おにじと申します。
過去回↓
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髙橋ミナミ
オーディション・養成所・事務所遍歴
生年月日 :1990年12月20日
デビュー : 2011年
出身:神奈川県
査定
演技力:B
演技幅:B
歌唱力:B
キャラソン力:B
トーク力:B
実績:B
過激派的将来性:D

序文
声優において、求められる要素というのは、常々増えているような印象がある。
正直、そこまで求める必要性がないだろみたいな感じもあるのだが、実際の所は求められてしまうものではある。
全体的な能力が高いことによって、様々な仕事というのを獲得出来るという言い方もできる。
総合的な能力が高い声優って、まぁ早々にはいないのが当然の話で、今の世の中でもどこかを長所にして戦うのが世の常ではある。
そういう中で、比較的能力が全体的に高い声優というのは存在するし、そういう声優は非常に重宝するとも言えるのかもしれない。
そういう声優をなんやかんや生み出し続けていた感じもするのが、一時期の東京俳優生活協同組合だったように思う。(今はそんなこたあないけど)
定期的に生え抜きでそういう声優を生み出せた時代っていうのは、ある意味で特異的な時期というか、特異的な事務所だったのかもしれない。
そんな俳協のかつての秘密兵器である、髙橋ミナミを今回はご紹介していこうと思う。
秘密兵器とか言っていた時代はもう10年以上前とかになってくるので、本当に時の流れって残酷だなと言わざるを得ない。あの頃から時は経ち、名義も多少変わり、色々とあった。
ただ、そういう中でも常々全体的な能力の高さを感じられる声優という感じがあり、様々な媒体や場所での活躍みたいなのを見ることが出来る部類の声優であるとは思う。
そんな髙橋が遂にプリキュアに!というのは、大変喜ばしいので、今回は髙橋で一本やってみようじゃあないかと。
経歴
髙橋は神奈川県の出身。
幼少期は周りに影響されやすかったらしく、ミュージカルを見たら、ミュージカル女優になりたい、『ハリー・ポッター』を見たら魔法使いになりたいと変わっていたらしい。
魔法使いを目指して英語を習い始める程度には、結構魔法使いは本気だったようだが、途中でなれないことに気づき、そのまま大学受験を控えるタイミングに。(ちなみに英検は準2級まで所持しており、ドイツ語も喋れるらしい)
その頃にはアニメを好きになっており、表に出る仕事をしたいとも考えるようになっていたらしく、そこで声優という所に行き着く。
声優になれば、魔法使いにもなれるし、芝居を続けていく中でミュージカルにも出れるかもしれないと感じ、声優のオーディションを受けることに。
専門学校に通っているタイプではなく、オーディションからのタイプの声優であり、書類審査を通り、本当は審査の日が大学受験と被ってしまっていたのだが、事務局の方が「試験の時間に間に合うのであれば、オーディションの順番を1番最初にするので受けに来てください」と融通を効かせてくれたことで、声優への一歩を踏み出せることに。
俳協ボイスアクターズスタジオに入所し、第38期生として卒業。東京俳優生活協同組合に入所することになる。
一応活動は2011年にギリ一個あるのだが、入所したタイミングは2012あたりなのかも。とりあえずデビュー年は2011年とはしておく。
ただまぁ、稼働面で言えば前述した通り2012年から本格化という感じ。
『スタプラ!』にて卯月花音役を獲得したりした2012年は、幾つかのアニメ作品でもモブキャラで出演していたりする。
2013年、いきなり動きが。
『アイカツ!』にて、メインキャラである風沢そらに抜擢される。長く続いていくことになるシリーズに、二年目からメイン級として合流することが出来、長く演じるキャラクターとなっていく。
また、同年に『アイドルマスターミリオンライブ!』がスタート。こちらでもアイドルとして馬場このみ役を獲得。ちっちゃい大人(雑表現過ぎるだろ)というちょっと変化球設定だったが、こちらもめっちゃいい感じに演じていくことになる。特に歌方面での評価をグッと向上させることになる。
またアニソンガールズユニット・Trefleのメンバーともなっており、ラジオ『A&G Girls Project Trefle』がこの年にスタートしている。
また、インターネット番組として『2.5次元てれび』に出演。リポーターズ候補生として雨宮夕夏、清都ありさと出演していた。(派生番組『2.5次元あうと』もあった)
2014年も、アニメでのメインを獲得。
前年からメディアミックス展開されていた『Hi☆sCoool! セハガール』がアニメ化され、セガサターン役を演じた他、『selector infected WIXOSS』で緑子役を演じている。
『ドリームクラブGogo.』美月役など、ゲームでも活躍があった。
またラジオの方では『由佳・ありさ・未奈美のMラジ!!』がこの年にスタート。2017年まで行われるそこそこ長いラジオだったりする。
また、『みーなのマジカルプラネット』もこの年で、ソロラジオもスタートしていた。
2015年は『食戟のソーマ』で田所恵役を獲得。また、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でティオネ・ヒリュテ役も獲得しており、長く続いていく作品でメインかそれに近い役を獲得できているのは大きな要素と言えた。
この年にラジオでは『セハガールのハードなSEGA情報RADIO「セハラジ」』がスタート。正確にはメインパーソナリティとしては2016年に稼働することになる。
『食戟のソーマ 〜種田高橋料理學園〜』もあり、『食戟のソーマ』系では若手として稼働が結構多かった印象。
2016年は『おしえて! ギャル子ちゃん』のお嬢役からスタート。
またオリジナルアニメである『フリップフラッパーズ』でココナ役を獲得した。
また、ラジオは翌年の放送が決まっていた『小林さんちのイシュカン・ラジオ』が既にスタートしていたりする。
2017年は前述した『小林さんちのメイドラゴン』のルコア役からスタート。
また『エロマンガ先生』山田エルフ役も獲得したり、元々から出てた『ダンまち』の外伝となる『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝』でティオネ・ヒリュテ役を演じたりと、結構大きな作品が並ぶ年となった。
ゲームの方では『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』がこの年から。引き続き馬場このみを演じる。
また『Re:ステージ! プリズムステップ』もこの年からだった。式宮碧音役を演じる。
ラジオは『ラジオ エロマンガSENSAION!』『ラジオ「ソード・オラトリア」〜魔導士とアマゾネス〜』等タイアップ系で毎度のようにパーソナリティとして呼ばれていた。
2018年は、この1、2年前には役自体は決まっていた『ウマ娘 プリティーダービー』がアニメ化。エルコンドルパサーを演じた。
ウィクロスシリーズの新しいやつ、『Lostorage conflated WIXOSS』で引き続き緑子役を演じていたり、
『Back Street Girls -ゴクドルズ-』リナ役、『ブラッククローバー』グレイ役、『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』星ノ川はるか役と、本当に色々なキャラを演じている感じで、作風とかも選ばない感じが出ていた。
番組系ではPhononで『高橋未奈美のみ、味方はナシ!』がスタートしていた。あったなあ(
2019年は『W'z《ウィズ》』タマリ役からスタート。
式宮碧音で出演していた『Re:ステージ!』がアニメ化し、『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』となって出演。(メイン級ではなかったけど)
きらら系作品『まちカドまぞく』にリリス役で出演もした。
また、これまら結構長いこと続くことになる『ありふれた職業で世界最強』にシア・ハウリア役で出演した。
ラジオでは『たかみなと大西のたかにしや』がこの年スタートである。
2020年は『巨神と氷華の城』に茜役で出演し、『ウマ娘』派生形アニメ『うまよん』にエルコンドルパサー役で継続出演。
初のWeb独占となった『アイカツオンパレード!ドリームストーリー』に風沢そら役として継続出演。
ゲームではフロントウイングと枕が手を組んだANIPLEX.EXEのノベルゲーム『ATRI -My Dear Moments-』に神白水菜萌役として出演した。
またラジオでは『A&G TRIBAL RADIO エジソン』の三代目パーソナリティーに就任。文化放送A&Gの柱である番組のパーソナリティになるまでとなった。
この年にそれまでの『高橋未奈美』から『髙橋ミナミ』に芸名を変更することを発表した。戸籍上は髙橋であることと、高森奈津美と紛らわしいことなどが理由らしい。
2021年は『戦闘員、派遣します!』グリム役でメイン役出演。
また久方ぶりの二期制作となり、京都アニメーションが復活する第一作となった『小林さんちのメイドラゴンS』にもルコア役として継続出演。
プリキュア系で『トロピカル〜ジュ!プリキュア』で山辺ゆな役を演じていたりもする。
またこの年は遂に『ウマ娘プリティーダービー』のゲームが開始。アニメの二期も放送され、一気にウマ娘が覇権コンテンツという大逆転を演じる所に、エルコンドルパサー役として出演している。
2022年は『であいもん』にて松風佳乃子役で出演。
また声優活動10周年を記念して、ファーストソロアルバム『Tenk you!』をリリースした。
ゲームでは『デジモンサヴァイブ』君島サキとか、『SDガンダム バトルアライアンス』ユノ・アスタルト、『メメントモリ』フェンリル等なんか多めだった。
この年の10月に体調不良のため療養に専念するため活動を一時休止。半月程で徐々に復帰したので、そこまで大きな穴を空けるわけではなかった。
2023年は、『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』でベアトリクス・アメルハウザー役を演じた。
また馬場このみ役を演じている『アイドルマスターミリオンライブ!』が遂に遂にアニメ化した。CGアニメということで、どうかと思われたのだが、結果的に近年アイマスアニメで恐らく最も評価されている。
昨年である2024年は神白水菜萌を演じた『ATRI -My Dear Moments-』がアニメ化した。
そして今年、『キミとアイドルプリキュア♪』にて、蒼風なな / キュアウインク役を演じることが発表。遂にプリキュア声優の仲間入りをすることに。(あと改名時に紛らわしい代表だった高森奈津美とプリキュアを演じることになる)
その他にも『ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた』マリアベル、『強くてニューサーガ』シルドニアが既に決定している他、映画にて『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』が上映予定で、こちらは引き続きルコア役を演じる。
様々なジャンルの作品にも幅広く出演し、コンテンツにも出演と、本当にレンジが広い声優として活躍しつつ、ラジオでの活躍という所も外せない、堅実事務所時代の俳協の生え抜きとして、今も安定感がある声優として活躍している声優と言えるだろう。
評価
ということで、ここからは評価パート。
髙橋の演技面での強さというのは、その万能性というか、全体的なクオリティが高いかつ、色々なキャラクターを演じられる引き出しの多さだと思う。
そもそも声質の部分でも結構通るタイプであり、声質で押すことも出来る部類でもあるのだが、髙橋は非常にスキルが伴っているので、そういう所の加減とかで色々な役柄を演じることが出来る印象。
子供っぽいから、大人な雰囲気みたいな所までの、年齢感、キャラの雰囲気みたいな所への合わせ込みがしっかりと出来るタイプの声優である。
なので、割と声の雰囲気が遠くなくとも、印象を変えることが出来る感じもある。
本当に落ち着いたキャラの系統から、めちゃくちゃガキみたいな感じのキャラまでやれるし、そういう所での感情表現みたいな所もキャラによっての違いというのを作れるのかなあと。
明るいキャラの本当の涙みたいな所の演技とかでも掴まれるし、お淑やか系のキャラの静かな涙とか、そういうのの違いが見せられる声優と言いますか。
それこそ最初期は当人が暴れ馬感すごかったのもあり、演じているキャラとのギャップみたいなのがすごくあった時期もあったり。
落ち着いた・お淑やか系でも、その範疇でちゃんと緩急や感情表現みたいな所の味付けが出来る声優なので、様々な役において安心感がある。
勿論メインキャラとしてのポジションでも強いが、脇を固めるサブキャラとかでも、非常に信頼することが出来る声優と言えるだろう。
やっぱり演技の引き出しが多いので、やっている役の幅が広いし、色々なテイストの作品にもどこでも入ってこれるというか。場所を選ばない声優になっている感じが、メインだけではなくサブの起用とかでも感じられる所になっていると感じる。
プリキュアは恐らくお淑やかに近いんだと思うけど、まぁ何も心配する要素ないですね。むしろそっちの方が量としては多いまであるし、振れ幅出来る声優は、キャラの中での表現を使い切れる声優になれますから。
はい、歌唱面。
この人は歌の方も中々しっかりとした歌を歌えるタイプというか。
それこそミリオンライブでその強さをまずは発揮した感じであり、『Dear…』は今でも代名詞の一つという言い方をしても多分怒られないんじゃないかと思う。
歌声に対する伸びみたいな所とか、音程の綺麗さ、歌声の綺麗さみたいな所が本当に伴っており、生歌唱にも余裕で耐えうる歌唱力を持っている声優である。
音域とかもしっかりある感じがするし、とにかくきれいな歌声って印象。
これでいて、ちゃんとキャラに合わせた声の歌唱みたいな所も出来るので、キャラソンがしっかりとキャラソンしているのも良い。この辺りでもちゃんと声優的な声のマッチ、合わせ込みが出来るっていうのが髙橋の強みというか、バランスが良い所と言いますか。
トーク面。
最初期の頃は、どっちかっていうと暴れ馬であり(某最終兵器程では当時でもなかったんだけど)手の動きとか含めて忙しない感じが結構あったと思う。
まぁそれも忙しないだけで全然喋れてはいたんだけども、とにかく動きの忙しさと「ヘイヘーイ」言ってるイメージが強すぎた。
のだが、まぁ今もその感じがないことはないのだが、ラジオにおいての安定感みたいなのが結構すぐに出てきた印象で、それもあるのか、多くのラジオ番組にパーソナリティーとして出演をしている。
安定感みたいなのを感じられるので、この人でいろんな人を迎えても回せるなあという感じはあるかもしれない。
これもあってエジソンのパーソナリティになった感じはあるのかも。今や普通に落ち着いて回す側って印象の方が強いかもしれない。最近そんなワチャワチャしてないもんね(
髙橋ミナミは、俳協生え抜きとして、堅実性というのをしっかりと揃えた感じであり、欠点と言える欠点がないタイプの万能型声優という感じ。
当初から良い滑り出しをさせてもらえた声優ではあるとは思うのだが、それをさせてもらえるだけの能力が割と最初から伴っていた印象もあり、役柄を選ばない演技の幅であったり、感情表現における細かさみたいなものがあったし、歌とかに関してもしっかりと歌うことが出来たし、そりゃこんな声優使いたくなるよなと言う感じというか。
そこからは長期的になる作品を上手く引き当てて行きながら、色々な役を堅実に重ねてきた印象。
個人的には割とエロマンガ先生のエルフ先生とかが印象強かったりするんだけどね(
マジで色々出来るし、どこにいても安心できる部類の声優だと思う。
ちょっとずつ脇を固めるタイプになりつつあったのだが、ここにきてプリキュア起用っていうのはなんか嬉しいなと思う。(というかアイカツとプリキュアを制覇は中々凄い)
俳協が俳協であった声優という印象が本当に強いというか、筆者は村川梨衣で扉を開き、高橋未奈美と共に俳協を信じるとこから声優オタクを始めた感もあるので。
作品にいると締まるなあって声優であり続けて頂けるのは嬉しいし、だからこそ今後も主戦での活躍を期待し続けたい所である。
以上。





