https://t.co/cTv4Ce5BDZ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7803/tdnet/1944867/00.pdf
当社は、2021 年3月 16 日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社フロントウイングラボ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山川竜一郎 以下、フロントウイングラボ)の株式を取得する契約を締結し、同社を子会社化することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.株式取得の理由
当社グループは、良質な IP(IntellectualProperty:知的財産)を開発・取得・発展する IP ディベロッパーとして「新時代のエンターテイメントを創出する」ことをミッションとし、既存タイトルのサービス向上に努める一方で、新規 IP への開発投資や他社の有力 IP との提携に積極的に取り組んでおります。
一方で、フロントウイングラボはその前身となる株式会社フロントウイングも含めると 20 年以上にわたりIP 開発に携わっており、「グリザイア」シリーズなどの有力な IP を保有するとともに、渡辺明夫氏をはじめとする多数の実力あるクリエイターと強固な信頼関係を築いております。また、近年はメディアミックスにおいても実績を積み上げており、自社 IP だけではなく他社 IP も含めたアニメのプロデュースを積極的に推進し
ております。
当社とフロントウイングラボは、スマートフォンゲーム「グリザイア クロノスリベリオン」の配信等で協業していく中で、同社が当社グループに加わることは当社が掲げる IP ディベロッパー戦略の良い補完関係になるとともに、両社の成長を加速させるものになると考え、本件株式取得について決定いたしました。
今後の見通しとしては、フロントウイングラボは、連結子会社となる予定の模様である。
というのがリリースな訳だが、これ割とややこしいが、まぁ子会社化するのは既定路線だったんじゃないかなあという感じである。
『フロントウイング』と『フロントウイングラボ』はまた違うらしい
まずややこしいのが、『株式会社フロントウイング』と『株式会社フロントウイングラボ』は会社が違うことである。
ただ、これ本当にややこしいのが、『株式会社フロントウイングラボ』の情報って殆どないのである。
『株式会社フロントウイング』の情報は多く存在するのだが、ラボの方は全然ない。
とりあえず『フロントウイング』と『フロントウイングラボ』のHPは違い、『フロントウイング』はおなじみの青、『フロントウイングラボ』は緑のカラーリングが印象的である。
一応、フロントウイングラボの説明としてはこうなっている。
株式会社フロントウイングラボは
自身のエンターティメント業界での
20年間の経験をもとに、
時代に即したアニメ・ゲーム・
その他のエンターティメントを
企画・制作・プロデユースし、
実際に世界中に発信する会社です。優秀なクリエイター陣の力を
最大限発揮できるような、
フロントウイングラボにしかできない作品を
より多くの人に届けることを使命としています。なお、既存の株式会社フロントウイングは
PCゲームの開発・販売会社として
続けていきますので
引き続きよろしくおねがいします代表取締役社長 山川竜一郎
まぁ所謂、版権系統と、メディアミックスを担当するのが『フロントウイングラボ』で、PCゲーム作るのが『フロントウイング』という感じなんだろうか?
まぁ本当に情報がない。ちなみに『フロントウイングラボ』は2018年9月設立なので、半年でブシロードと連携して、二年後に子会社化されるという運命を辿っている。
ただ、まぁ分からない。
両サイトを比較してみても、ほぼほぼ変わりないっちゃ変わりないし。
これがフロントウイングで、
これがフロントウイングラボ。
これがフロントウイングで、
これがフロントウイングラボ。
フロントウイングにはなぜか会社概要がない。
でも株式会社フロントウイングは存在するらしい。
ちなみに、採用情報は全く同じだった。
ただ、フロントウイングの方には『採用情報』のタイルがあるが、フロントウイングにはなかったりする。
あとフロントウイングラボには、グリザイアシリーズのゲームタイトルが並んでいないのと、全年齢であるファントムトリガーとISLANDしかない。
こういうところを考えると、フロントウイングラボは主に全年齢サイドなのかなあ…と思う。
ちなみにANIPLEX.EXEからリリースされ、枕と組んで出した『ATRI』は両方とも表示がタイルで表示されている。
基本的にグリザイア10周年記念云々はどうもラボ側っぽい。
どこがラボで、どこがラボじゃないのか、この辺の話がまぁ少ない。
ちなみに、Wikipediaには『フロントウイングラボ』の文字は一つもない。
2019年3月にフロントウイングラボとブシロードは業務提携を行っている
あと理解しておくべきなのは、フロントウイングラボとブシロードは唐突に子会社化に向かったわけではなく、業務提携という物が存在した事である。
2019年3月、フロントウイングラボとブシロードは業務提携を行っている。
ちょうど『グリザイア:ファントムトリガー』が劇場公開されるようなタイミングで発表されており、ここから二年経った今回、子会社化の方向に進んだ模様だ。
当時の内容としては以下の通りとなっている。
内容
1.アニメ『グリザイア:ファントムトリガー』をはじめとする、フロントウイングラボの行うコンテンツ企画への宣伝協力。2.双方の経営資源を生かした、新規コンテンツ企画の開発。
目的
フロントウイングラボは、ゲーム制作において独自ブランドを保有しており、海外向けのローカライズにも積極的で、ソーシャルゲームやアニメ制作など多角的な経営を進めています。フロントウイングラボとの提携により、ブシロードの宣伝力・展開力を用いてコンテンツのメジャー化を促進し、より魅力的な作品を生み出すことが可能になると判断しています。
本プロジェクトを皮切りに、お互いの長所を生かしさまざまなことに取り組んでいきます。個別の業務提携の内容は、今後必要な契約を締結のうえ推進していくとのこと。
グリザイアクロノスリベリオンはブシモが作ってる
また、グリザイアのソシャゲである『グリザイアクロノスリベリオン』はブシモが作っている。
公式サイトを一番下まですれば、フロントウイングとブシモのロゴが並び、『©Frontwing Published by Bushiroad Inc.』って書いてる。
なので、もうフロントウイングとブシロードというのは結構前から関係ができあがっており、今回の『フロントウイングラボ』子会社化の方向に進んだのだろう。
言うなれば既定路線だし、もうすでに我々の元にブシロードと組んだ物が多く存在している。
考えられる影響
さて、ここまでフロントウイングラボとはなにかと、フロントウイングとブシロードの関係性に関して書いてきた訳だが、実際の所今回の子会社化で考えられる影響とはなんだろうか?
その答えだが、もうすでに業務提携を結んでいた訳だし、ここ最近のフロントウイングの動きにブシロード要素がどこにあったのかを考えれば、まぁ基本的にその路線が継続されていくという感じになりそうだ。
ブシロード系列声優の起用の可能性
単純に、何かしらの形でブシロード系列声優がねじ込まれるという事である。
こちらは、『グリザイア クロノスリベリオン』のオリジナルキャラにて尾崎由香がいたり(リリース前に響を退所して研音に行くが、まぁ採用当初はブシロード枠だろう)
フロントウイングがプロデュースという形で関わっている『ぼくたちのリメイク』に関しても、寺川がいたりする。
まぁ、特に全年齢において、フロントウイングが関わる作品に、響か、エースクルーか、S辺りの声優がねじ込まれる可能性はあるだろう。
現に今でねじ込まれてるので、ねじ込まれるんじゃないだろうか。(語彙力)(やだなー)
バンドリ系統がタイアップしてくる可能性
バンドリ系統のタイアップの可能性はあるだろう。
前述の『僕たちのリメイク』でも何かタイアップしてた。両方してた。
「なんでここにブシロードが?」と思ったがそう言えば業務提携してたし、グリザイアにも尾崎いたしなあ…と思ったら、子会社化した。
この系統、続くのかもしれない。(やだなー)
ブシロードコンテンツでフロントウイングコンテンツがコラボする可能性
せっかく子会社化にしたのだから、フロントウイングの何かしらの曲を使う可能性はありそうである。
でも、もしバンドリでカバーとかしても、需要あるのかな?という疑問はある。
まぁ現実的にはもうちょっとターゲット年齢層が高いD4DJの方で使用するとかの方が有り得そうである。
PCゲーム制作サイドには影響は少ない?
フロントウイングの本業であるPCゲーム制作においては、会社が違うので影響は少ない可能性が高いのではないだろうか。
ただ、そもそもフロントウイングがこれ以上PCゲームを作る気があるのかが疑問である。
まあ『ATRI』は作ったが、あれは共同開発だし。
もっと言えば、もうエロゲを作る気無い気がするので、影響はないけど作る気もないみたいな感じで終わらなきゃいいが、どうだろうか?
もうブシロードと組んで二年なので、そんな大々的に変わる気もしないけどね…
まぁ業務提携と子会社化の違いはあれど、もうフロントウイングとブシロードが組んで二年経過している訳で、各所ですでにブシロード色が出ている事を考えれば、そんなに大して変わらないんじゃないのとか思ったりしてる。
ただもうそういった意味では普通に侵食されているのがオチなので、こういう形のねじ込みが、フロントウイングが関わっている場合でも普通に起きそうな感じである。
この子会社化によって『フロントウイングは終わった』という言い方をする人間もいると思うが、その理論で行くならば、『もう二年前の時点で終わっていた』という方がより正確な気がする。
箱庭も広げればという形だろうか、ブシロードもいい加減外の世界で正当に戦わせてあげないのだろうか。
ただ、ファントムトリガーの版権とかそんなに必要なんだろうか?
正直、グリザイアシリーズというモノはそれなりに大きいとは思うのだが、全年齢にしたファントムトリガー側って、そんなに話題になってない気がするんだが…
【追記】フロントウイングラボがリリース出してた
フロントウイングラボがリリース出してたので。
本日の発表の通り、弊社フロントウイングラボは株式会社ブシロードに株式を一部譲渡し、株式会社ブシロードのグループ会社として活動することになりました。
弊社は5年ほど前から、ゲーム事業だけでなくアニメ事業などエンターテイメント事業を幅広く行っており、広報宣伝などを補強すべくパートナーを探して参りました。
2019年3月に株式会社ブシロードと業務提携をした後、劇場アニメ『グリザイア:ファントムトリガー』公開やソーシャルゲーム『グリザイア:クロノスリベリオン』のリリースにもご尽力を頂き、この度、このような形でグループに参加することとなりました。
https://gri-chro.grisaia-pt.com/これから、弊社の強みである「原作の制作」や「クリエイターのマネージメント」といった強みを活かし
同じグループのメンバーとしてお互いの価値を高めていけるよう頑張っていきます。今後とも、フロントウイングが生み出す作品への応援よろしくお願いします。
2021年3月16日
株式会社フロントウイングラボ
代表取締役社長 山川竜一郎
※誠に勝手ではございますが、祝花等につきましてはお気遣い大変ありがたく存じますが謹んで辞退させていただきます。
その代わりに、僭越ながらAmazonのウィッシュリストを公開いたします。
いやブシロードなんかと組んで祝花しようと思うやつとか、おるか?
ちなみに、フロントウイング側には何も記載ないので、やっぱ会社としては別で、ブシロード傘下になったのはあくまでもフロントウイングラボだけの模様。
以上。