声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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おすすめ記事

#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.07 楠木ともり

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今回は、名鑑シリーズ。

色々ネタはあるのだが、形にできない日々が続きつつも、名鑑はなんだかんだ形になる方。

 

というわけで今回は、今年さらに名前を見ることになりそうなお方を。

 

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楠木ともり

第5回『アニストテレス』特別賞

ソニー・ミュージックアーティスツ

 

レーベル:SACRA MUSIC

生年月日:1999年12月22日

デビュー:2017年

出身:東京都

 

査定(2021年初版)

演技力:C

演技幅:C

歌唱力:B

キャラソン力:C

トーク力:C

実績:C

過激派的将来性:B

 

現代声優において、このような表現をすることは本当に稀であるが、楠木ともりという声優を端的に表現するのであれば『才能の塊』と言う表現が最も正しいのではないか?…と思わせる程のモノを彼女は持っているのではないだろうか。

様々なモノをやたらと求められる現代声優業界において、それを高水準でクリアしていく声優と言える素質を持っている。

 

SMAの近年の躍進により、聞き慣れたモノとなりつつ『アニストテレス』という文言だが、彼女は第5回の特別賞を受賞。

この頃から声優志望ではあったようだが、独学での勉強で経験がないと声優になるのは厳しいと考えて、歌手志望として受けていたとされている。

 

デビューは2017年の『エロマンガ先生』女子中学生役である。

またこの年に『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』優木せつ菜役が発表されている。

 

初メイン役及び主役は『メルヘン・メドヘン』鍵村葉月役である。

この『メルヘン・メドヘン』はどちらかと言うと悪い意味で有名となってしまったアニメであり、作画がもうエラいことになっていた。(結果最終話が1年後に放送されるという…近年でのこういうゴタゴタはこれと『レガリア』くらいではないだろうか…)

 

初メイン・主役での引きは最悪なものだったが、ソシャゲの『きららファンタジア』のきらら役や、『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』のレン / 小比類巻香蓮役などが相次いで決定。

最初のメインラッシュは、ソニー・ミュージックアーティスツの”水瀬いのりの後継”としてのプッシュを感じさせた。(いや、この頃は伊波杏樹水瀬いのりの次のSMAのエースになるもんだと思ってたんですよ…?)

 

特に『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』においては、人気シリーズ『ソードアート・オンライン』の外伝の主人公を演じるという大役を担う事になったわけだが、その活躍は新人声優としては目をみはる物だった。

演技の面では、GGO内のアバターである”レン”と、実際の姿である”小比類巻香蓮”の演じ分けを要求された訳だが、ここをしっかりと演じ分けることが出来ていたと思う。

新人の段階で2つの役を同時にやらされる事というのは別に近年特に珍しくはなくなってきてはいるのだが、これをちゃんと出来る声優というのは、割と技量としては認められるべき所ではあるように思う。

 

また、この作品ではEDも担当。

歌手志望としてオーディションを受けたという事をよく理解させられるくらいには、キャラソンの域をある意味で逸脱したものだった。

声優のキャラクターソングというものは、基本的に発音がしっかりしており、声が非常に太く(濃く)聴こえる事が多いと筆者は考えている。

これは別に声優を悪く言う表現ではなく、声優という職業では声をはっきりと発音する滑舌であったりが重要だし、キャラクターソングにおいては、キャラクターの声で歌う事が何よりも優先されるべき事である為、この傾向である事はむしろ素晴らしいモノである。

 

しかし、彼女の『To see the future』はこの時点で”やたらと”歌声に透明感があり、声優の歌い方から逸脱していた物だったように筆者は当時感じた。

まぁこれが”キャラクターソング”の範疇だったのかどうなのかという所に関して、異を唱えたい人間もいるような気はするし、それに関して否定をする気もないが、この時点で彼女の歌唱力という物の高さを垣間見えた事は間違いないし、この歌であれば、アニサマに出ることは何も恥ずべきことではないと思う。(まぁ今のアニサマなんて誰が歌いに行っても良いって言われそうな気はするけど)

この年は『アニマエール!』舘島虎徹役もメイン役で獲得しており、躍進の1年となった。

 

2019年はアニメでは『アサシンズプライドメリダ=アンジェル役をメイン役で努めており、ゲームの方では、この年から『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』がようやくリリースされている。

 

昨年は霧島ロミン役を務める『遊☆戯☆王SEVENS』がスタート。

デカダンス』ナツメ役も務め、この年はメイン役率がまた上昇。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』もアニメ化され、アニメの出来もあり、非常に好評な形に。

 

そして、この年ついにソロアーティストデビューを果たす。

この前から、ライブなどは行い、オリジナル楽曲に関しても発表はしていたのだが、時間をかけて割と規模の小さめなライブ等をふまえての満を持してのソロアーティストデビュー。

レーベルはSONY直下のSACRA MUSICと、めちゃくちゃ大事に育てた上でのデビューだった。

ミーシャ・ネクロン役を演じた『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』のEDとして使用された『ハミダシモノ』は、デビュー曲としてはクソ強い曲だった。

楠木ともりという存在に関しては、”可愛い”という所が押し出されるのだが、アーティスト”楠木ともり”に関しては”カッコイイ”を押し出している。

歌声の力強さであったりと、とにかく根底から感じるパワーがあり、ソロアーティスト活動をすることに否定的な事は言えない出来である。

というかもうシンガーソングライターの域に片足は突っ込んでるんだろうな。

これでいて歌唱力全振り系とかじゃないんだから本当に助かる。でもこんな事できる奴たくさんいてたまるかだよなあ…(筆者としてはソロやるならこういう声優をどうしても求めてしまうわけだが)

 

また、メイン役ではないが『魔女の旅々』のセレナの演技は圧巻。

詳しい事は言わないのでまず見ろって感じ。

 

今年は、ソニー色が強い『ワンダーエッグ・プライオリティ』青沼ねいる役をメインで演じており、

この後、『精霊幻想記』ラティーファ、『先輩がうざい後輩の話』五十嵐双葉、『マブラヴ オルタネイティヴ鑑純夏が控える。

特に『マブラヴ オルタネイティヴ鑑純夏は大役と呼べるであろう。

まぁ彼女なら問題なく演じてくれるであろう。まぁそれで原作ファンが満足するかどうかは別として。(まぁ下手な事は間違いなくないだろう)

しかし『月姫』がリメイクされて『マブラヴオルタネイティヴ』がアニメ化される2021年ってなんなんだ?(

 

すでにドラマCDで月ノ森真白を演じている『友達の妹が俺にだけウザい』もアニメ化が決定している。

ここに来て、様々な声の引き出しを更に開け始めている感じもあり、メイン役に関しても増加傾向。

2ndシングル『Forced Shutdown』もリリース。こちら作詞作曲楠木ともりとなっております。

 

2021年、楠木ともりという声優・アーティストはもう一段の飛躍となるだろうか?

 

 

彼女の演技能力という所は、『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』の頃から、まず”叫べた”所で素質がある。

声優において、分かりやすく技量が出るのが”叫ぶ”という演技と”泣く”という演技である。

実際、叫べない声優なんて現代声優業界においていくらでも居るわけであり、この”ちゃんと叫べる”、”腹の底から叫んでいる”、”感情としてしっかりと叫べている”という所は、現代声優においての重要なポイントだと思う。

 

また、キャラクターの範疇での感情表現の仕方が上手い方向はあるように思える。

端的な”感情表現が上手い”ではなく”キャラクターの範疇での”という表現をするのは、”感情表現が上手い”という中にも種類があると筆者は考えているからである。

 

端的に”感情表現”と言っても、キャラクターの範疇から突き抜けてしまうのか、キャラクターの範疇の中で最大限の感情表現を行うのかというのでは差がある。

これは、別にキャラクターの範疇から突き抜けてしまう事が悪いことではない。

若干のキャラクター崩壊的な所をゴリ押せてしまう演技力や、感情表現力があれば問題はないし、強烈なインパクトを与えることが出来る事もある。(逆に言うと本当に技量が整っていないとただのキャラ崩壊にしかならない危険な芸当とも言えそう)

一方でキャラクターの範疇の中で最大限の感情表現を行う事はキャラクターに寄り添った表現とも言えるし、その最大限を攻める事もこれまた難しい要素の一つである。

キャラクターの中での表現というのは、制限された物であり、声優としてはそれが当然の制限なのだが、その事を実際に守れているのかと言われれば微妙な所もあるのが現状である。

 

彼女の場合は、キャラクターの範疇の中で最大限の感情表現をすることがうまい方向性に現在の所は見える。

キャラクターを崩す事なく、それでも感情表現としては十分、十二分なモノを引き出してくる。

可愛いキャラクターが怒る時に、可愛く怒る場合もあれば、怖く怒る場合もあるわけであり、怖く怒る、声はそんなに怒っていないけど明らかに雰囲気が怒っている…みたいな微妙な加減というモノが出来ている印象が今の所ある。

 

また、声の引き出しに関しても、一定以上ある感じであり、特に今年のメイン役に関しては割と色々な声を出してくれそうな感じがある。

ここに来て引き出しを開け始めた感じすらあり、筆者としては期待したい要素の一つである。

彼女は恐らく『少年役やって』と言われても普通にできるタイプ。

少年役の需要というのは、割と声が高い男であったりに持っていかれている所もあるのだが、筆者としては女性声優の少年役というモノが好み。というか女性声優の花形の一つだと勝手に思っている。(まぁ最近は少年役やる女性声優でもそんなに上手くない人もいるけどさあ…)

 

歌に関しては、歌い方が声優のそれではない。歌手方向に完全にベクトルは向いているのがすごい所。

『声優:楠木ともり』と『歌手:楠木ともり』で全く見せる顔が違う所が、彼女を”才能の塊”と表現するべきなのではないか?と思う所の大きな理由である。

『ハミダシモノ』で見せた根底から感じるパワーは素晴らしいものだったし、カッコ良いと思わせることが、声優の時とは全く違う印象をもたせている所である。

それでいて、バラードやパワーで殴る系の歌でなくても、非常に良いものを持ってくる。

歌の時の歌い方、歌で必要な声の伸ばし方や、発音の仕方、息の使い方というのは声優と歌手では方向が違うし、どちらがどちらをやっても多少の違和感を持つ事というのはあるはずなのだが、彼女に関してはそういう事がない。

声優の時には声優に必要な事をしてくるし、歌手の時には歌手に必要な事をしてくる。

これで最新のシングル『Forced Shutdown』収録楽曲は『作詞作曲:楠木ともり』が並ぶ訳だから、もうシンガーソングライターの域と言える所を平然とやってくる。

明確に違う顔を持ててしまう所は半端な物ではない。ぜひ歌手はこの路線を貫いて欲しい。変に可愛い曲とかもう歌わなくていいと思う。”歌手:楠木ともり”はそっちの方向ではないと打ち出し続けているのだから。

 

楠木ともりという声優は、雑に表現するのであれば”才能の塊”という表現がやはり似合うのだろう。

演技に関しては、今後の作品で色々とメイン役を張り、そこで様々な引き出しで演技を見せてくれる予感を感じる。

歌手としても、もはや声優の域から逸脱した、ただの”SACRA MUSIC所属アーティストとしての邁進を期待したいし、どのような曲を出してくるのかが楽しみではある。

Wikipediaに『日本の女性声優、シンガーソングライター。』と書かれるだけのことはあると思う。(Wikipediaにそんな威厳はないだろ)

これでまだ21とかなんだから半端な物ではない。20前後でもう強い…というのは、ベクトルは違うが20頃の花守ゆみりとかと衝撃の度合いというのは近いのかもしれない。

とんでもない有望株である。こんな色々出来てしまう人間が、無理して踊る必要なんて微塵もないのだから、身体は大事にして欲しい。

 

あとは、大きな代表作がドカンと欲しい所。コンテンツ系統に頼らない明確な代表作がついてくるような事があればもう心配はいらないはず。

彼女の活躍はまだまだ序章であり、この目に疑いが無いことをただ祈りたい。

 

以上。

#ウイニングイレブン2021 PC版『EvoWebPatch JapanEdition』導入解説

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今回は、ウイイレの記事。

この記事、MODを導入する記事なのだが、正直クソややこしいと思う。

筆者的にはもう慣れてしまったので、基本的にややこしいとは思わないのだが、いざリリースしてみると、躓いている方がめちゃくちゃ多かったので、恐らくややこしい。

 

また、今回のMODに関してのトラブルシューティングにはかなり限界があると思う。

個別に原因が違いすぎる上に、なんでそうなるのか原因が不明なものも多いからである。

参考程度にしかならない可能性もあるのだが、とりあえずそこそこ1から導入を説明していこうと思う。

 

今回は、先日はリリースされた『EvoWeb Patch JapanEdition』についての導入を解説していく。

日本におけるウイイレのエディットの総集結みたいなMODであり、PC版のみ動作可能。(PS5、4などでは動作しません。)

端的に言うとやべーMODなので、PC版をお持ちの方は是非にプレイしてみると良いと思う。(デバックしまくっている訳ではないので、バグ出たらすまんなってなる奴だが…

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  • EvoWeb Patch JapanEditionの特徴
    • 注意
  • 導入
    • 1、siderの導入
    • 2、commonlibを導入する
    • 3、kitserverを入れよう
    • 4、Evoweb Patch(オリジナル版)を導入しよう
    • 5、『EvoWeb Patch JapanEdition』を導入しよう
  • トラブルシューティング(無理)
  • キットサーバーにおける仕様的問題と操作方法
  • 既知のバグ・仕様
  • 入れるとさらにリアルに、PC版MOD集
    • Jリーグ固有フェイス集
      • ・公式過去フェイスパック
      • ・海外フェイスメイカーによる固有フェイス
      • ・カノ氏制作の固有フェイス
    • スコアボードMOD
      • J1 League Scoreboard Server by Klerry & Milos987
    • ボールMOD
    • スタジアムMOD
      • Redux 1.7
      • スタジアムデータ
      • ドラゴンスタジアム問題について
    • アドボードMOD
      • 導入
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#ポンコワ #トメフレS #ふゆくる #神様のような君へ #DC4PH エロゲヘッドライン 2021年5月号

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今月も、エロゲダイレクトもとい、エロゲヘッドラインのお時間。

先月はあまり大きな動きはなかったまであったが、年度変わりの今月は果たしてどうだったのだろうか…

ちなみにエロゲヘッドラインと名乗る前の”コロナに負けない為の最新エロゲ情勢。”が4月末だったので、このエロゲヘッドライン、1年やり続けている事になる。

正直労力に比べてアクセス数のコスパが最も悪いシリーズの一つなのだが、まぁもうちょっとやるつもり…

oniji.hatenablog.com

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  • ぱれっと、『9-nine-』でイベントをやる他
  • ざらしそふと『アイカギ3』のキャストを発表
  • DESSERT Soft『彼女(ヒロイン)は友達ですか?恋人ですか?それともトメフレですか? Second』キャスト公開
  • sprite、ASMRCDとか小説とかを売る
  • まどそふと『ハミダシクリエイティブ』ASMR第三弾『常磐華乃と過ごす理想のオタ活学園生活』を発表
  • ま~まれぇど『イチャ×2スタディ』を発表
  • シルキーズプラス『ふゆから、くるる。』各種詳細を発表
  • エンターグラム、各種全年齢CS版を公開
  • FAVORITE『ハッピーライヴ ショウアップ!』体験版を公開 
  • CIRCUS『D.C.ダ・カーポ~ 20周年プロジェクト』ポータル、D.C.418禁版サイト公開
  • HULOTTE『俺の恋天使がポンコツすぎてコワ~い。』を発表
  • 戯画『フユキス』キャスト発表
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#Anker PowerCore Fusion 10000に白が登場。5000ユーザーがレビューする。

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今回はたまにあるガジェットレビュー系。

以前、当ブログでは『Anker PowerCore III Fusion 5000』をご紹介した。

oniji.hatenablog.com

こちらはAnkerが以前から出している、電源プラグが付いているモバイルバッテリーであり、非常に使い勝手が良いとされている。

実際、コンセントに刺して充電が出来るので、充電コードとアダプタが必要なかったり、機器を充電する時のアダプタとして使用することも出来る2in1方式は、長らく愛用している方も多いはず。

上記の記事の『Anker PowerCore III Fusion 5000』はUSB-C端子になって、PDも対応(18W)したモデルとして話題になっていた。

 

そんなこのFusionシリーズに、少し前に『Anker PowerCore Fusion 10000』という容量が二倍になったモデルが登場。

5000mAhでは物足りないと思っていた方も多いのではないだろうか?

まぁこれ最初出た時はコロナバリバリだったので(今もバリバリなんだけど)買うのを見送ったのが筆者である。

 

そんな『Anker PowerCore Fusion 10000』に白色がこの度登場。

これで一週間安くなるという事で、ちょっとだけお安くなっていた。

筆者はこれを見て購入。今回は『Anker PowerCore Fusion 10000』のファーストインプレッションとしてのレビューである。(5000の長期レビュー出す前に10000が来たのは内緒)

  • 開封
    • 5000と比較した
    • 明らかに重い
  • 使ってみる
  • フル充電に何時間かかるのか?
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大変丁寧に"しめた"優良追加ストーリー。 #ぱれっと 『9-nine- 新章』レビュー・感想

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今回はエロゲ感想系統。

先月は『ユキイロサイン』の感想を書いたわけだが、割と辛めに書きすぎたかなと思わなくもない。(作品として悪くはなかったと重ねて示したが)

 

今月は、とりあえずこの作品についてちゃんと終わらせておく必要性があるので、これをやっていく。

まぁ色々と出る前から言いたいことはあるが、まぁそれは記事の中身でやるとして…

今回はぱれっとより発売された『9-nine- 新章(単品DL版)』について記事にしていこうと思う。

 

注意:この『9-nine- 新章』は過去作『ここのつ ここのか ここのいろ』『そらいろ そらうた そらのおと』『はるいろ はるこい はるのかぜ』『ゆきいろ ゆきはな ゆきのあと』の内容を理解した状態でプレイすることが前提となっています。

過去4作をプレイしていない場合はこのブログは重大なネタバレを含む記事となりますので、見ないことをおすすめします。

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  • プレイ前所感
  • UIチェック
  • プレイ所感
    • 1、
    • 2、
    • 3、
    • 4、
    • 5、
  • 総評
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"AirPods Proの音の問題に対する修理サービスプログラム"体験記、手順は思ったより簡単。

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今回は、イレギュラー発生というか、ガジェット系記事。

当ブログでも割とちょいちょいガジェット系のものをレビューすることはあるのだが、その中において、AirPods Proをご紹介した事があった。

oniji.hatenablog.com

この記事では、もうAirPods Proがあまりにも褒められまくっていたので、微妙な所もあることにはあるよ…というのが中心の記事であったわけだが、とは言え素晴らしいイヤホンである。

ノイズキャンセリング能力は非常に高く、普段使いしやすい感じがある。

本当に4時間しか持たないということがなければ完璧なのだが…という感じ。

 

他メーカーも非常にレベルの高いワイヤレスイヤホンを発売しており、ノイズキャンセリングの域でも高い次元の販売競争が相変わらずされている印象(コロナの中でも割と元気な印象)

 

そんなAirPods Proなのだが、なんか壊れた。

なんかまだ発売から一年半経ってないくらいで急にぶっ壊れた。

これは修理案件か…!と思ったら、どうもこれは初期型AirPods Pro特有の不具合で、修理サービスプログラム適用内のようだ。

今回は『AirPods Proの音の問題に対する修理サービスプログラム』に該当したので、修理完了までの道筋を解説していく。

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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.06 愛美(寺川愛美)

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

名鑑シリーズが復活し始めている当ブログ。

これをやれる時は割と投稿ネタが安定する傾向があるが、アクセス数は下がる気もする(

今回はソロ再デビューというなかなか珍しい事をした声優のご紹介。(いや去年も三澤紗千香がソロ再デビューしたんだけど、今回の人と三澤紗千香ってある意味系統として近いのかもしれない、色んな意味でw)

 

愛美(寺川愛美

・ベストオブシンガーコンテスト 全国大会2008決勝大会出場

・第3回全日本アニソングランプリ大阪大会優勝

・エリーを探せ! ミルキィホームズ 声優オーディションツアー準優勝

ドワンゴクリエイティブスクール

→響

 

レーベル:ポニーキャニオン→キングアミューズメントクリエイティブ

生年月日 : 1991年12月25日

デビュー : 2010年(声優)、2011年(歌手第一期)、2021年(歌手第二期)

出身:兵庫県

 

査定(2021/3/29制作 2021年初版)

演技力:D

演技幅:E

歌唱力:B

キャラソン力:D

トーク力:B

実績:C

過激派的将来性:D

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名を捨てても、”寺川”と呼びたくなるのが、愛美(寺川愛美)である。

あえて結論から述べるのであれば、愛美という人間は恐らく”寺川愛美”として声優の道の一歩を進めた事は才能的には失敗に近かったのかもしれない。

しかし、恐らく”寺川愛美”として声優の道を歩む事がなければ、こうして歌手としてもう一度再起し、今も生き残っている事もなかったような気もする。

現代声優と、アニソン歌手の現状を考えると、非常に微妙で、面白い人間が愛美という存在なのかもしれない。

 

上記の経歴の所に記したが、『ベストオブシンガーコンテスト 全国大会2008』決勝大会出場、『第3回全日本アニソングランプリ』大阪大会優勝・全国大会出場等、歌での能力という物は00年代から期待されており、評価もされていた。

その上で、『エリーを探せ! ミルキィホームズ 声優オーディションツアー』にて準優勝しミルキィホームズ常盤カズミ役で”寺川愛美”として声優デビューする。

カードファイト!! ヴァンガード』等でも主要役を演じているが、この辺りからポニーキャニオンでのソロアーティスト側の活動が活発化する。

 

割とタイアップ楽曲も多く、『LIVE for LIFE 〜狼たちの夜〜』は『ベン・トー』のOPとしてオリコン30位を獲得していたり、『Link』は『織田信奈の野望』のOPだったりと、結構な勢いだった事は間違いない。(筆者は歌手愛美が好きだった訳だが)

バラードも結構歌っていたのだが、割とパワー系の楽曲のほうが筆者は好みだった。

 

実働期間は2年ちょい程度で、ここからまた声優活動にシフト。

ふたりはミルキィホームズ』で、これもオーディションを通ってきた伊藤彩沙とフェザーズを組む所から声優活動の割合がアップ。

この2013年で、声優名義の”寺川愛美”と歌手名義の”愛美”が”愛美”に統一された。

なお、結局統一されてから再デビューするまで愛美名義の歌手サイドってほぼ使われなかったのだが…(

 

この頃に『アイドルマスター ミリオンライブ!』のジュリア役を獲得しており、ちょうど変わるか変わらないか位のタイミングである(そのため初期のジュリア楽曲のCV表記は”寺川愛美”名義である)

初期のボイスは今聞いても本当に酷いものなのだが、これはミリオン全体に割と言えた点は存在する。

このジュリアの楽曲が実質的に愛美楽曲の延長線上的な所が出てきて、ギターを実際に引きながらライブで歌うスタイルは好評を博した。

 

これを受けて木谷高明は、バンドのコンテンツが降りてくる訳で、それは『BanG Dream!』の源流である。

この『BanG Dream!』というタイトルは寺川のライブで第一報が発表された事を、今のバンドリをやっている人間がどれくらい知っているものなのだろうか。

まさにブシロードが寺川とブシロードの為に作り上げたようなコンテンツであり、当初は結構案が違ったり、まだ大橋彩香がいなかったりした訳だが、寺川のミリオンを見て作ったコンテンツなのだから、実質的に寺川の為のコンテンツと言えたわけである。

 

ただ寺川の為のコンテンツとも言えたバンドリで、なんで寺川にあの声をさせたのか、これが本当にわからない所である。

これまでの彼女を見ていれば、彼女のスイートスポットというのは非常に狭いことは明らかであった。

まぁブシロードとしても、流石にジュリアそのまんま出すわけには行かなかったんだろうし(でも寺川愛美を本当に活かすのであれば当時は特にあの音域しか存在しなかったのもまた事実な気はする)そういう事情は理解できないとまでは言わないが、結果的に寺川愛美の良さの大半を消したキャラクター声設定が出来上がってしまった。それが戸山香澄というキャラクターである。

結果、歌だけは上手かった寺川愛美が、バンドリのせいで歌が下手だと勘違いされる案件が発生し、本末転倒も良い所だった。

まぁブシロードだし仕方ないねと言いつつも、考えれば分かったやろ…と思う。

結果ポピパの人気が基本的にセンターの割には低調だったのは、そういう所やぞという所である。

 

確かに寺川のスイートスポットの狭さが生んだ結果なので、寺川サイドに問題がないとは言えないのだが、

その舞台を用意するサイドも、寺川愛美のパフォーマンスから生まれたコンテンツなのであれば、寺川愛美という人間が100%の力を出せる舞台を整えてあげることが必要だったのではないかと思わずにはいられない。

まぁ寺川の技量がと言えばそれまでなのだが、にしてももうちょっと違う音域があったような気がする。

今でこそあの音域でもそれなりには歌えるようにはなったが、逆に元々から癖が強かった歌唱方法に更に癖が加わった気がするので、寺川にとって結果的に良くなかったと言わざるを得ないと筆者は思う。

このバンドリで逆に歌唱力が錆びついてしまったのではないか?と筆者は懸念していた。

 

そんなこんなありつつ、基本的に主戦場はブシロード内の箱庭か、アイマスかの二択に近い状況が続いていた訳だが。

そんな中2021年、キングアミューズメントクリエイティブからまさかのソロ再デビューが発表。

彼女のキャリアは良くも悪くも安定・停滞していたわけだが、ここに来て大きな動きとなった。

デビュー曲は『ReSTARTING!!』であり、再デビューである事を普通に出してきたことに、ある意味での驚きを感じた人間も多かったかもしれない。

楽曲としては、明るい爽やか傾向で、どっちかっていうとポピパ傾向に近いのかなという感じではあったが、歌自体に関しては久々に”歌手愛美”の歌が聴けた訳で当時の雰囲気も歌声に感じさせつつも、なんだかんだキャリアは重ねた経験というのは出ていたのではないだろうか。

 

すでに2ndシングルの『カザニア』が発売予定で、こちらは『現実主義勇者の王国再建記』のEDとなる。

愛美がアニメにタイアップするのは『運命の檻』での『断裁分離のクライムエッジ』OP以来約8年ぶりとなる。

こう書くと如何に歌手愛美の歩みが止まっていたか数字で実感させられるわけだが、このソロデビューがどのような方向に向くのだろうか?

 

 

彼女の演技に関しては、まぁ上手いとか言える要素は別にない。

 

まぁなんだかんだとキャリアは重ねた事もあり、本当にマシにはなったと思うのだが。

特に戸山香澄というキャラクターに関しては、演技にしろ歌にしろ、声の設定がとにかく合っていなかったキャラだったと思うが、今となれば割と問題はないだろうくらいにはなんとかしてきた訳で、彼女も努力してきた訳である。

 

とは言え、なんだかんだジュリアの演技・歌が一番良いというのは、そもそも演じるキャラクターが大概ブシロード内で供給される上に別に多くもないので変わらない印象。

前述の通り初期のボイスはそれはそれはひどかったのだが、よく今のかっこいい感じになったなと思う。

 

こう言うと今もクッソ下手くそみたいに思っていると思われそうだが、別に査定がDとEなのは悪くはない。良くはないが。まぁ最低限おかしな所はない。

条件として、彼女のスイートスポットに当てることが条件になるので、それが『最低限おかしな所はない』という表現が正しいのかは微妙だが。

ただ、ちゃんとスイートスポットにさえ当てれば良い感じになる、スイートスポットがクソ狭いけど。

 

歌に関しては、のびのび歌わせればパワーがある良い歌声をしていると思う。

彼女の歌声はとにかく伸びる。歌声が伸びるというのは歌が上手いと感じる大きな要素である。

声優のソロやキャラソンにおいて、単一的に音を伸ばすというのは言ってしまえばこういう表舞台に出てくる声優…という現代声優は音楽レッスンも必須な事を考えれば誰でも出来るわけだが、その上のレベルを彼女は言っている。

 

言ってしまえば彼女は歌手として生きた方が彼女の能力の高さをずっと示し続けられただろうという技量は歌にはあるとは思う。

特にちょっと低めの歌声とかにはクセも出ており、この出方は割と良いし、かっこいいという印象を抱かせやすいのではないか?と考えている。

声量もあるし、特にパワーが必要な楽曲ではこの辺りの長所がかなり活きる。

とはいえ、だったらバラードだと駄目なのかといえばそういう事もなく、別にパワーという引き出ししかないみたいな事は歌ではない。

 

再デビューに関して、バンドリとかでこねくり回されたせいでクッソ劣化してたらどうしよう…と思っていたが、まぁ思ったより大丈夫そうで安心した。寺川愛美という声優の長所は歌であり、歌が劣化したらもう終わりじゃん…ってなりかねないので。

 

筆者、声優過激派を名乗っているわけだが、寺川愛美に関してはこの理論とか出来る前の、それこそ声優にちゃんと明確に興味を持つ前に歌手として”愛美”の歌が好きになったので、度々”例外声優”という呼称をする訳だが、なんかこの愛美という声優、憎めない。

それは歌が上手い上に好みだったというこれまた実力面でのお話であり、何も顔が好みとか、正確が良いとか、トークが上手いからとかいうのが一番の理由とかいうしょーもないことではない事は声優過激派として示してはおきたいが(別に一番の理由じゃなかったら良いと思うけど)

実際彼女は喋らせたらおもろい関西人であるし、なんだかんだで愛せる声優である。(まぁ多少改善したしね、もう一人の例外声優は三澤紗千香だったりするがそれはまた別の話)

 

今回の再ソロデビューに関しては素直に喜ばしいし、愛美の歌が聴けることは不安もありつつもやっぱ嬉しい。

キングに入ったことでタイアップは安定して入ってくるだろうし、キング枠としてブシロード枠を蹴破って色々アニメに出演しそうである。

 

これはソロデビューという事で、今一度愛美という声優の技量が外で試させるという機会であることも忘れてはならない。

これが成長を見せる事になるのか、最初の方は生き恥を晒す事になってしまうのかは分からないが、どっちにしろブシロード内で最初ある意味で生き恥を晒したバンドリと比べたら、外で生き恥を晒した方が100倍マシだし、どっちにしろ寺川にとって経験とか、色々な面でプラスになる事は間違いないだろう。

 

暴投したら「寺川だから」で済むから、まぁそんな気負わずのびのびやって欲しい。

まぁ下手だったら普通に「下手くそ」って言うけど。言うけどね。

 

以上。

PC版 #FIFA21 Realism MOD導入補足・固有フェイス個別設定など

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今回は、FIFAに関しての記事。

当ブログでは、FIFA21 PC版においての記事を何度か掲載している。

oniji.hatenablog.com

oniji.hatenablog.com

 

ウイイレも執筆中である。最近は筆者はウイイレMOD側にお熱。

oniji.hatenablog.com

 

前回のFIFA MODの記事の時点では、まだリアリズムMODが公式リリースされていない状態だった訳だが、1.0が無事にリリースされた。

現在は1.1のアルファ版のテストが始まっており、ここからFIFA21のリアリズムMODの更新は断続的に行われそうだ。

 

PC版のFIFAにおけるMODの知名度というのも徐々に上昇しつつあり、これはやはりFIFAの実況を行っているコウヘイさんの力という所も大きいだろう。

現在は、FIFAのMODのDiscordも存在したりもする。

 

このコウヘイさんによるリアリズムMODの導入は動画として非常にわかりやすく導入が紹介されている。

youtu.be

 

正直、この動画を見れば基本的なMOD導入方法はもう分かってしまうので、あえてブログを書く必要性もないのだが、今回はもうちょっとだけ深堀りして、リアリズムMODであるいろいろなMODの使い方、適用の仕方等の補足を軽く行う記事となる。

なので、まずコウヘイさんの動画を見てから、この記事を見ることを基本的にはおすすめする。

 

また、今回の記事は、リアリズムMODリリース前のブログ記事と一部重複するがご了承願いたい。

f:id:oniji:20210410151858p:plain

  • 必要なソフト、ファイル
  • 全リアリズムMOD説明
  • 選手・監督新規固有フェイス一斉適用の方法(CheatEngine・Table)
  • レフリーフェイスの適用(RDBM21)
  • カンプノウレプリカMODの適用方法
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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.05 長谷川育美(2021年版)

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

これ4/10の18時に書き始めており、間に合えば今日の21時に出すという弾丸記事である。

いや、書くつもり無かったのだが、そういや今日から『86-エイティシックス-』始まるし、どう考えても書くタイミングとしてここを逃すとなってなった。

 

という事で、割と名鑑のストックは表裏共に存在するんだが、全部飛ばしてもう一回長谷川育美を書く。

 

長谷川育美

プロ・フィット声優養成所

→プロ・フィット(預かり)

→プロ・フィット(準所属)

→プロ・フィット(正所属)

 

生年月日 : 5月31日

デビュー : 2016年

出身:栃木県

 

査定(データ小の為仮査定)

演技力:(C

演技幅:(D

歌唱力:(C

キャラソン力:(C

トーク力:(D

実績:(E

過激派的将来性:(B

f:id:oniji:20210410181124p:plain

 

 ↓去年の

oniji.hatenablog.com

 

一年前、ここまで長谷川育美がトントン拍子に来るとまでは思っていなかった。

2021年、この年は長谷川育美飛躍の年と言ってまず間違いない年にまだ4月だと言うのになってしまった所がある。

 

プロ・フィット生え抜きの若手声優…と言いつつ今年で6年目くらいであり、割と下積みは長かった方に部類される声優になりそう。

特に2020年まで目を引いた、アニメにおけるモブ役の多さは、堅実な声優としてのステップを踏む良い時間だっただろうし、その他様々な経験を身に着けた上での、満を持しての登場という言い方も出来るのだろう。

ウマ娘 プリティダービー』のミホノブルボン役はだいぶ前から決まっていたし、これが表に出るタイミングになりそうだったのだが、如何せんウマ娘のリリースは2021年だった訳で、大々的に出るという感じにはならなかった(ぱかラジとか出てたけど)

 

そういう意味で、やはり『推しが武道館いってくれたら死ぬ』松山空音役が最も最初に矢面に立つ舞台になった感じはあった訳である。

作品としても人気は出た訳だし、ファイルーズと長谷川という並びはプロ・フィット準所属メンツ(当時)だった訳だし…(推し武道アニサマ残念だったね…)

 

さらなるメイン役と言える所で『弱キャラ友崎くん』の七海みなみ役が登場。

ドラマCDからの継続の登場だったわけだが、非常に明るいキャラクターであるみみみを上手く演じたのではないだろうか。見せ場の所でもちゃんと魅せれた方だと思うし(まぁアニメの出来に関してはノーコメントで)

こういう喜怒哀楽が素直に出るタイプのキャラクターは、彼女が得意としている所もあるんじゃないかなと。

初の単独キャラクターソングにも挑戦した作品ともなるわけだが(まぁウマ娘のうまぴょいとどっちの方が早かったのかは知らんから正確じゃないかもしれないが)結構良いクオリティのキャラソンを出してきた。

『推し武道』『うまよん』等でもパートで悪いことはまずないだろうと思っていたが、単独でも問題ないクオリティであり、今後の活躍を予感させた。

 

2020年最後の衝撃、『月姫リメイク』(正式名称『月姫 -A piece of blue glass moon-』)が本当に出る…!という所にまさか”アルク / CV:長谷川育美)の名前を見るとは思わなかった。

筆者はオタクによる「ひっくり返った!w」とかいう表現は好みではないのだが、この時は文字通りひっくり返った。(ひっくり返ったっていう表現が好みではないと言いつつ友崎86ラッシュのときもひっくり返ったってブログに書いてたわ)

嬉しさと怖さしかなかった。というか、今でも怖い。

リメイク作品の声優交代は怖い、何をやっても前の人がよかったと言われたらどうしようもない。

それでも彼女にとってめちゃくちゃな大役が任された事は喜ばしいことである。

oniji.hatenablog.com

 

ウマ娘プリティーダービー Season2』ではミホノブルボン役で登場。

1期OVAにも登場していたが、本格参戦。

ライスシャワーミホノブルボンへの尺の割かれ方も結構あったので、”サイボーグ”とも称されるミホノブルボンの感情があまり出てこない役での演技の立ち回り方等に注目した訳だが、一発本当に爆発しないと駄目な所でちゃんと爆発出来たと思うので、良かったんじゃないだろうか。

アニメ効果、ようやく出たゲームでも結構すぐ実装された事もあり、割とブルボン人気そうだし。

 

そして本日、昨年の『ANIPLEX NEXT』での初報から一年以上経って『86-エイティシックス-』が放送される。

センターといえる、レーナ役長谷川育美である。

現状PV等での彼女の演技に関しては、結構良い感じなのではないかと思っているが、実際アニメでどうかを見なければならない。

彼女にとって初のドセンターみたいなもんである(あれってダブル主人公って事で良いの?あんま分かってないから間違ってたらすいません)

前クールの『友崎くん』とも『ウマ娘』とも違う役柄であり、また新たな彼女の側面をたっぷりと味わえる作品になっていればいいなあ…とか。

 

次クールでは『現実主義勇者の王国再建記』アイーシャ・ウドガルド役が決定しており、3クール連続でそこそこのポジションの役をアニメでやる事になる。

長谷川育美という声優の知名度は、ここ一年で加速的に上昇しており、まだまだ上がっていく事だろう。

 

4月1日、ついにプロ・フィットの正所属に昇格した訳である。

 

 

彼女の能力の高さはなにかと言えばやはり感情表現の所であろう。

声優の演技において、一番上手い下手が分かりやすく出る所の一つが感情表現ではないかと筆者は常々考えているわけだが。

声優における感情表現の難しさは、声だけで感情を出さないと行けない所である。

もちろん”絵”という補助がアニメには入るわけだが、そこではやはり実際の三次元と比べて不完全な所も存在する。

だからある意味でわざとらしく表現するべき所もあるし、そうじゃない所もあり、このさじ加減というのは非常に難しい。

もちろん棒読みとかそれ以前の所もあるが、こういう所が声優がやる演技と、俳優がやる演技と、芸能人がやる演技でのクオリティの差に直結する所の要素としては上げられるだろう(もちろん上手くやる人間もいるが)

 

この点に関して、長谷川育美という声優は今の時点で十二分とも言える能力の高さを見せているように思える。

キャラクターによって求められる感情の幅というのは異なる。

例えば『友崎くん』の七海みなみと、『ウマ娘』のミホノブルボンは全く違うモノである。

まぁここまで明確に違えば、違いは出しやすくはあるのだが、そういうキャラクターに沿った感情表現を適切に行えるかどうか?という所は、基本的に思えるのだが別に声優全員が上手く出来るわけではない。

 

場面によっても、ここは感情を抑えている事を声で分からせないといけない場面があったり、ここは若干キャラ崩壊してもいいから感情を全部吐き出さないといけない場面があったりするわけだが、

そこでちゃんと出来ているし、見ている側の印象に残る演技が出来ていると思う。

まぁ単純に言えば演技の緩急といえる所だろうが、それには息の使い方であったり、間のとり方、声色、色々なスキルが求められる訳で、こういう所が出来ているというのは演技力の高い声優になれる要素を持ち合わせていると言えるのではないだろうか。

 

声幅に関してはもう少し開拓を求めたくなるのは贅沢な悩みかもしれない。

まぁ彼女の場合は、多くの引き出しを持つ…というタイプではなく、近い所であっても違いをちゃんと出せるタイプの声幅の広げ方が現実的だろうか。

幸い、彼女はそういう声の使い方は比較的出来ている方だと思う。

まぁあとは使ってくるサイドの声の指定度合いとか、ディレクションとかにもよると思うのだが、

やはり同じ声をずっと使い続けられると、どのキャラの声か分からなくなるし、飽きるし、

そういう時に限って結構キャラクターと声合ってるの?とかなりがちだしあんま良いことはない。

演技の時に顔を出さない声優という職業において、『一発で声優が誰か分かる』は褒め言葉にならないからである。(声優における最大の褒め言葉は『EDでキャストまで誰が演じていたか分からなかった』定期)

まぁ大体的な引き出しは求められるタイプではないと思っているので、そういう違いを見せられる声優になってくれると筆者的には結構喜ぶ。

 

なおブルボンのような役柄は所謂”ボソボソ”の領域であり、これを素直に声幅の引き出しとして認めることは難しいのだが、アニメにおいてのブルボンの演技は割と良く、所謂”誰でも出来るタイプのボソボソ”ではないような気がする。(まだ断定出来る程ではないが)

 

ちょいちょい歌をキャラクターソングで歌うようになってきているが、非常にきれいな声を出している。

透明感がある感じで、今後のキャラソンも注視しておきたい。まぁ別に歌唱力がなくてもいいのだが、歌える事に越したことはない。

キャラソンというものの方が声優として求めたい能力だが、この辺りも悪くはなさそうである。まぁブルボンでうまぴょいは無理ゲーだしノーカンでいいだろ…(良くはない)

 

トークに関しては半年ちょいで終わりよった『長谷川育美・佐伯伊織のGO FIGHT WIN』において特に不自由もなく、割とボケられるし、ツッコめる。

恐らく特に問題はないが、一応場数が少ないので査定はDにしている。まぁそのうち査定はCに絶対に上がる。

まぁラジオやら生放送やらでも特に問題はなさそうなので、今上げてもいいんだけどね…(

 

長谷川育美という声優は演技力で殴ってくるタイプである。

元々の声質的にも声が聞き取りやすい部類に入りそうだし、昨年の後半からメイン役をやり始めた声優としては十分すぎるスキルと能力を持っているといえる。

現在の声優事務所の中でも割と粒ぞろいになってきている事務所において、今年飛躍を遂げるのは間違いなく長谷川育美なのだろう。

本日の『86-エイティシックス-』が上手いこと行って欲しいものであるが、割と最初から追っていた声優がここまで来るのは、嬉しくもどこか寂しい所もあるものである。

 

以上。

内匠靖明・中嶋アキが結婚、最近声優結婚ラッシュ?

ちゃろ~、おにじです。(激寒)

 

 

4月になって急にこの話題が急増。

筆者割と今ブログに忙し目なのにまた書かないといけないことが増えた(

 

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  • 内匠靖明・中嶋アキが結婚
  • ここ二週間程度だけで4例6人の結婚というラッシュ
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