声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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本当にアニサマにバンドリ枠は存在しないのか?ブシロード系列で調査し直してみた。

おにじと申します。

 

今回は、アニサマの話題。

当ブログの筆者はイベントに行く頻度本当に高くないのだが、なんかアニサマというやつは定期的にブログにしやすそうな話題が出てきてくれるので、本当に正直助かる。ありがとうございますね。
ということで今回は、端的に言うとさいとーぴーの失言を数字で黙らせる記事となっております。

アニサマとバンドリ、アニサマブシロードのお話をしていきます。

行ってみましょう。

今回の調査に至る経緯

今回この記事を制作するに至った経緯として、アニサマに関連したツイートが存在する。

今年もアニサマが開催されることはまぁ知ってる人が大半だと思うが、出演アーティスト系統は段階を追って出てきている感じになっている。

まぁ誰が今発表されてるかとかは、各所の公式リリースでも、各種アニメ関連サイトで確認してほしいのだが。

 

今回出演するアーティストの一つに、バンドリ系統である(まぁ純粋にバンドリ感あんまないんだけどね)MyGO!!!!!が最終日に出演する。

MyGO!!!!!は、長らく声優を伏せて活動していたが、今年ついに声優を明かすという行為を行った。(結局なんで伏せてたのかとかはよく分かんねえけど)

oniji.hatenablog.com

でまぁ、これが今のところの直近(間違ってたらごめんね)の発表で、アニサマプロデューサーのさいとーぴーがこういうツイートをしたことが色々な方面で波紋を呼んでいる。お前いっつも波紋を呼んでんな(

まぁこれの多方面への波紋というのは、大きく分けて2つ存在する。

 

・バンドリ枠が存在しない

・アニソンしてないガチな感じ

 

まぁ140文字で意図を正しく伝えるというのは難しいのだが、それにしても言い方が最悪過ぎるし、事実に即しているようにも思えないとかいうもうどうしようもねえツイートではあった。

ということで、今回はバンドリ枠が本当に存在しないのか?に関して色々と調べてみることにした。

ちなみに、このツイートが出たときに、筆者は3年前に記載した記事を再掲した。

oniji.hatenablog.com

この時、レーベル別の割合みたいなものを出していたので、まずはこちらを今年の現在に至るまで発表されているアーティストまだ含めて、書いてからの3年間分を補完してみて、どういう割合となっているのかを調査してみる。

 

そして、ブシロードコンテンツ系統の中で、どのユニットが出ているのかとかを調査し、本当にバンドリ枠が存在しないのかを調査する…という構成でやっていければ良いのかなと思う。

 

ということで、調査してみたので、それを見ていければと思う。

 

 

レーベル別でブシロード率(ブシロードミュージック)を調査

ということで、3年前やった調査の更新版から。

アニサマに出演したアーティストのレーベルを調査し、その実数と割合を調査してみる。

2020年までの調査は前回の調査のデータをそのまま引き継ぐ形とさせていただき、今回は2021~2023までを調査してみることにした。

また、今回の調査において誤差が存在することはご容赦願いたい。

できるだけ当時のレーベル会社に合わせて調査したつもりだけど、ズレてたら申し訳ないのと、複数レーベルリアルタイムでまたいでいる場合は両方に入れている。

この関係で、スタァライト九九組に関して、今回の更新分ではブシロードミュージック側には入れないことにした(もうほぼポニキャン単独になっている現状があるので)

なお御存知の通り、2020は実際には開催されていない。(2021が実質的な振替だが、メンツがそこそこ変わっているので、別物として調査しています)

 

また3年前の記事と枠組みが地味に変更されている部分がある。

5pb名義だったのと、5pb. / MAGES.にしておきました。

メディアファクトリーを、KADOKAWA / メディアファクトリーにしました。

・ZERO-AをZERO-A / ユニバーサルミュージックにしました。

全て同一会社、系統なのでまとめることにしました。

 

ということで、もう前提めんどいので結果さっさと発表します。

一応埋め込みにしているが、見にくいと思うので、ウェブページ版も併載しているので、そっちでチェックするほうが良いかも。

 

docs.google.com

 

 

docs.google.com

 

 

ということで、調査結果としては以上のとおりとなった。

この3年においての割合の変化という所を考えるのであれば、やはりLantisが一大勢力であるというのは変わってはいないのだが、ソニー系列、及びポニーキャニオンが最近勢力を広げている印象がある。

これはまぁソニー系列って的がクソデカい(SACRA、ミューレ、SMEなど)ってのもあるのかなって感じはする。

ポニキャンは一時期よりもアニソン体制整えた感じがあるので、それもあって人数が増えている感じもあるので、その影響が大きいのかもしれない。

 

では、今回の調査においての中心となるブシロードミュージックに関してはどうだろうか。

2020年の時に増えた感じがあったブシロードミュージックだが、2021年では更にもう1組積み上げての7組が出演し、過去最多に。まぁ大体D4DJのユニットがクッソ出たせいではある。

2022年はRAS、Merm4id、燐舞曲が来て、Morfonicaが何故かシクレとかいうこの世のシークレットで最も価値がないシクレで1組プラスとなりで4組、今年は久々Roselia、今回は通常にMorfonica、Lyrical Lily、そしてMyGOで4組となっている。

 

割合的に見ると、ブシロードミュージックは平均は6.48%となった。前回は5.3%だったので、普通にこの3年で1%以上上げてきている。

まぁこれでも他のレーベルに対して劇的に多いわけではない。ただ6番目になった。しかもかなり僅差。ほぼトップ5に食い込んできており、今のペースで出演を続けた場合は普通にトップ5には来そう。

印象の割には意外と割合としては少ないと言えるような気もするわけだが、それでもまぁ全体の割合として少なくもないというポジションに、3年前から大きく変わってはいない。ただ、勢力を伸ばしているのは確かである。

 

 

ブシロードコンテンツ別出演タイミング・回数

 

ということで、ブシロード関連で登場した主なコンテンツにおいて、ユニット別に調査してみた。

なお、ラブライブ系統もブシロード系列と言うことも出来るが、純血感があんまりないので(たまにブシロード臭を漂わせることはあるんだけど)今回はなしにした。

 

調べたのは以下の通り。

Poppin'Party
Roselia
Afterglow
Pastel*Palettes
ハロー、ハッピーワールド!
Glitter*Green
RAISE A SUILEN
Morfonica
ARGONAVIS
GYROAXIA
MyGO!!!!!

ミルキィホームズ

スタァライト九九組

Happy Around!
Peaky P-key
Photon Maiden
Merm4id
燐舞曲
Lyrical Lily

アサルトリリィ

なお、ARGONAVIS、GYROAXIAは2021年でバンドリグループから独立している為、2022年以降に出演している場合でもバンドリカウントはしない。

 

結果は以下の通りとなっている。

 

 

docs.google.com

この調査で一番出てたのがスタァライト九九組の5回(実質的には4回)になるとは思わなかった。なんでこいつらずっと出てるんだろう。

意外にもバンドリバンドよりもレヴュスタの方が出ているというオチ。結構驚きの方も多いのではないだろうか?

次に多いのが、Poppin'Party、Roselia、RAISE A SUILENそしてミルキィホームズだった。

まぁポピパとRoseliaはそれくらい出てる印象ある。RAISE A SUILENってそんな出てたんだって逆になる。

あとまぁミルキィホームズってやたら出てた気もするので、今となってはブシロード枠の走りはミルキィだったんかなあと思わなくはない。

 

まぁ出演回数とかはこれくらいにして、実際問題バンドリ枠が存在するのかというお話。

バンドリは実質的には2015年に始動したって感じではあるのだが、その翌年の2016年にもうポピパが出ている。ちなみにこの時は『from BanG Dream!』表記が付いていて、周知という所に関して重きをおいていたことが推定される。

翌年の2017年、今度はRoseliaアニサマに登場。こちらも『from BanG Dream!』名義。

2018年、ポピパが2度目の出演。この時はもう『from BanG Dream!』名義なし。てか、以後なし。

2019年、ポピパとRoseliaが両方登場した上に、RAISE A SUILENが登場。しかもRAISE A SUILENの所でハロハピの伊藤美来が登場したので、実質4バンド登場。出過ぎだろコイツら。

未開催の2020年、ARGONAVISとGYROAXIAというアルゴナビス…男の方の2つが動いた翌年にもう入れようとしていた。逆に普通のバンドリは1つもいなかったのだが、バンドリという大枠では継続が続いていた。

2021年、昨年開催されず出演できなかったARGONAVISとGYROAXIAに加えて、RAISE A SUILENが二度目の登場。もう複数バンド出てくるの当たり前みたいになってる。

2022年、RAISE A SUILENが二年連続三度目の登場。ここにMorfonicaがサプライズで登場している。(GYROAXIAは脱退後なのでノーカン)

そして今年、久々にRoseliaが登場。Morfonicaが通常としては初登場となり、MyGO!!!!!も初登場となる。

 

ということで、2015年に実質的な始動を迎えたバンドリは、翌年の2016年以降アニサマの舞台に何かしらのバンドが立っているということが分かる。

でもって、全部なんか早い。話題を生んだとかよりも、宣伝の為に先行でぶち込んでるイメージが有る。

ポピパ初登場の時はまだアニメやってなかったはずだし、

RAS初登場も出てきたばっかりだった記憶だし、

ARGONAVISとGYROAXIAは、バンドリから切り離されるくらいには苦しかったはずなのに速攻出てるし、

Morfonicaはなぜかサプライズだったし、

MyGO!!!!!はこの前声優公表して、アニメやる前に出演が決まっている。

 

まぁこういう所がめちゃくちゃ枠に見える原因である。

いやまぁ~これで枠がないっていうのは結構苦しいと思う。

アイマスラブライブも、アニサマにいなかった年がこの期間中なにかしら存在している。ああいうコンテンツでさえたまに穴を開けるのに、なんか知らんがバンドリは絶対にいる。しかも最近は複数いる。

 

 

で、まぁ枠って意味ではバンドリだけじゃないのがブシロードのタチの悪いところであり。

これ、ほぼ同じことがD4DJにも言える。

実質的に2019年に始まったD4DJだが、実施されなかった2020年にいきなりアニサマ二枠ぶち込んできている。(Peaky P-keyとPhoton Maiden)

これも『from D4DJ』名義だったりしたので、やり方がバンドリと全く同じである。

2021年はこの2つになんかHappy Around!も増え、何故かD4DJだけで3つ枠があるという、そんな人気ねえだろお前らみたいなのが3つ占拠する事態になっていた。

2022年はMerm4idと燐舞曲が登場。今年は現在の所Lyrical Lilyが登場予定と、こちらも実質的な始動の翌年から一度も穴がない。

なんならバンドリはまだ人気的な所で理解できるが、D4DJ君に至ってはよく分からない感が強い。人気なの?D4DJ君って(

 

とまぁ、これだけゴリゴリにコンテンツとしてずーっと出ているモノに対して『バンドリ枠はない』と言っても説得力がない。

だってずっと出てるし。ずっと出てるし、話題になる前に出るし。完全にアニサマを宣伝台として使ってるじゃんかと。

こんだけ露骨にやっといて『枠はない』はただの嘘にしか見えないし、そんなこと言わなくて良いんだよな。なんでそういうこと言うんだろうね、さいとーぴーって。

 

 

余計なこと言わないほうが良いよ

なんにせよ、なんでそういうこと言うんだろうっていうか、調べなくても「んなわけねえだろ」みたいなこと言わないほうが良いと思う。

調べたらちゃーんと全部にバンドリいたし。なんならD4DJもいたし。普通にブシロード枠は存在するだろ。

ブシロードが割合の割に印象が悪いのは、100%コンテンツユニットだからってのはありそう。ほかはソロとか、コンテンツに未関係の奴があるのに、ブシロードだけは全部なんかコンテンツがかかってるから。つまり声優だからね。

なんでこんなに全部バンドリがいるって調べりゃ分かるのに『枠がない』とか言うんだろう、しかも割と時期尚早な初登場多かったのに。

 

あと『アニソンしてないガチな感じ』ってなんだよって話なんだよな、読解力の問題なのかもしれないが、これまでのアニサマの傾向からして、アニソンアニソンしたのをさいとーぴーはなんか嫌ってる節がある。

なんでアニメロサマーライブなのにアニソンが嫌いな奴がPやってんのか意味がわからんけど。(別にそういうわけじゃないんだろうけど、この物言いだとそういうふうに解釈されても仕方がない)言い方を間違えすぎてるんだよな。

アニメソングって作品に合致さえしてれば、後は自由みたいな所があるし、それが多種多彩な音楽を楽しめるって所の魅力にも繋がっているはずなのだが。

 

アニメソングって言ってるのに、何故か声優のノンタイアップ曲ばっかり最近やっているし、『アニメソング』『アニメロ』の定義をなんだと思っているのかさっぱり分からん。

これを在宅である筆者が言うと、「在宅がガタガタ言うな」と言う連中は必ず現れるが、現地に行こうが在宅であろうが、アニメソングかどうかの基準が変わるわけないんだから黙っといて欲しい。(現地で盛り上がれたらアニメロ!とか言ってる奴はPと同じ脳でもしてるんでしょう)

これでいて「『マツケンサンバ』はアニソン」とか言い出すのが今のアニサマのPのなので、もうどうしようもない。どういう判断基準なんだよ。

 

今のアニソンというのも結構広がってきている印象があり、昔のアニソンアニソンした感じじゃないのも増えてるのもまた事実ではあるし、それは別に悪いことではない。

一時期のソロ声優アーティストのバブルは結構前に弾けた…というか、全盛期よりはしぼんだ印象ではあり、所謂普通にJPOPとかそういうのを歌っている一般的なアーティストとかにアニメが好きな人が増えた影響か、しっかりとアニメに沿ったアニソンをOPやEDで歌唱したり、楽曲提供することも増えてきている。

今は『推しの子』のYOASOBIで言われていたりするし、『SPY×FAMILY』ではOfficial髭男dism、星野源BUMP OF CHICKENとかを引っ張ってきたりもしたし…

そういうので広がっているアニソンに対して、ずっとアニサマは遅れている…というかズレ続けている。

まぁ出てくれないってのもあるんだろうけど、さすがにもうちょっとどうにかならないのか。

 

それこそ、さユりとか、YOASOBIとか、結束バンドとか、あのとか、この一年で人気と言われたようなアニメのOPED歌唱者をほぼ持ってこれていない(これから発表するのかもしれんが)というのは、もう『世界最大のアニメソングのライブイベント』を名乗るのはやめた方が良いのではないだろうか。

リスアニ、ANIMAX MUSIXなど、他にも対抗するアニソンライブは存在する。

『世界最大のアニメソングのライブイベント』を名乗るのやめるか、選択も発言も選出も間違える頭を変えるか、なんかしなきゃダメでしょ。って行ってなくても思わせるくらいには、最近のアニサマはどうだかなって思う。

 

あ、今年はけやきが復活らしく。こっちが本編みたいな所あるだろって思わなくもない。けやき、誰が出るんでしょうね。

 

以上。