声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.44 和泉風花

おにじと申します。

 

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和泉風花

 

オーディション・養成所・事務所遍歴

日本ナレーション演技研究所
→ヴィムス

アミューズ

 

生年月日 :1月11日

デビュー : 2018年頃

出身:愛知県

 

査定

演技力:C

演技幅:C

歌唱力:D

キャラソン力:C

トーク力:C

実績:D

過激派的将来性:C

序文

声優という職業において…というか、芸能界にいる人間にとって、やはり一つの転機となり得るモノというのは、移籍という所はあるような気がする。

マネジメントサイドが変わるという事は、環境が変わるということであり、その環境が変わるということは、プラスにもマイナスにも働く所でもあると思う。

芸能界とは違うが、スポーツ系統とかでも、チームを移籍することによって覚醒したり、輝きを取り戻したりする選手っていうのはいるもので。

それこそプロ野球とか、現役ドラフトで出た選手が活躍したりするくらいですからね。やっぱり環境が違うって凄いなと思ったり。(声優名鑑の序文がこれでいいのか?)

 

と、まぁ何事においても、移籍というのは大きなものであるのか、今回紹介する声優はその移籍という所から現在若手声優として一種のブレイクを見せている、和泉風花である。

 

別に元々からコンテンツとか含めてちょこちょこ存在は確認できていたり、ラジオやってたり、色々と露出がなかったわけではなかったのだが、明確にアニメとかでのメイン役があったわけではなかった。

そんな所から、アミューズに移籍してからあれよあれよと飛び込むメイン役。ここまで情勢って変わるもんかと。

そんでもってその一発目が中々の作品の話題性的にも当たりを引けたという所含めての強さもあったりと、ここに来て急にトントン拍子と言っても過言ではない。

コンテンツとしてもウマ娘で主人公気質の待望キャラを演じることが決まったりと、まさに今勢いに乗っている声優と言えると思う。

元々から素養自体はあったと思うのだが、ここまで変わるかと言えるような所ではある。

能力としては、結構和泉らしい演技みたいな所がそこまで重複している感じがないような雰囲気もあるのがより今の高速ポジション確立に到達している所があるのかもしれないが…

 

とりあえず今注目するべき声優のひとりであることは間違いないので、まぁ見ていきましょう。

 

 

経歴

和泉は愛知県の出身。

愛知県と言っても中心ではなく田舎らしいが。(たぬきとかキジとかがいるレベルで田舎らしい。キジ…?)

 

小学生低学年時代からアニメを見る環境が整っていて、アニメオタクへの道は宿命と言えたらしい。

声優の存在を知ったのは、『銀魂』であり、銀魂で沖田が好きだったそうなのだが、どうやら声優もかっこいいぞという話を聞いたらしい。

鈴村健一ですね、その声優。まだアーツの頃だろうか、もうインテンション設立してるタイミングだろうか…(

簡単になれるものではないと思っていたらしいが、声優になろうと思ったきっかけとして、中学校の頃に『ハイキュー!』の入野自由さんの演技を聞いて、自然と「私、声優、なる」と思ったとのこと。(なんでそんなカタコトそうな言葉なんだw)

高校時には水泳部マネージャーの幽霊部員(公認)として籍を置きつつ、声優になりたいという気持ちがこの頃にはあるので、放課後は友人とエチュードをしたり振りコピをして遊んだりしていたらしい。

 

という学生時代を過ごした上で、声優になる為に歩みを進めていく。

日本ナレーション演技研究所へ入り、そこからヴィムスに所属することになる。

 

和泉が恐らく表舞台に明確に出たと言えるのは、2018年の『和泉風花の本気!アニラブ』である。

文化放送超A&G+における、究極の青田買いソロラジオコンテンツであるアニラブ。(現在も不定期に声ラブとして生きながらえてるの、ようやっとると思う)

意外と輩出率が悪くないこのラジオ(高橋李依が最高傑作かな、声ラブも入れるなら羊宮妃那も今の勢いは素晴らしい)に和泉も出演していた。

 

2019年ごろから、アニメ・ゲームの出演というのも出てくるが基本的にアニメはモブからのスタートである。

ただゲーム、ソシャゲ系統に関しては結構メインとも言える役をいきなり獲得しており、順調と言える所もあった。

2019年は、『けものフレンズ3』ドール、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』煌里ひかると2つメイン級と呼べる作品を獲得している。

まぁけもフレは2の大炎上で焼け野原になってからの3ではあったのだが、それでもいきなりのセンターであったことは引きが強かったのか、どうだったのか。

マギレコは第二部からの登場主要キャラとしての登場であり、まぁいい感じに流れに乗っかった所もあったと思う。

あと地味に『オンゲキ』にいたりもする。

また、トレーディングカードゲーム『Z/X』公式アイドルユニットである『SHiFT』でミーリィ役を務めており、声優ユニット『SHiFT』としても活動していた。

あと、ニコ生番組で『和泉風花の番組って、こんなふうか?』が翌2020年まで行われており、声優キャリア序盤の段階から結構喋りとかの機会は多かったほうと言える。

 

2020年は『おりがみにんじゃ コーヤン@きんてれ』でコーヤン役を演じている。

そういやキッズラインってこんなオリアニ作ってたんだっけ。

ソシャゲでは『モンスト』とか『パワプロ』に出演していたりしており、結構大きな所のメインじゃないにしろ出演は取れていた。

 

2021年はこちらもアニメにおいてはモブ役が数本という感じ。

生放送としては現在も続く『和泉風花の「あつまれ!いずみんち」』がスタート。

ゲームでは日本一ソフトウェアの 『魔界戦記ディスガイア6』に虹野ぴより役として出演。

 

2022年、8月末でここまで所属していたヴィムスを退所。

10月からアミューズに所属した。ここがまぁ転機と言える。

ここまで和泉はゲームとか、ラジオ・生放送と活躍は間違いなくしていたのだが、あくまでもそういう所という感じではあり、アニメでのメインは一応『おりがみにんじゃ コーヤン@きんてれ』がそうっちゃそうだが、30分アニメでもないし、そもそもサブと言えるようなキャラもアニメではほぼないと言えた訳で。

あ、この年から『いずみふアンちゃんの元気が出る生放送!』が開始。

 

2023年もここまでの流れとそこまで大差はない流れではあったが、少し増えた感じはある。

例えば『Re:ステージ!プリズムステップ』で新キャラ旭日向を演じることが決定。デビュー当初アニメにモブで出たり、オンゲキコラボで出たりしていたリステに本格参戦。

舞台『かげきしょうじょ!! 』で沢田千秋役を演じたりもしていた。

 

…という流れを経て2024年というのを見ると、如何に今年が激動かという話である。

魔法少女にあこがれて』で、柊うてな / マジアベーゼ役を演じた。これが30分アニメとしては初のメインであり、主役である。

アニメ化出来るのか!?と言われたレベルのギリギリの作品において、主役として色々な顔を見せるうてなを見事に演じ切った。本当に文字通り演じ切った。クール内においても話題を呼ぶ作品への出演で、一気に知名度を上げることに成功した。

『HIGHSPEED Étoile』では、輪堂凛とこちらも主役を演じた。スーパーフォーミュラ監修という謎のモタスポアニメであり、スーパーフォーミュラやってる鈴鹿サーキットに和泉が来るという、謎の事態が起きたりもした。当人の演技は良かったが、やっぱりモタスポ架空系統は突っ込みどころ満載になってしまうので、アニメとしてはアレではあった。頑張ろうとしていたが、やはりアニメでモタスポ関連を描くのは勉強が必要過ぎる。

今期は超絶人工的に人気を作り出している『しかのこのこのここしたんたん』に馬車芽めめ役として出演。超絶人工的とは言え、作品の引きは良いか。

もう一つ『魔導具師ダリヤはうつむかない』でもルチア・ファーノ役を演じており、中々の頻度でメインを演じるように。

 

ゲームの方では、『ウマ娘 プリティーダービー』でブエナビスタ役を演じることが決定。

所謂ボツウマ娘の一人であるブエナビスタが満を持しての実装。そのタイミングでCVに抜擢である。

 

2024年、一気に本当に来たという言い方が正しいであろう和泉。

こんな一年で状況が変わり過ぎる声優、中々いないというか、意外とここまで和泉の存在は知っていたのに、こんなに実績なかったっけ?という感じも同時にしたりもする。

急上昇声優というのは、得てして本当の新人ってのも多いのだが、ある程度実績を積んだ上での急上昇声優という感じがあるのが和泉。

この勢いのまま、ポジションを確保し、安定した活躍を続けられるか。現在注目の声優の一人だろう。

 

評価

ということで、ここからは評価パートをやっていく。

とは言え、やっぱりまだ見れるのが多くはないので、いつもよりは評価はざっくりさせてもらおう。(細かく言って後々完全な見当違いになるのも嫌だし)

 

和泉の演技という所に関しては、結構ストレートと変化球の両方を備えている感じがある声優ではないだろうか。

 

所謂主人公系の声と、そういう系ではない、脱力系と言うか、そういう系統の声みたいなモノを大まかに言うと持っていて、そのどちらの演技のクオリティも高い水準にある感じがあるんじゃないかなと。

 

こういうのは声の引き出しで言うべきなのだが、ここで取り上げたのは発声の種類が違うレベルにあるかもしれないと思ったから。

滑舌とか発声の話を演技の話をする時は取り上げるのだが、この感じがこの2つで結構違う。

そりゃこんなに声の系統が違うからそりゃそうなのだが、色々な出し方を持っていて、それによって色々なキャラにマッチ出来る演技方法となっている…みたいな感じ。

ストレートに主人公系をする時は、本当に発声や演技の仕方もめちゃくちゃ真っ直ぐ!って感じの演技、喜怒哀楽を表現できている。まぁストレートは出来て欲しいと言えばそうなのだが、クセが変にない感じが、この場合はするというか。「お!主人公!」って感じがする演技をする。

 

一方で、脱力系というか、そういう変化球な演技をする時は、息遣いや声の感じの緩急とかで、前述のストレートとは違う表現で演技をしてくる感じがある。

柊うてなとかはもちろんこっちの部類な訳だが、陰キャとしてのどもり方とか、そういうクオリティが高かったり、叫び慣れてないから喉が閉まってる感じがしたりする一方で、サディスティックな所での緩急とか、そういう所もあったりして、非常に和泉の能力の高さを示したというか、あのキャラが求められることが多かったのを、上手く演じることが出来た事が、作品としてのクオリティも上がり、和泉の演技が評価された部分ではないだろうか。

 

声質の系統が、ストレートとマットがあるみたいな印象。

マットってなんだよって感じだけど、なんかちょっと低い部分があるというかね、そういう感じの声でも行けるみたいな感じは、今後の役柄も広げてくれそう。

演技の感じとしても自然感も纏える感じがある。もちろん声優的演技としてのところもあるのだが、日常会話とかにおいて、カッチリしていない所はカッチリしていないみたいな感じの演技も出来てそう。

こう書いていると、なんで今年までまともなメインなかったんだって感じはするが、実際の所それなりに活動してきていたし、そういえばメインなかったか…って感じではあったので、元々から素養はあったんだと思う。

 

まだ役柄が多い訳では無いが、前述の通り結構声の場所みたいな所は、変えられる所においては特徴的な所もあると思う。

引き出しに関してもこれからもっと開けられても余力あるんじゃない?という演技はしてくれていると思う。そういう役柄を引いていけるかが勝負でもあるけども。

少なくとも『魔法少女にあこがれて』においての働きを考えれば、まぁないことはないと思うし…ああいうのが出来るならね。

 

歌に関しては、SHiFT、オンゲキ等含めて結構歌唱しており、キャラソン能力は結構高い部類な気がする。

ちゃんとキャラで歌えている印象が強い。このあたりちゃんとキャラで歌えるってのは声優としては本当に強みになり得る。今後の楽曲にも注目はしておきたいが、悪いことはなさそう。

 

喋りに関しては、こちらも特に問題ないだろう。

経歴で示した通り、キャリア序盤の段階からラジオや生放送の仕事をこなしており、ソロ喋るという機会が多かったりもする。

現在においてもラジオでパーソナリティとしてゲストを迎える方式のモノを行っていたりもするし、このあたりのラジオ・生放送性能に関しても特に言う事はないのかなと。

突出しているとかそういうことはないと思うけど、平均的かそれ以上はやれるかなと。

昔和太鼓やってた印象がなんか強いんだけど、アレはマジで何の時にやったんだっけ…(幼少期和太鼓やってたらしいんだけど)

 

和泉風花は、当初からある程度コンテンツやゲームで活躍を続けていたし、ラジオ・生放送で名前を見る機会も少なくなかったのだが、ことメイン役という所には中々すぐに恵まれるという感じではなかった。

その中でしっかりと下積みとも呼べる期間を過ごした上で、今年アニメメイン役を獲得し、その演技が非常に評価されている。

またメイン役が一気に続いている感じがあり、今年がブレイクイヤーともなりそうな感じ。技量に関しても、十分なものがあり、特に演じられる傾向が違うものをしっかりと網羅できている演技力と引き出しという所が強い。

歌唱系統でも経験を積んでいるので、ウマ娘のライブとかもそこまで心配しなくていいだろうし、今後も継続して活躍できる素養はあると思う。後は結果がついてくるか。

いや~、しかし今年急に和泉が来るとは思わなかった。アミューズって偉大なのかもしれない。もちろん和泉が演技の結果でしっかりと示しているからこそなのだが。

今後の活躍も期待したい。

 

以上。