おにじと申します。
公開自体は昨日でしたが、一応宮蔵の生放送を待って掲載するという感じにしておきました。
ALcot、最終作『CloverMemory's』を発表。3月クラウドファンディング開始。
ALcotは、最新作であり、ALcotとして最終作である『CloverMemory's』を発表した。
ALcot新作、ティザームービー公開致しました
スタッフは以下の通り。
原画:あゆま紗由・橋本タカシ・真崎ケイ・あおなまさお
サブ原画:PRIMIL・くない瓜
SD原画:あおなまさお
シナリオ:空下元・宮蔵
企画:空下元
歌:真理絵・茶太
ALcotは、この作品を最終作とすることを発表しており、これでALcotは幕引きとなる模様である。
RTやいいね通知に、あるらじや生放送によく来てくれる方々のお名前がたくさんあって、胸に来るものがある。ごめんな。そしてありがとう。でもまだ終わっちゃいないんで、最後まで付き合って貰えると嬉しいッス!
— みやぞう (@miyazo) 2024年2月1日
終了の理由として、年齢的な問題。体力的な問題という所の自覚。(狭心症になっているらしい)
次回作を作れる気力とかはあるが、これから5年10年出来るのか?という気持ちがあった。
今の熱量で作れるタイミングで終わろうとのことである。
Cloverシリーズで区切りが良いことや、コロナ禍の部分なども理由ではあるとのこと。
あくまでも会社が倒産するとか、業界の問題とかではなく、いいゲームを作れるうちにやめようということ。
なお、『CloverMemory's』は、来年の11月頃の発売を考えているとのこと。(CloverHeart'sの発売タイミングと重ねたいという意図があるもよう)
そして、その後ブランドとしてのラストライブが出来たら良いなと考えており、そこまでやるのが限界かなという気持ちらしい。
他のスタッフに引き継ぐのかという所は、スタッフはクリエイター気質だったこともあり、引き継いでということにはならなかったということであり、後継のブランドなどが出来る予定も現状ないということである。
今後のスタッフの動き等に関しては現状は不明であるとのことである。
また版権管理や、事務的な所での稼働は会社として続き、現状のサブスクの動作、FANZAなどでのDL版の販売という所も今後も続くということ。HPも当面(宮蔵の目が黒いうち)継続されるとのこと。(倒産とかそういうことではない)
コンプリートボックスなども検討はしているとのこと。
そもそもALcotとしての動作に関しては、この作品とライブ稼働があり得るので、もう少し続くんじゃという感じではある。
また、宮蔵自身のサークルは継続するとのことであり、あくまでも自分たちでしっかり終わらせるという形になっていそうで、会社的な限界ではなく、宮蔵側の体力的限界の面が強そうな感じである。
また、クラウドファンディングでやる理由としては、お金を借りて作ることも出来たのだが、普通に出してさよならはつまんねえなと思ったとのこと。
最後だからこそ、一つのイベントとして、プレイヤー側を巻き込んで色々とグッズこれが欲しいとか言い合って盛り上がりたいとのことである。(最後にでかい花火を)
またリターンでのグッズもディープなものも出来るという所が一番大きい理由とのことである。
否定的な意見も承知の上で(前回もやらかしもあるし)みんなで最後に花火を打ち上げたいのと、応援してくれる声の方が大きかったという所で、クラウドファンディングですることを決断したとのことである。
前回の反省も活かしながら、しっかりと制作を行っていき、「あの野郎上手い事やりやがったな」という感じにしたいとw
クラファンの方式に関してだが、今回もCAMPFIREでのクラファンを予定しているとのこと。
3月の上旬からGW明けの期間を予定しているということである。
All or Nothing方式を採用するとのこと(俺達最終作を作って良いのか?という問いかけという部分があるとのこと)
ということで、内容自体はR18ではなく全年齢で行う形となる。
ただまぁ…まぁそういうことですね、ハイ(
活動報告は月2回は出したいとしている。
また一般販売は、本体とサウンドトラックは発売する予定であり、発売日は1ヶ月クラファンより遅らせるとのこと。
Steamなどの可能性や、CS版の可能性もなくはないとのこと。
リターンに関しては、本体とサウンドトラック以外のリターンはクラウドファンディング限定。今後の追加発売などはなしの予定。
来週以降に雛形を作り、ファンと揉んでいき作っていきたいとのことである。
来週から毎週20時から生放送を行い、クラウドファンディングの内容を構築していくとのこと(アーカイブあり)
マシュマロなども開設し、今後のリターンへの提案なども受け付けるとのこと。
これまでの作品を振り返ったりとかをする感じになる模様。
2025年11月を予定しているのは、クローバーシリーズは制作に1年半かかっていること、クラファンが成立してから外注とのスケジュールを合わせる為発売までの時間が開くとのことである。
ハニカムに関しては、開店休業という形になる模様。(同時に閉まるのが確定したということはない)
一応宮蔵の気が向いたら可能性はあるにはあるらしい(傭兵を集めて1本くらい)が、現実的には上記の理由的に厳しいとは思われる。ただこちらは生き返る可能性が残されているという言い方はできる模様。
また原画に関しては仁村先生は、絵の方は一定離れられていたということだが、一部サブ原画にPRIMIL名義で参加するという形となっている模様。(仁村名義は既に引退されている、他に仕事をやられているということでエロゲのフル原画は不可能だったとのこと)
現実的な話と、終わることが出来るということ
現実的な話、ALcotの直近の作品は『将軍様はお年頃 ふぁんでぃすく -御三家だヨ! 全員集合-』(2019)であり、既に5年の月日が経とうとしている。
まぁこれは大体、キャラクターソングのクラウドファンディングが全く予定通りに進まなかったことが原因ではある。
ただまぁ、これは大体本当に新型コロナが悪いという言い方をしてあげることは出来ると思う。
まぁそれにしても一発目にしては規模が大きすぎたんじゃないかとか、それにしてDropboxのリンク出しを間違えるなよとか、それで個人情報を2、30分流出するなよとか、言うべきことはあるとは思うのだが、そもそもはコロナがあったことによって、収録がままならない状態にならなければそういうことも全てなかったとも感じてしまう部分はあるので、なんというかまぁ、不運だったのかなあという風にも感じる。
おそらく、このクラファンが比較的滞りなく終わっていれば、少なくともALcot系列においてもう1作品くらいは多く発売されていた可能性というのはあったと思う。
現に、クラファン開始時に考えていたはずの新作はALcotではなく、ALcotハニカム側であったと記憶している。おそらく他にも素案があった可能性があるが、結果的にクラファンの長引きという所が、ブランドとしての寿命を縮めてしまったのかもしれない。(なので、なんなら今回の発表がハニカムなら、ALcotはまだ続くかもなと思っていた)
まぁDropboxミスったのは普通にアカンので(事故るのはすごく分かるし、アレが早く出したいという善意から出るものであったことは一定は理解しているから、筆者としては強く責めるようなことはしたくない)アレではあるのだが、それにしてもなあ…と思う部分はないとは言えない。
今回の発表においても、またクラファンかよという気持ちに関しては非常に分かるのだが、ALcotは、キャラクターソングクラファンの頃から新作に関してはクラファンの方向性で考えていたし、直近の生放送でも新作の制作はクラファンになることは予告していた。
現実的な所で考えると、今のALcotがフルプライス作品のエロゲを作る余裕というのはそこまではないんじゃないかなと感じてしまう部分もやはりあり、クラファンに頼るという感じでないと、思ってしまう所はある。(そういう理由ではないっぽいにしても)
クラファンに関して言うべきことはあるとは思うのだが、前回のクラファンは誰にも予想できない新型コロナウイルスというイレギュラーがあったという前提に関してはやはり忘れないでおきたい気持ちはあるかなと感じる。
何にしろ、「この作品で終わります」と言って、終わることが出来るというのは素晴らしいことだと思う。
幾多のエロゲメーカーが、フェードアウトしたり、消息を絶って消えていく。
急に倒産したりとか、そういうので消えていくのが日常茶飯事。
そういう中で、ちゃんと最後を決めれる。ゴールを決められるというのが、どれだけ良いことなのか。
終わるということは寂しいことは間違いなくあるのだが、それは素晴らしいことであることというのは頭に置いておきたい。
20年の歴史の終わりを見届けることが出来るというのも幸せなものですからね。
割と円満な終わり方みたいな感じがするので、そこまでどうこう言わなくても良いんじゃないかな合って感じはするんだけど。
…しかし声優どうするんだろうなあ、ALcotと言えばやはり北見六花と遠野そよぎというのはある。あの二人は出るんだろうか。他どうするんだろう。興味は尽きないね。
以上。