声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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おすすめ記事

#ゆずソフト 第12作に対しての不安と愚痴だけを抽出した記事

おにじと申します。

 

今回の記事は、ゆずソフト新作予想2022年版の後ろにくっつける予定だった。

だったんだけど、思ったより予想記事が長くなったし、この内容的にも予想の後にくっつけるべきじゃないかなあ…って感じになったので、別個記事になった。

 

でもって、ゆずソフト関連記事は2022年1月時点において、これを含めて3つのストックがあったわけだが、今回コレで一番の投票数を得たので、予想記事より先にこの愚痴に近いものが出てしまう感じに。

まぁ別にいいんだけど、なんでこっちを見たがるんだ…w

 

なので、そんなに記事としては長くならないと思う(当社比)

 

当ブログにおいては、ゆずソフト関連の記事を複数掲載してきたわけだが(ネタにしやすいってのはある)

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今回はゆずソフト新作(12作品目)に対しての不安ポイントというか、どうなるんですかねえ…みたいなことしか書かない。

まぁ普通にゆずソフトの新作ってなると大衆的には一定の期待をかけられるものであり、そういう期待みたいなものは普通に溢れまくっていると思うので、今回はあえて不安だけを抽出してみることにした。

……というよりは、正直な話不安点が多すぎてちょっとアレなのでみたいな感じですハイ。

まぁなかなかハードな内容な気もするが、まぁ率直な不安なので許して欲しい。

軽めの最初の愚痴的なものは予想記事の序文にありますので…(まだ出てない)

ということで、色々とゆずソフト最新作への不安をぶちまけていきましょう…(そもそもゆずに何を期待してるんだっていう人もいそうではあるけどw)

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定期的に出すという信頼感の崩壊

SOUR登場によって、基本的に遵守されてきただいたい一年半周期っていうのか完全に崩壊した。

まぁ正直な所、エロゲブランドにおいて新作のインターバルがそれなりに一定って所のほうが恐らくは少ないので、だからなんだって言われる所ももしかしたらあるかもしれないが、そこはやっぱり安定のゆずソフトみたいな所においては一定のダメージにはなるんじゃないかなと。

 

また、『新作発表』っていう表記において「どっち?」っていう話になるのも微妙に面倒くさい。前までは一個しか考えなくてよかったものだし。

 

そして、正直『PARQUET』の出来にされると別にSOURをそこまで歓迎できるような感じでもないし、そういう意味でただただ安定感と打率を下げただけみたいな所がある。

なんだかんだ15年ずっと守り続けてきたモノを壊してしまった所はある。

そういう安定感とかの信頼感っていうのはなかなか取り戻せるものではないからね。それは分かっててやったんだろうけど。

 

 

全年齢に行ってからのR18への帰還したタイトルって基本的にロクなことがない

なんでか知らないが、基本的にこういうエロゲ媒体系のところが一回エロゲから全年齢に行って、もう一回エロゲに戻ってくる時、だいたいシナリオが良くない。

そもそもゆずソフトのシナリオが良いのかという話ではある事はあるが、そういう話じゃなくて他のブランドが割とそうであるっていう感じというか。

 

全年齢ゲームは基本的によりストーリー性を求められるというか、こういう所がする全年齢ゲーというのは、割と恋愛模様から離れようとすることも多いため、話としての面白さ、恋愛やエロに頼らず起承転結を作ろうとする形になるわけだが。

これを、エロゲに戻ってきても変にやろうとしてしまうケースがなんか多い。

これをすると、恋愛なのか、エロなのか、話なのかのバランスが崩れることが多く、変にストーリーを捏ねくり回してしまいよく分からない話になったりする。

 

単純に基本的にろくな事がないのである。

 

一回一般でそういう恋愛に頼らない方向性をやると、なんかそのまま恋愛モノをやることが嫌になってしまうのか、ストーリー性を生み出そうとして、それでやることが多くなりすぎてうまくまとまらず、なんかよくわかんない話だったな…ってなることが割とある。

風呂敷を広げるだけ広げて畳めない…というのは、話を書く上で結構あるあるな要素だが、この傾向が全年齢からR18に戻ってきた時により可能性が高くなるみたいな感じ。

言うて『Monkeys!¡』とかもそういう所ある。まぁはとは元々から詰め込みすぎる所あるけど(別にめっちゃ悪かったわけじゃないけど)

 

 

原画が増えるって事は大衆的なゆずソフトの意義的には大丈夫なんだろうか

一つ前提として言っておくと、筆者はそこまでむりこぶの絵が絶対に必要とか思っている訳ではない。いや、嫌いとかではない。まぁ普通に好きな方だとは思うんだけど。

とは言え、やっぱり大衆的な所で言うと、ゆずソフトの最大の強みって結局の所原画がむりこぶ(むりりん・こぶいち)の所がやっぱりあると思う。

こっちもず~~っとむりこぶでやってきたわけだし。というか、ほぼほぼゆずソフトって変わってないからね、メンバー。

まぁ煎路が『千恋*万花』(2016)後に抜けてたりするから、完全に一緒って訳ではないし、それこそ煎路が抜けてからのここ数作、ずっとむりこぶオンリーで回していたのだから、キツイっちゃキツイ気もする。

 

ただ、やっぱりここに来て原画が2人増えたっていうのは、ゆずソフトの歴史的にも大きな事柄だと思う。

2020年6月に募集された原画・キャラクターデザイン。

まぁこの時点で増えることは分かっちゃいたんだけど。

そもそも募集された時点で「むりこぶじゃないゆずソフトとか」っていうのは散見されたのは事実だし。やっぱり懸念事項ではある。

とは言え、SOURとかYSMRとか始めるにあたって、どう考えてもむりこぶだけで回すのには無理があったとは思うので、別に増やした事を咎めるつもりはない。(まぁSOURとかYSMRをやる必要性があったのかは別として)

 

増えたのは元Navel(元を辿ればCIRCUS)の羽純りおと、ほかんである。

こちら羽純りおは『PARQUET』サブ原画(仁香とか)とYSMR。

ほかんはYSMRで既に原画、キャラデザを担当している。

まぁこの感じ、多分サブ原画くらいで新作は普通に絡んでくると思う。

別にめっちゃ違和感があるわけではないし、塗りでだいぶ合わせこんではいるんだけど、やっぱ違う事は違うわけであり。

多分生粋のむりこぶ信者って結構いるし。そもそもゆずソフトってシナリオとかで評価されてるところじゃない、キャラゲーのブランドだからこそ、やっぱり絵が重要!って思ってる人間は少なくないと思う。

まぁその辺の大丈夫かなあ…とはやっぱり思う。

 

というか、正直やっぱり『PENTA BOX』の新規絵、なんかおかしい。

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これを全部むりこぶが描いたとは思えないんだよなあ…明らかに何キャラかに違和感を覚えてしまう。原画にそんなめっちゃこだわりがあるわけじゃない筆者が。(いやまぁ酷い原画とかは買う気失せはするけど、別にそういうわけじゃないしこれは)

筆者でさえ「なんかおかしい」とこれで思ってしまったが為に、めっちゃ不安。

いや、普通に頑張って欲しいとは思ってるんだけど、なんかこれで急に不安になったんだよな。なんなんだろうな、この違和感。時代によってのキャラデザの変化の範疇じゃないキャラがいる。(特に姫と灯里への違和感が半端じゃない)

 

 

ゆずソフトゆずソフトの強みを本当に理解しているのか怪しくなった

まぁ、色々と言われる『PARQUET』君。

別にそんなめちゃくちゃクソゲー!みたいな感じではなかったとは思う。

ただ、この作品において、ゆずソフトの強みと弱みが本当にはっきりしてしまった気がする…というか、「やっぱりゆずソフト君には無理だよそういうの」と言うべきなのか、「ゆずソフト君が一番の強みってそこじゃないしなんで活かさないの」と言うべきなのか…みたいな作品だったと思う。

 

結局の所、前述の通りゆずソフトというブランドはシナリオを求めるようなブランドではない。というか天宮りつがやっている間は期待なんてする方がアレだと思う。(別にこれは天宮りつをけなしている訳ではなくて、そういうライターじゃないって事)

多分『サノバウィッチ』の綾地寧々ルート以上の話は金輪際出てこないと思うし(出てきたらすまんな)別にそれを期待なんて元々からしていない。

というか『ステラ』の栞那ルートですることを完全にやめた。

oniji.hatenablog.com

 

じゃあ何が求められているか?と言えばヒロインの可愛さである。

とにかくヒロインを愛せるか、どれだけ可愛く見せれるか?みたいな所がやっぱり強み。

むりこぶ絵も相まっての、エロゲとして入りやすいキャラゲーを作り続けているのがゆずソフトだし、その傾向はそれこそ全年齢版が逆移植される『天神乱漫』(2009)とかから確定していった印象もある。

 

そういう中で、やはり恋人に至るまでの過程、ヒロインが主人公に惹かれていく所だったり、友達以上恋人未満みたいな所もありつつ、いざ結ばれてのイチャイチャ…みたいな所がやっぱりゆずソフトは強いとされていると思うし、筆者もそう思う。

この過程とイチャイチャという所が、ヒロインの可愛さを引き出せる大きな要素だし、ここを書くのは天宮りつも結構お上手というか、割と大衆に刺さる物を出してくるところなんじゃないかなあって思う。

 

だからこそ、この要素がほぼなかった『PARQUET』ってなかなかアレってなるのはしゃーないと思う。

別に悪かったわけではないし、『PARQUET』も最初の設定としてはそれなりに面白そうな設定というか、それこそ恋愛系にとらわれる事もなく、自由にストーリーを描く事がある意味可能な非恋愛系ノベルゲームだからこそやれそうな設定だったと思うし、それは良かったとは思っている。

ただやっぱり、一番の長所をほぼほぼ出せずに全編が終わるというのは、そりゃ評価という所では厳しくなってしまう所があるんじゃないかなあというか。

結局長いこと続けている一定の人気があるブランドだからこそ『求められているモノ』っていうのがだいぶ固まってしまっている所はあるし、そこはゆずソフトサイドとしての苦しい所なのかなあとも思いはするんだが。

やっぱり求められているモノが変わらないっていうのは、安心感はあるんだけど、同じ引き出しをずっと開けないと行けないので出涸らしになっちゃうこともあるし。

 

ただ、やっぱりそういうふうになってしまったのは、話の出来っていう所もあるけど、アフターが中途半端についてしまった事が逆によろしくなかった気が筆者はする。

『PARQUET』には、アフターでツバサ、リノ両名の個別でのシーン的なモノが存在するわけだが、これが一定のイチャイチャ具合というか、いつものゆずソフトに結局一番近い部分となったと思う。

で、結局ここが一番出来がいいじゃん!ってなってしまった。

キャラの掘り方にしろ、キャラの可愛さにしろ、一番引き出せたのがそんなに長くもないアフターだった…という結論にやっぱり落ち着いてしまった所が筆者はある。

で、別にこれも恋人になるわけではないし、ここからツバサとリノの争奪戦が始まるくらいで終わるので、これはこれで不完全燃焼の奴である。

 

結局これが一番良い。っていうのに、このロープラ全部やった結果落ち着いてしまったのが全てのような気はする。

だって、話として別に完結してるわけでもないアフターが、ちゃんと完結している本編に一定の所で勝利している要素があるっていうのは、不完全が完全に勝ってしまってる所があるんだから。

こうしない為にはもうアフターいらなかったんじゃないの?っていうのは『PARQUET』の感想で散々書いたと思う。

あれだけ道徳的なとこをやってたくせに結局それかいと。

この設定だとエロゲではやりずらいだろうなとか、恋愛に持っていくのは難しいよねって書いてきた筆者はなんだったのか。

 

で、なんか取り合いますよこの二人でって雰囲気だけ出してアフターが終わるんだけど。

何その寸止め。この作品に入れる必要あった?

じゃあ続きほしいかって言われるとそれでゆずソフト本家が遅れるくらいならいいです…って感じだしなあ。

作品的にも構成的にも0点でも良いと思うよ、アフター。

 

でも、結局の所ゆずソフトが強い所ってどこだ?って言われたらこういうイチャイチャしている所でのキャラクターの可愛さって所もやっぱり大きいと思うんですよね。

実際、ツバサの可愛さを一番出せていたのはアフターだったという言い方もできるというか、リノは本編でもそのギャップのキャラクター性とかで可愛さを結構簡単に引き出せる事もあって、そういうシーンが多かったけど、 ツバサは別にそうではないし、どっちかっていうとBMIとかのまじめな話が多めだったからそういうシーンが多いわけではなかったし。

二人のキャラクターが非常に可愛く描写されていて掘り下げられたという意味ではこのアフターは大きいなとは思う。

 

思うからこそゆずソフトの強みってやっぱこういう所だよなあと再確認してしまう。

だから「ゆずソフトってこれじゃん」ってなっちゃう。

この作品のアフターとしては0点でもいいんだけど、ゆずソフトとしてはこれが合格点なんだよなあと。

 

今作、全年齢でやるという設定としては良かった。

良かったからこそ、それを貫く場合はこのアフターは不正解だと思う。

でもこのアフターはキャラクターを掘り下げて魅力を出せているし、キャラが可愛い。

 

これが何を意味するのか。

ゆずソフトは結局イチャイチャ恋愛からは逃れられないのではないかという事である。

全年齢ロープラだからこそ気づくゆずの強みと弱み。 #ゆずソフトSOUR 『 #PARQUET 』レビュー・感想 - 声オタおにじくんの声学審問H!

 

結局この感想記事の後半に重複してくる所はあるのだが、結局ゆずソフトってイチャイチャ恋愛以外では書けないと思う。

いや、書けるけどイチャイチャ恋愛の評価を超えることは恐らくないし、イチャイチャ恋愛以外をやり続けるとただ人が減るだけなんじゃないかなって思う。

 

確かに、ここ数作のゆずソフト作品は、ネタに困っている気もするし、『求められているモノ』に対しての答えを出すのが長くやってるからこそネタがなくて難しくなっているんだとは思う。

ただそれでもやっぱり、イチャイチャしたり、恋人になるまでの過程だったりの所でのヒロインの可愛さや、紆余曲折の所が面白かったり、恋人になってからのデレデレのイチャイチャでキャラを掘り下げ、より可愛く見せる…という所がゆずソフトの強みである事を結局『PARQUET』でのアフターで証明してしまった所がある訳で。

 

正直な話、天宮りつの評価という所は、恐らくエロゲーマーの中で高いとは言えないし、他に有名ライターを持ってきたとしても、ほとんどの強みを削いでバントしかさせないのがゆずソフトである。

それでも大衆の人気を一定保ち続け、エロゲの中でも顔みたいなポジションにいられたのは、もちろんむりこぶ絵という最大の大衆的な強みはあるとは思うが、そういう恋愛模様においてのイチャイチャの所が強いのではないだろうか。

 

ヒロインの可愛さ、イチャイチャという所は、ゆずソフト、天宮りつにおける戦える武器だと思う(数少ない長所と言う人間もきっといる)

その強みを磨き続け、出し続けてきたからこそ、今のゆずソフトがあると思う。

 

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欠点は他にあろうとも、自分の色をしっかり出せればある程度は戦える…っていうのは『創作彼女の恋愛公式』(Aino+Links)とかでも出てきたけど、多分ゆずソフトってまさにそれみたいな部分もあるんじゃないかなあって思う(創作彼女を書いた工藤啓介を今後は長所を磨いていってほしいっていうのはまた別の話)

だからこそ、それが薄かった『PARQUET』の大衆評価はあんなもんになってしまうというかね。

打ち止めの気がするから、変えたい!っていうのは理解するし、それをしてみる事に関しても「しなくていいよ」とは思うけど、「やるな」とまでは言わない。

ただ、結局やってみてやっぱりそうじゃんってなったんだから、ちゃんと新作では元々のゆずソフトの強み、ゆずソフトの色をしっかり出すようにして欲しい。

 

ゆずソフトの強みを理解した上で、打ち止めだと思ったからやってみたのか、本当にゆずソフトの強みを理解していなかったのか、それがほんとうの意味で分かるのはゆずソフトの次の新作だと思う。

過程、ヒロインの可愛さ、イチャイチャ。この辺をしっかり押さえられればゆずソフトらしさは一定評価されるんじゃないかなって。

出涸らしだとは思う。ただ、これを超えるのは今のゆずソフトには無理だと思うから、なんとかひねり出せとしか言いようがない。それしか勝ち筋はないまである。悲しいが。(いやPARQUETも最初は良い設定だと思ったんだよ本当に)

 

 

変化は必要。ただ変化のさせ方って難しいねえ…

ゆずソフトももう15年である。長いことやっていくに当たって、一種の変化を続けなければ生きていけないという所はやっぱりある。

同じ所に留まり続けていては、時代においていかれて終わってしまう可能性だってあるわけで。

実際問題、ず~っとむりこぶで行くことというのは不可能だし、前はオリジナルメンバー煎路もいたわけだし、これだけ手を広げるというのも一種の変化だし、手を広げるなら描くメンバーは一定増やさないといけないことは間違いないし。

近年のゆずソフトの作品上、出涸らしである事は一定理解はするし。

やっていることを否定するつもりはそんなにない。まぁそれでもあのタイミングでの全年齢ロープラはそれなりに堪えたくらいは言いたいが。しかも出来アレだし。

 

ただやっぱり結局ゆずソフトってそうじゃん。って所になっちゃったから、大変なんだろうなあって思う。

まぁ言うことは言うが、やることはやるとは思うし、出たら記事にはするし、してとやかく言うんじゃないかなあって思う。

 

でも、やっぱりここ最近のムーブ見てるとこれくらいの不安はやっぱあるよって思う。

YSMRどれくらい売れてるんだろう。アレマジでゆずで出してる意義が良く分かんねえんだけど色々と。この話前やったからいいや、まぁ天宮りつのも出たしマシか。

まぁ出たらやるんだけどね、やるんだけど、なんかこうね。

 

以上。