声オタおにじくんの声学審問H!

声オタおにじくんの声学審問H!

過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

声オタおにじくんの声学審問H!


おすすめ記事

えっ、今年もガチ配置してるじゃん。『トロピカル~ジュ!プリキュア』声優ご紹介

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

発表が朝早すぎんのよ。6時は、今の御時世になってからは起きてないのよ。

まぁ今年は色々とイレギュラーではあるんだけど、発表もそんな激速だとは思わなかったわ。

というわけで、毎年恒例のプリキュア声優発表がやってきた。

今年は新型コロナによって開始が微妙に遅れるため、この1月末に声優発表という形に。

 

なんだかんだ筆者2010年からプリキュアを追っているらしいので、丸10年経過しててビビる(プリキュア→深夜アニメ→声優という経路を通ったらしい)

こっちの勝手な予想をいい意味で裏切ってくれた感じがあるが、とりあえずご紹介していく記事である。

久々だな声優発表に伴うご紹介記事。

f:id:oniji:20210129111423p:plain

『トロピカル~ジュ!プリキュア』は18作目・16代目

毎年のプリキュアの流れにおいて、商標登録からタイトル発表、そして声優発表という流れがある訳だが、今年はコロナで若干遅れたとは言え、進み方としては変わりなく行われた。

もはやプリキュアもネタ切れと言われてから最低5年は経っているのだが(『スマイルプリキュア!』の時でさえSDの大塚が出がらし状態って言ってたからなあ…)なんだかんだ続いている。

今年の『トロピカル~ジュ!プリキュア』は18作目となり、プリキュアとしては16代目となる。

HUGっと!プリキュア』以来、結構ひさしぶりにタイトルに『!』が帰ってきた。

筆者が一番見てた時期は『!』を見る機会のほうが多かったというのに…

 

声優発表は放送一ヶ月前という大体のタイミングは例年と変わらず。

という訳で、発表された声優をご紹介していこう。

 (プリキュアってテレ朝じゃなくて、ABC制作なの、いい加減浸透したんだろうか)

 

キュアサマー / 夏海まなつ - ファイルーズあい(プロ・フィット)

16代目のセンタープリキュアであるキュアサマー(夏海まなつ)には、プロ・フィットのファイルーズあいが選出された。

これで、プリキュアシリーズのセンターは、二年連続でプロ・フィット声優がする事となった。あの事務所声優の所属数決して多いわけじゃないんだけど、やたら安定した成績残すよな。

・ファイルーズあい
「わたしがあのプリキュアに!?」と、驚き以外の感情がふっ飛んでしまい、だんだんと状況が理解できてうれしくなってきて、目の前がキラキラと輝きだしました! まさにトロピカってました!

以前に保育の仕事に携わっていたことがあったのですが、そこではたくさんの子どもたちがプリキュアのお弁当箱やハンカチを使っていて、本当にたくさんの子どもたちに愛されている作品なんだなと実感していました。
まなつはとっても明るくて元気な子で、まさに太陽がさんさんと煌めく夏を象徴したような女の子です! いろいろな表情を見せてくれるので、皆さんにも楽しんでいただけると嬉しいです! トロピカってこ~!!

 

ファイルーズあいと言えば、やはり初主演だった『ダンベル何キロ持てる?』紗倉ひびき役が真っ先に思い出される。

OPも歌唱したし、割と近年の中でも結構ちゃんとした鮮烈デビューを果たした感があった。

そういうアニメで、マジで声優もそういうの出来る体型してるやんとか、そもそも名前でめちゃくちゃハーフやんとか、色々話題となった。

昨年も『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のえりぴよ役等で活躍。

コロナが無ければアニサマに立っていたというそのスピード出世ぶりだったわけだが、今年はここにプリキュア声優の看板が加わることとなった。

 

声質的な意味では主人公系統に向いていると筆者的には思っている。

なんだかんだで声の幅に関しても一定ありそうな雰囲気はあるが、いつも通り声を出すだけで基本キャラクターとしては問題ない仕上がりになるのではないかと考えている。

なんだかんだで悠木碧とか言う演技力が現代声優屈指の声優の後って割と大変だと思うのだが、まぁファイルーズならそれなりの結果は残してくれるだろう。

とは言え、まぁそんなめっちゃ出ているわけではないので、この一年どのような演技をするのかは注目。

 

ファイルーズはこれで幼女向けアニメ系統を『プリチャン』『ミュークルドリーミー』と続いて三作制覇する形となる。いや早すぎだろ。

 

 

キュアコーラル / 涼村さんご - 花守ゆみり(m&i)

伝統の青プリキュアポジション(伝統と言いつつ明確な青プリキュアってプリキュア5からなんだが)となるキュアコーラル(涼村さんご)にはm&iの花守ゆみりが選出された。

花守ゆみり

ふたりはプリキュア』をリアルタイムで見ていた世代で、前作でエレメントさんをはじめとするすてきなキャラクターたちを演じさせていただき、さらに今作にてキュアコーラルを演じさせていただけることが夢の様です。本当に感無量です。

その時代・世代に寄り添うテーマを心にもって、出会い、戦い、成長していく姿に生きる勇気を貰える。今を生きる子たちにも、そして昔、子どもだった大人の方にも、大切なものを心に届けてくれる。そんな魅力のつまった素敵な作品であると思います。

かわいいものが大好きで、みんなに優しいさんごちゃん。優しすぎる心を持った彼女にとっての本当の『かわいい』を大切に演じていければと思います。

 

出てくるのが早すぎて、この人がまだ23歳なの本当にびっくりする。

間違いなく若手声優の中で屈指の演技力と演技幅を持つ、実力派の声優と言えるだろう。

えとたま』のウリたんをやっていた頃とかが本当に懐かしいのだが、年齢の計算が合わないって毎度なる。

 

花守は既に『アイドルマスター シンデレラガールズ』にて佐藤心をやっているわけだが、これでアイマス声優とプリキュア声優という看板を背負うことになる。

花守の活躍というのは、当初から素晴らしいものがあったが、近年はその主演数をさらに増加させている。

現在放送中の『ゆるキャン△』の各務原なでしこであったり、『かぐや様は告らせたい』の早坂愛が近年においての代表作感はあるが、その活躍の幅というのは、主演やらせてもいいし、ちょっと横やらせてもいいしという感じで、大変重宝されている印象。

 

プリキュアには、現在放送中の『ヒーリングっど♥プリキュア』で色々な役で出演しており、近年のプリキュアでよくある前作何かしらで出演していた声優がプリキュアに翌年なるというパターンは今回は花守に適用される形となった。

この人の演技力に関しては同世代的な意味では先頭に立っていると言っても過言ではない。

また、演技幅に関しても、少年役とかに関しても問題なく出来る(最近って本当に少年役を女性声優がやること減ったよな)事を始めとして、こりゃ声優だわっていう幅を持っている。

今回のプリキュアどんな声で行くんだろうな…

まぁ何も心配しなくていい声優でしょう。人気声優がプリキュアで生き恥を晒す時も極稀にあるけど、まぁそれはないわこの人は。

 

 

キュアパパイア / 一之瀬みのり - 石川由依(mitt management)

今年の黄色プリキュア枠となる、キュアパパイア(一之瀬みのり)には石川由依(mitt management)が選出された。

石川由依

プリキュアになることはひとつの目標でもあったのですが、その思いは、一昨年の『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』にハイドロ役で出演させていただいた時、映画館で一生懸命ミラクルライトを振ってプリキュアを応援する子どもたちの姿を見てから、より一層強くなりました。前回は敵役だったためこてんぱんにやられてしまいましたが、今回はそんな悪~い敵に立ち向かうプリキュアを演じられるのが、本当に楽しみですしうれしいです!

優秀で本を読むことが好きな物静かな雰囲気のみのりですが、キュアパパイアになった姿は弾けていてとってもキュート! プリキュアに変身する前と後で、一番見た目や性格に変化のある子です。その理由はきっと物語の中で明かされるのではないかと思うので、彼女がどう変化しどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。私自身もみのりと共に成長していけたらいいなと思っています!

 

石川由依という名前を聞くと、まず大衆的には『進撃の巨人』のミカサ・アッカーマンが第一に上げられることであろう。

最初にアニメ化になった時の人気は凄まじいものがあったし(鬼滅ほどではなかったけど)

近年では、昨年映画も公開された『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の主役であるヴァイオレット・エヴァーガーデンを演じており、その評判というのは素晴らしいものがある。

 

彼女は、出演作が猛烈に多い…と言う訳ではないのだが、そこそこの出演数で確実な結果を残してくるという、非常に堅実な声優であるように思える。

そもそも、ひまわり系列とは言え、声優事務所として強いとは言えないであろう砂岡事務所に所属していたし、今もmitt management所属であることを考えると、

決して事務所的な力という所は強くないと考えられるので、その中でここまでの出演数と、確実な主演作などでの印象の強さというのは、彼女自身の声優としての実力を示しているとも思える。

 

ついにプリキュア声優という看板まで掴み取ってしまった…という言い方をするべきなのかもしれない。

プリキュアでは、『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』にハイドロ役で出演。映画プリキュア系からのプリキュア声優は、堀江由衣とかを思い出す。

近年は出演作、主演作を伸ばしてきた訳だが、ここでプリキュアまでやってきた。『石川由依曲線』という言われ方をするのも納得と言える。

…今年の声優アワードとかワンチャンありそうだもんなこの人。

 

 

キュアフラミンゴ / 滝沢あすか - 瀬戸麻沙美シグマ・セブン

今年は最初から赤プリキュアがいる形となっているわけだが、そこには瀬戸麻沙美シグマ・セブン)が選出された。

瀬戸麻沙美

役が決まったことはマネージャーから直接伝えていただいたのですが、両手をあげて「え!?ほんとですか?」ってリアクションしたのを覚えています。何よりマネージャーが私以上に喜んでくれてうれしかったですし、これからも頑張ろうって思いました。子どもの頃『ふたりはプリキュア』を見ていました。彼女たちが変身して強くかっこよく戦う姿に憧れていたと思います。

周りのプリキュアより少し年上ですし、クールな佇まいも相まって、一見近寄りがたく見える。けれど、実は情に厚い人なのだろうなというのをせりふから感じました。彼女が元々備えている魅力はもちろん、仲間と過ごす中で様々なことを経験して変化していくところも、丁寧に演じていければいいなと思っています。アニメの中で輝くキュアフラミンゴが楽しみです。

 

瀬戸麻沙美は『ちはやふる』綾瀬千で初主演を果たしている訳だが、もう放送から10年になるらしい。アレ2011年らしい。

ストライク・ザ・ブラッド』藍羽浅葱、『東京喰種』真戸暁、『マクロスΔミラージュ・ファリーナ・ジーナスと、かなり有名作品系統とか並べても結構ポンポン主演作がある、こちらも堅実な演技を見せてくれる声優。(こういう上げ方すると「ウィクロスはどうした」とか、「刀使ノ巫女も上げんかい」とか言われそう)

 

筆者個人的には『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』桜島麻衣の印象が強い。思えばコロナ直前のイベントライブビューイングしに行ったなあ…

oniji.hatenablog.com

あのアニメ全体的に演技レベルが高かったんだけど、その中でも映画含めてやはり桜島麻衣というキャラクターには演技力が必要なキャラだったと思うし、それをものすごい高いレベルで演じて頂いたので、ものすごく信頼の置ける声優といえる。

 

今回は他のプリキュアよりもちょっと年上設定みたいなので、お姉さん気質も感じれそうな感じがする。

瀬戸は『アイカツ』シリーズにも出てたし、バンダイ系統幼女アニメ割と制覇している所あるかもしれない。

まぁこの人も心配いらないでしょう。というか、明確に心配するべき声優がいないのよ、今回のプリキュア。非常に良いことです。

 

 

ローラ / 日高里菜大沢事務所

今回のプリキュアの特徴として、プリキュア以外のサポート役のポジションに、妖精以外の要素が存在し、人魚という物がある。

サポートポジションに、所謂人に近い系統の女が登場するのは非常に珍しい訳だが、このローラ役には日高里菜大沢事務所)が選出された。

日高里菜

たくさんの方に愛され続けるプリキュアシリーズなので、責任を持って頑張っていこうと身が引き締まる思いになりました。わたし自身も子どもの頃から憧れの存在だったプリキュア。キャラクターたちの悩みや葛藤に共感できるところ、それを乗り越えようと前に進む勇敢な姿は、たくさんの勇気を与えてくれます。見ている人の背中を押してくれる。そこがプリキュアの魅力だと思います。

ローラは人魚ですが、他の子たちと変わらず様々な表情をみせてくれる元気でかわいらしい女の子です。実はちゃっかり者だったり、自信家だったりと、ツッコミどころがあるローラ。『トロピカル~ジュ!プリキュア』を通して、皆さんが少しでも笑顔に、前向きな気持ちになっていただけるよう、精一杯頑張ります!

 

日高里菜と言えば『幼女』というイメージがめちゃくちゃある訳で、筆者もそれこそ『ロウきゅーぶ!』の香椎愛莉とか、『りゅうおうのおしごと!』の雛鶴あいとかを想起する所はあるが、言うて色々やっている声優。

大沢事務所の声優は幅は期待するべきではないが、演技に関しては定評があるという通説に対しても、その評判にふさわしい声優と言えるだろう。

 

まぁそんな中では割と『かぐや様は告らせたい』の大仏こばちは異質な役立ったと言えるのだが。割とアレも悪くなかったしな…(キャスト発表時はそこ日高か?ってなってたらしい)

一時期よりは主演というポジションでは数を減らした感じもある日高だが、最近は割とサブ的なキャラクターでの出演が増えている印象。

筆者の勝手な考えとして、日高はどちらかと言えばセンターとかその辺の声優をすることに向いていると思っていたわけだが、最近はそういう所以外も結構上手い事やっている声優と言えるだろう。

 

今回の人魚ポジションという割とプリキュアの中でも異質なポジションをどのように演じていくのか。

追加戦士になる可能性も十分に有り得そうだと思うわけだが…いや、というか筆者勝手に日高里菜プリキュア系統で選出される時はプリキュア戦士側だと思ってたわ。

 

 

くるるん / 田中あいみ81プロデュース

プリキュアと言えば妖精がいるわけだが、今作は一人らしい。

その妖精枠には田中あいみ81プロデュース)が選出された。

 

田中あいみと言えば、なんと言っても『干物妹!うまるちゃん』の土間うまるであろう。

一人のキャラクターに実質的に2つの声を当てる必要性があった役だった訳だが、彼女はキャラソンでもその声を使い分けてきたし、割と鮮烈デビューに分類される主演作であった。

このタイミングで81贔屓って事もあるが声優アワードでは新人女優賞も獲得しているし。

 

とは言え、田中あいみのそこからと言えば割と多難なイメージがある。

そもそも主演作が多いわけではないというのもそうなんだが、とにかく主演作に恵まれない。アニメとしての出来とかが主演作でマジで恵まれない。

筆者は勝手に彼女のことを『81プロデュース不遇枠』と呼び続けて来てしまった。

うまるちゃん』での活躍を考えるに、能力がないということはないと思うのだが、それが結果についてこない感じが凄いする声優であった。

 

そういった意味で今回のプリキュア妖精枠選出は朗報と言えるし、よかったなあ…って思っている。

今回の声優陣で実績ない側になるというのが、今回のプリキュア声優の堅実さを物語っているような気がする。

 

 

今年もガチガチに固めてきた

今年のプリキュアも声優陣をガチガチに固めてきた印象がある。

近年のプリキュアと言うと、ガチガチに固める時と、声優以外から選出する時(遊んでいる時)が交互に来る印象があった。

ずっとオーディションでガチガチで決めてきたのがプリキュアという印象が未だに強い方もいるかもしれないが、近年は特にそういう傾向が見える所があった(というかそもそもプリキュアはたまにそういう事昔からしてたんだけど、近年は交互だったから顕著だった)

 

そういう事もあり今年は遊ぶ年の順番だったのだが、めちゃくちゃガチだった。

ファイルーズは実績としてはまだ浅い訳だが、まぁ高橋李依の時もこれくらい早かったし、プリキュアってたまに実績皆無のド新人ぶち込んだりするので、筆者的には抜擢という感想は抱かない。

 

とは言え、残りのプリキュア花守ゆみり石川由依瀬戸麻沙美というのは実績も十二分にあるし、歴代見てもかなりガッチガチに固めてきた印象がある。

これでサポートが日高里菜田中あいみだから、尚の事だ。

まぁ今作のプリキュアに関して、演技においての懸念はとりあえず全くもってないと言っていいレベルの声優が揃ったのは、大変喜ばしいし、今年のプリキュア声優には期待していなかったので、割とびっくりした。

 

これならまぁ演技という意味ではいい作品になるだろう。あとはシナリオがどうか。

 

OPEDは、Machicoが歌う『Viva!Spark!トロピカル~ジュ!プリキュア』、

エンディング主題歌は吉武千颯が歌う『トロピカ I・N・G 』に決定。

 

齊藤がプリキュアのOPを歌うらしい。アイマス声優でプリキュアOPを歌うのは多分3人目。(黒沢ともよ駒形友梨

齊藤はプリキュア歌唱組として安定の地位を築きそうな感じ。めちゃくちゃ遅かったが、今そこそこ時代が来ている気がする。ウマ娘もあるし、ライフリもあったし。まぁウマはコンテンツだけど。最終的に田所より成功した感じになりそうな気もしないでもないのがちょっとおもろい。(声優としての実績は普通に田所なので流石にないかな、まぁHSC組で一番は大橋だけど)

 

まぁ筆者流石にプリキュアほとんど見なくはなっているのだが、プリキュア追い始めてそろそろ丸10年になることにめっちゃビビっている。

今年のプリキュアは割と安心できそう。安心できそうだから追加戦士で変なの持ってくるんじゃねえぞって思ってる。

 

以上。