声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.42 遠野ひかる

おにじと申します。

 

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遠野ひかる

 

オーディション・養成所・事務所遍歴

響 新人声優発掘プロジェクト

 

生年月日 :  1996年3月5日

デビュー : 2018年

出身:東京都

 

査定

演技力:C

演技幅:D

歌唱力:C

キャラソン力:C

トーク力:C

実績:D

過激派的将来性:D

序文

ブシロード系統声優というのは、確かにブシロード作品においての出演を回す所があり、声優一本で食っていく中での安定性という所に関しては、褒めるべきポイントというのはあるとは思う。

ただ、生放送やライブの頻度などを考えると、その負担というのは通常の声優よりも大きな物となっているように見えるのも事実であり、このようなことを行っていることもあるのか、ことブシロード系統声優というのはブシロードという箱庭以外での活躍というのが見れないことがほとんどであるというのも現実として存在する。(いやいるにはいるけどね、三森とか、寺川とか、伊藤彩とか)

様々な課題というのを感じる中で、現在最もブシロードという箱庭から抜け出して活躍できそうな比較的若手声優という所では、遠野ひかるという声優をあげるのが良さそうな感じがある。

ブシロード系統声優としては、意外と地道な下積みをしている珍しい経歴とも言える存在であるのだが、その積み上げというのが少しずつ評価されてきており、活躍の場を広げていける可能性というのが出てきている印象がある。

これでいて、意外と主要ブシロードタイトルに名前がなかったりもするという本当にポジションが結構変わった存在であり、いわゆる一般アニメ系統に少しずつ手を伸ばせてきているという、ブシロードという母体を考えると特異的な存在と言っても過言ではない遠野。

ブシロードらしさがないブシロード系声優というのを紹介しておく。これは最大限の褒め言葉である。

 

 

経歴

声の仕事というのを意識したのは、小学生時代の音読を父親に褒められたことだったという。「アナウンサーになったらいいんじゃないか?」と言われたらしく、声を使った仕事があるんだなということを認識したと。

そこから声優というものに完全にシフトしたのが高校生の時。多数のアニメ作品に触れていく中で、声優になることを固く決意する。

それからありとあらゆるオーディションを受けて声優を目指すのだが、全く受からなかったようである。7年くらい受けて落ちての繰り返しをしたが、それでも声優になるという決意が揺らぐことはなく、2017年の『響 新人声優発掘プロジェクト』で合格し、晴れて声優となった。

 

2018年より表立った活動がスタートしており、アニメでは『となりの吸血鬼さん』などを始めとして、モブやサブキャラなどを演じている。

ゲームの方では『トリプルモンスターズ』メリュジーナ・マーリン、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-』夢大路栞などで出演しており、結構最初から作品自体には出ている。

 

2019年、『バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜』セレナ役でアニメ初メイン役を獲得。完全にブシロード案件だが、早くもメインを獲得出来た。

5分アニメの『耐え子の日常』で姉崎ちゃん役もメインで獲得。まぁこれもブシロード枠だけど。

BanG Dream!』や、『カードファイト!! ヴァンガード』でもサブキャラやモブキャラを担当しており、やはりブシロード感が強い並びとはなっているが、『からかい上手の高木さん』ミサエ役とか、それ以外も出てはいた。

あとアニメとかゲームという感じではないが、『Reバース』がこの年くらいからスタートのはず。遠野は愛染京を演じている。

 

2020年、『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!』でほわん役を演じた。こちらでもメインを獲得した形となり、言うて結構人気サンリオコンテンツであるSHOW BY ROCK!!の派生シリーズのメインを務めることとなった。これで知ったという人も結構いそう。

この年くらいから『アサルトリリィプロジェクト』がスタート。遠野は王雨嘉を演じており、この年がアニメである『アサルトリリィ BOUQUET』の年。

ソシャゲでは『アズールレーンニュルンベルクとかがこの年から。

この辺りからちょっとずつブシロード枠はありながらも他のアニメなどへの出演が増えてくる感じはする。

 

2021年、『ウマ娘 プリティーダービー Season2』にて初登場したマチカネタンホイザ役を演じた。ウマ娘はこのアニメ第二期で爆発的に人気に至る訳だが、この波にマチカネタンホイザも乗る形となり、同年にソシャゲも登場し、特徴的な喋り方のマチカネタンホイザも人気を更に獲得。まぁここで遠野を知った人というのが一番今は多そう。

カードファイト!! ヴァンガード overDress』瀬戸トマリなどでメイン役を演じている。

 

2022年は『転生賢者の異世界ライフ 〜第二の職業を得て、世界最強になりました〜』スラ役でメイン役を獲得。あとは『くノ一ツバキの胸の内』スズラン役とかで出演。

ゲームでは『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』にて本若春陽を演じており、リメイク作品である『聖剣伝説 ECHOES of MANA』キルテ役を演じている。

 

昨年である2023年はは『ウマ娘 プリティーダービー Season3』にて継続してマチカネタンホイザ役で出演する他、『はめつのおうこく』ユキ役でメインを獲得。

ゲームでは『対魔忍GOGO!』田中稲、『クライマキナ/CRYMACHINA』エノアなどを演じている。

 

今年は『ワンルーム、日当たり普通、天使つき。』とわ役を演じ、今期は『負けヒロインが多すぎる!』八奈見杏菜を演じている。

 

活躍作品の幅というのを一定広げられている印象であり、メイン以外での出演も割と多めで、経験値という所も積めている感じがある。

近年のブシロード声優として最も声優としての道を正常に歩むことが出来ている声優という言い方もできると思う。

これからの活躍に純粋に期待できる声優となっている。

 

 

評価

ということで、ここからは評価パートをやっていくぞと。

 

遠野の演技は、割と万能感があるというか、出演作がめちゃくちゃ多いわけではないのだが、結構色々な役柄に対してちゃんと合わせることができるような感じがする。

まぁ世の中において、どうしてもマチカネタンホイザの演技というのが最初に想像されるとは思うのだが、まぁああいう演技ができるというのも凄い所はある。

デビュー当初に関しては、少し滑舌の方向性に若干の不安を感じる部分もあったような気がするのだが、現在においてはこちらが結構改善されていると感じることができる。

できるのだが、その上で滑舌の加減を一定コントロール出来ている部分もあるぞっていうのを一番示しているのはマチカネタンホイザの演技という言い方もできるんじゃないかと思う。

あの絶妙な滑舌を生み出しに言っているというのは、評価に値すると思うんだよな。ああいうのってできるんだねって思う。

こういうほわほわ系統の演技というのは、『ましゅまいれっしゅ』のほわんとかでも感じられた所ではあるのだが、こういう系統の演技に関して、ちゃんと演技として破綻しない上でキャラの雰囲気をしっかりと投影出来ているというのは良い所なんじゃないかなと感じる。

こういうのをやっていると他のキャラの演技はどうなのか?とかなるのだが、普通のキャラクターみたいなのも演じることができる。引っ込み思案的な感じとかに傾向を変えてくる王雨嘉とか、なんというかキャラへのアジャストが声からではなく演技自体からしっかりと変わってくる感じがあるのが、演技面として評価したい部分。

 

演技幅という所だが、まぁある程度はありそうには見えるのだが、本当にあるのかどうか?という所はちょい微妙ではあるんだよな…って感じ。

なくはない気がするのが、やはり声質系統がかなり特徴的であることもあり、どうしてもそっちに引っ張られる印象はある。

主要な役だけで言うと、本当に遠野は遠野という感じは正直否めない部分もある。

というか、どうしてもマチカネタンホイザの印象が強すぎるが故に、引っ張られている所はあるようにも感じるだろうか。

ただ、全体的にもう少し広げていくと、一定のキャラアジャストみたいな所は出来ているようにも見えると言えば見える。

どうしてもほわほわ系統の所が強くなるし、そこが多く使われることは明らかな訳で、別に出来ないわけじゃなくて使われないの方向性の部分もあるとは思うのだが、現状普通にあるよみたいな事は言いにくいかなあって。

 

歌唱面に関してだが、出てきた当初から普通に歌えている印象。

結構ちゃんと歌えているタイプ側であり、まぁこういうのもあってましゅまいれっしゅとかに呼ばれたんだろうなとかも思うんだけど。普通に歌わせれば歌声の伸びとか、音程はしっかりと合わせてくるし、上手だなと思わせてくれるくらいの歌唱はしてくる印象。

この上で、キャラソンをキャラの声で歌おうという意識がしっかりとある方向のキャr村歌唱をしてくる。

というかよくマチカネタンホイザで歌えるよなあって。ああいう所でしっかりとキャラソンをキャラソンにしてくれる声優って助かりますからね。

あと査定には関係ないのだが、やたらとダンスがキレキレであり、お上手である。ライブパフォーマンスにおいて結構印象的という声を見ることが多いと思う。特技ダンスが嘘じゃない系声優である。普通にうめえので。

 

トークなどに関しては、まぁブシロードって出てきた瞬間から割とブシロード内で喋らせるので(HiBiKi Styleとか)当たり前のように喋れると思う。

まぁこの感じで意外とラジオ出演機会とかは凄く多い感じじゃないの意外ではある。(カドラジとかはあるし、ましゅラジ、Reバースラジオとかあるはあるんだけど)

まぁ夏吉ゆうことやっているいぶりがっ娘とかを見ることは割とあるんだけど、なんというか今しゃべれない声優の方が少ないからトークの所の話するの難しいんだよな。そりゃそうだろ感が出ちゃうから(

 

遠野は、声優になるまでに割とオーディションに落ちまくるという苦労をした上で、ブシロード系声優としてスタートした訳だが、比較的堅実な下積みを行えた感じがあり、これが能力として結構堅実なものを身につけることが出来たのかなと感じる。

アサルトリリィとかにはメイン級でいるはいるのだが、意外とブシロード系主要タイトルでのメインはあんまりないのだが、逆にメインタイトル系統にいなかったことでスケジュールが埋まらなかったのが功を奏したの奏してないのか(言うてアサルトリリィも結構な頻度あるし…w)、ブシロード以外の出演を重ねることに成功し、ちょこちょこではあるのだが、実力を示していけた感じがある。

やはりましゅまいれっしゅの起用というのが良かったのかもしれない。その後ウマ娘に出てそれが跳ねてくれたのもツキは持っていたのかなとも感じる。ただまぁそれ以外での出演というのもしっかり重ねてこれたことによって、他の作品の出演に繋がっている感じもあるし(結局出ないことには続いていかないとも言える所あるとは思うし)ここにきてメイン役が年一はある、それもブシロード系じゃないのも増えているというのはいい傾向なんじゃないかなと。

今最もブシロードという箱庭から抜け出すのに近い女であることは間違いないし、まぁ抜け出して良いだけの能力ではあると思う。

この2つが揃うことってまぁ中々ないので、久々にこの両方が揃ったブシロード系声優を見てみたい気がする。頑張って欲しいところである。

 

以上。